ライン(釣り糸)7種類の特徴をご紹介!
それでは、7種類のラインについてみていきます
今回の見出しでご紹介するライン(釣り糸)を以下の7つについてまとめました!
【ご紹介する7つのライン(釣り糸)まとめ】
- ナイロンライン
- フロロカーボンライン
- PEライン
- エステルライン
- メタルライン
- ステンレスライン
- 銅ライン
以上7つのラインについてまとめています。
一般的に使用されるラインから珍しいラインまでご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
まずは「ナイロンライン」からご紹介です。
ライン(釣り糸)①種類目:ナイロンラインの特徴とは?
ライン(釣り糸)①種類目として「ナイロンライン」の特徴をご紹介です。
ナイロンラインは最も一般的なラインで「汎用性が高い」ことが特徴となります。
さまざまな釣りで活躍するので、道糸として使用されていたり、リーダーとして使用されることもありますよ。
名前の通りナイロン素材でできているので「しなやかで軟らかい」「伸縮性がある」ことも特徴のひとつです。
しなやかで柔らかいので、スープル(リールの糸を巻く部分)に結んだ時の馴染みが良く「ライントラブル」が少なくなります。
また、伸縮性があるので魚が暴れた時に、クッションの役割を果たしてくれるので「ラインブレイク」「魚を逃す(バラす)」回数が少ないんです。
他の素材と比べて価格が安いことも魅力的で、釣り初心者さんの入門におすすめしたいラインでもあります!
以下にナイロンラインの「メリット」「デメリット」をまとめたので、チェックしてみましょう!
【ナイロンラインのメリット】
- 価格が安価なこと
- しなやかで柔らかいので、初心者でもトラブルが少ないこと
- 比重が軽く、伸びがあるので魚がバレにくいこと
- 空気抵抗が少ないので、ルアーがよく飛ぶこと
【ナイロンラインのデメリット】
- 劣化が早いこと(水を吸収しやすい・紫外線でダメージを受ける)
- 伸びがあるのでアワセが決まりにくい
- 摩擦など熱に弱いこと
メリットとデメリットそれぞれチェックできましたか?
あなたがライン(釣り糸)を選ぶときの参考にしてみてください!
ライン(釣り糸)②種類目:フロロカーボンラインの特徴とは?
ライン(釣り糸)②種類目として「フロロカーボンライン」の特徴をご紹介です。
フロロカーボンラインは、ポリフッ化ビニリデンを素材として作られています。
劣化しにくく長持ちするので、長期的にみたらお財布に優しいライン(釣り糸)です。
フロロカーボンラインは、比重が高いので水に沈みやすいことが特徴的です。
水に沈みやすい特性を生かして、道糸(メインライン)やハリス(リーダー)など、さまざまなシーンで活躍してくれます!
たとえば、一般的なライトゲームやバス釣りにおいて、ハリスなしの道糸(メインライン)として使われていたり。
擦れや摩擦熱に強いので、道糸(メインライン)と仕掛けやルアーを結ぶハリス(リーダー)として使われたりもします。
根ズレなどスレてしまった場合も安心して釣りを楽しむことができますよ。
いろいろなシーンで活躍することがフロロカーボンラインの魅力といえますね。
ほかにも、フロロカーボンラインの特徴として「硬く伸縮性が少ないので感度が高い」ことがあると思います。
魚が餌や仕掛けに食いついた時の反応が、フロロカーボンラインを通して手元に伝わることは釣りの醍醐味です。
この感覚を1度味わってしまったら、あなたは釣りの魅力にどっぷりとハマること間違いなし。
以下にフロロカーボンラインの「メリット」「デメリット」をまとめたので、チェックしてみましょう!
【フロロカーボンラインのメリット】
- 耐摩耗性が高いこと
- 硬いので感度が高いこと
- ライン自体が重たいので、水流や風の影響を受けづらいこと
【フロロカーボンラインのデメリット】
- 価格が高いこと(ナイロンラインに比べて)
- 糸癖がつきやすくトラブルが起きやすい(硬い素材なので)
メリットとデメリットそれぞれチェックできましたか?
あなたがライン(釣り糸)を選ぶときの参考にしてみてください!
ライン(釣り糸)③種類目:PEラインの特徴とは?
ライン(釣り糸)③種類目として「PEライン」の特徴をご紹介です。
PEラインとは、ポリエチレン(Polyethylene)を原料に極細の糸を編んで作られるラインのことを言います。
名前にも入っているのでわかりやすいですね!
一般的には4本〜8本のポリエチレン(Polyethylene)で編まれている製品がほとんど。
編んでいるポリエチレン(Polyethylene)の数が多いほど価格が高くなるので、あなた自身が購入する際の参考にしてみてください。
実際にPEラインを購入する際、ナイロンラインやフロロカーボンラインに比べると高価なラインなので、躊躇してしまうかもしれません。
ですが、吸水性が少ないので劣化しにくいこと、巻きグセがつきにくいこともあり、長い期間使用することが可能です。
長い目で見たら、お財布に優しいラインと言えますね。
それでは、PEラインの特徴についてまとめていきます。
PEラインは細かい繊維の糸を編み込んで作られていました。
細かく繊維を編み込んで作られているので「感度が非常に高い」「直線強力が強い(魚の負荷に耐えられる)」ラインになります。
ナイロンラインやフロロカーボンラインに比べても感度が高いので、手元に魚のあたりがダイレクトに伝わりますよ!
また、直線強力が強いので伸びにくいPEラインは、道糸(メインライン)として使われることが多いです。
ナイロンラインやフロロカーボンラインと同じ強度で釣りをしたい場合、PEラインは細いラインを使用することができます。
細いラインを使うことができるので、飛距離や感度などを重要視する「ルアー釣り」「投げ釣り」「船釣り」の道糸として使われます。
魚に引っ張られてもキレにくいので、安心して使用できるのですが..。
注意してもらいたいことが1点あり「熱や傷に弱いこと」が挙げられます。
この「熱や傷に弱いこと」という問題点を補うために「リーダーやハリス」を使うと◎です。
メインラインに「PEライン」を使用して、リーダーやハリスとして「ナイロンライン」「フロロカーボンライン」を接続するのがいいでしょう。
以下にPEラインの「メリット」「デメリット」をまとめたので、チェックしてみましょう!
【PEラインのメリット】
- 伸びがないので感度が良いこと
- 軽いので圧倒的な飛距離を出せること
- 強度が強いこと(同じ太さのナイロンライン・フロロカーボンラインと比べて)
【PEラインのデメリット】
- 価格が高いこと
- 軽いので、水流や風の影響を受けやすいこと
- 結束強度が低いこと
- リーダーやハリスを結ぶのが面倒なこと
メリットとデメリットそれぞれチェックできましたか?
あなたがライン(釣り糸)を選ぶときの参考にしてみてください!
ライン(釣り糸)④種類目:エステルラインの特徴とは?
ライン(釣り糸)④種類目として「エステルライン」の特徴をご紹介です。
名前の由来は、PEライン同様に「Polyester」からきています。
エステルラインは「感度が高い」ことが最大の特徴だと思います。
さらに、先ほど紹介したPEラインよりも比重が高いので「風に強い」ことも嬉しいポイントです。
懸念点として、釣り糸自体の張りが強いので「ラインブレイク(ラインが切れてしまうトラブル)」が多いことがあると思います。
ラインブレイクを避けるためにも「リーダー」や「ハリス」を結束して使用すると◎。
おすすめのリーダーやハリスとして「フロロカーボンライン」「ナイロンライン」のクッション性に長けているラインがおすすめです。
「メバリング」「アジング」「エリアトラウト」といった釣り方でエステルラインを使用している釣り人が増えてきています。
やはり「飛距離が出る」「感度が良い」ことが魅力的なのでしょう。
最近では各釣具メーカーから発売されることが増えてきているので、あなた自身にあっているエステルラインを見つけてみてください!
以下にエステルライン「メリット」「デメリット」をまとめたので、チェックしてみましょう!
【エステルラインのメリット】
- 比重が軽いので、ナイロンライン、フロロカーボンラインよりも飛距離が出せること
- 伸びがないので感度が良いこと
- 比重が高いので水のなじみが良いこと
【エステルラインのデメリット】
- キレやすい(ラインブレイク)こと
- ライントラブルが多い(バックラッシュ)こと
- 慣れるまで扱いが難しいこと
- リーダーやハリスが必須になること
メリットとデメリットそれぞれチェックできましたか?
あなたがライン(釣り糸)を選ぶときの参考にしてみてください!
ライン(釣り糸)⑤種類目:メタルラインの特徴とは?
ライン(釣り糸)⑤種類目として「メタルライン」の特徴をご紹介です。
もしあなたが、メタルラインと聞いてピンときたのなら、かなり釣りに精通していると思います。
メタルラインとは、形状記憶合金を素材としているラインのことです。
主に「鮎釣り」「川釣り」を楽しむために開発されました。
メタルラインには「フルメタルライン」「複合メタルライン」と呼ばれる、2種類のタイプが存在しています。
フルメタルラインが、金属のみで構成されたメタルラインのことで、水切れが良く比重が高いのが特徴。
川釣りで使用されることが多いです。
複合メタルラインが、金属と繊維を組み合わせたメタルラインのことで、鮎釣り用の主流ラインとなります。
さまざまなメーカーから販売されているので、チェックすると◎。
以下にメタルラインの「メリット」「デメリット」をまとめたので、チェックしてみましょう!
【メタルラインのメリット】
- 強度があるので根ズレに強いこと
- 超高感度を誇ること
【メタルラインのデメリット】
- 価格が高いこと
- 結束がややこしいこと
- 比重が重いので沈みやすいこと
メリットとデメリットそれぞれチェックできましたか?
あなたがライン(釣り糸)を選ぶときの参考にしてみてください!
ライン(釣り糸)⑥種類目:ステンレスラインの特徴とは?
ライン(釣り糸)⑥種類目として「ステンレスライン」の特徴をご紹介です。
ステンレスラインは、ステンレスを極細のラインをして結束することで作られています。
名前に素材の名前が含まれているのでわかりやすいですね。
ステンレスラインは、主に石鯛やクエを狙う「底釣り」で活躍します。
底釣りとは、釣り場全体の水深・地形・地質に対応しているラインを使用しないと、すぐにラインがキレてしまいます。
ラインがキレてしまうとせっかく釣った魚を逃すことなり、悔しい思いをすることに..。
ということもあり、一般的には7本~49本撚り(ひねり)が加えられていて、圧倒的な「強度」や「感度」を誇るステンレスラインが使用されています!
以下にステンレスラインの「メリット」「デメリット」をまとめたので、チェックしてみましょう!
【ステンレスラインのメリット】
- 圧倒的な強度を誇ること
- 強度があるので根ズレに強いこと
- 切れにくいこと(ライントラブルしにくい)
【ステンレスラインのデメリット】
- 結束に専用の工具の準備が必要なこと
- 根掛かりしを直すのに苦労すること
メリットとデメリットそれぞれチェックできましたか?
あなたがライン(釣り糸)を選ぶときの参考にしてみてください!
ライン(釣り糸)⑦種類目:銅ラインの特徴とは?
ライン(釣り糸)⑦種類目として「銅ライン」の特徴をご紹介です。
銅ラインとは、銅線で作られたラインのことを言います。
比重が重いので深く沈み、魚のいる水層までルアーを運んでくれますよ。
鋼ラインは、ナイロンラインやフロロカーボンラインよりも魚に切られにくいことが特徴です。
強度があるので、底釣り用の「ハリスワイヤー」として使われることが多くなります。
ハリスワイヤーとは、道糸と釣り針をつなぐ金属製の仕掛けのことで、歯の鋭い魚(タチウオやサワラなど)釣る時に使用します。
ほかにも「環境にやさしい」ことも銅ラインの魅力的なポイントと言えるでしょう。
素材として使われる鋼は、錆びやすいので地球環境にやさしいです。
底釣りをしていて根掛かりなどのトラブルが起こり、海中に沈んだとしても環境に大きな影響を与えません。
以下に銅ラインの「メリット」「デメリット」をまとめたので、チェックしてみましょう!
【銅ラインのメリット】
- 錆びるので環境に優しいこと
- 柔らかいので扱いやすいこと
【銅ラインのデメリット】
- ステンレスに比べ強度が弱いこと
- キレやすいこと(ラインブレイクしやすい)
- 物持ちが悪いこと(錆びてしまうので)
メリットとデメリットそれぞれチェックできましたか?
あなたがライン(釣り糸)を選ぶときの参考にしてみてください!
ライン(釣り糸)の選び方をご紹介!
続いて「ラインの選び方」についてご紹介です。
ラインを選ぶ時には「素材」「ルアー釣りに適している」「ラインの太さや強さ(号数&lb)」の3点を考慮すると◎。
まずは「素材」を考慮したラインの選び方をみていきましょう!
ラインの選び方①:素材から選ぼう!
ラインの選び方①として「素材」を考慮してみましょう。
あなたの「釣り方の特性」や「フィールドの状況」など、状況に最適なライン素材を選ぶことができたら◎。
それでは「ナイロン」「フロロカーボン」「PE(ポリエステル)」といった3つの素材の使い分けをまとめていきます。
釣り初心者さんの入門には「ナイロンライン」「フロロカーボンライン」が扱いやすいくおすすめです。
特に「根掛かり(仕掛けやルアーが水中の障害物に引っ掛かること)が多い釣り」「細いラインを使用するライトゲーム」で活躍してくれます。
PEラインを使用しても問題ないのですが、根掛かりが起こるとリーダーを結び直す手間が必要です。
根掛かりするたびに、リーダーを結び直していたら釣りを楽しむ時間がどんどん少なくなってしまいますね。
ナイロンラインは「エサ釣り」「ウキ釣り(フカセ釣り)」「投げ釣り」で道糸・メインラインとして使用することが多いです。
特に、障害物が多く根掛かりが起こりそうな「テトラポット」「岩場」での「投げ釣り」では大活躍します。
フロロカーボンラインは道糸としても使われますが、「リーダーショック」「ハリス」として使用される頻度が多いです。
イカダの上で楽しむ「かかり釣り」を行う場合に、フロロカーボンラインを「リーダーショック」「ハリス」としてよく使用しますね。
PEラインを使用して釣りを始める方も大勢いらっしゃいます。
PEラインを使用する際の注意点として、必ず「リーダーショック」「ハリス」を使用するようにしてください。
PEラインが、障害物に擦れた時にキレることを避けられますよ。
ショックリーダーやハリスの結束に慣れるまで、少し手間はかかりますが、何回か釣り場に行けば必ず習得することが可能です。
PEラインの特性として「伸びが少ない」「強度が強い」ことがありました。
そんなPEラインは「ルアーの飛距離」「魚のあたりを感じる」ことが重要となる「ショアジギング」「エギング」で大活躍です。
PEラインを使用するときは、ナイロンライン、フロロカーボンラインと比べて細い号数(太さ)のものを扱ってOK。
細いラインを使用できるので「飛距離」や「操作性」においてもメリットが多くなることも魅力のひとつだと思います。
PEラインはナイロンラインやフロロカーボンラインに比べると高価なものが多いです。
釣り始めたての頃は、高価なPEラインに手を出すことが難しいと思います。
ですが1度購入すると長い期間使用することが可能です!
長い目で見るとお財布にやさしいラインと言えるかもしれませんね。
主なラインの特徴を以下にまとめています。
「ナイロンライン」「フロロカーボンライン」「PEライン」「エステルライン」それぞれの特徴をおさえて、ライン選びの参考にしみてくださいね。
【表|ナイロンライン・フロロカーボンライン・PEライン・エステルラインの特徴】
比重(水:1) | 伸び | 感度 | 摩擦強度 | デメリット | |
PEライン | 0.97 | 伸びない:× | 感度高い:◎ | 弱い:× | 価格が高い |
フロロカーボンライン | 1.78 | やや伸びる:△ | やや感度高い:⚪︎ | 強い:◎ | 糸グセがつきやすい |
ナイロンライン | 1.14 | 伸びる:◎ | 感度が低い:△ | 普通:△ | 劣化しやすい |
エステルライン | 1.38 | 伸びない:× | 感度が高い:◎ | 弱い:× | 扱うのに慣れが必要 |
ラインの選び方②:ルアー釣りに使用するラインはどうやって選ぶ?
lb(ポンド)・対象魚ごとのタックル図(仕掛け図)を参考にすると◎
続いては「ルアー釣りに使用するラインの選び方」についてご紹介していきます。
ルアー釣り用のラインの特徴として「号数」ではなく「lb(ポンド)」という表記で表すことが多くなります。
重さを表す「lb(ポンド)」は引っ張り強度のことで、ライン素材そのものの強さを表す単位です。
それでは「号数」と「lb(ポンド)」の関係をみていきます。
ナイロンラインやフロロカーボンラインの場合「1号=4lb(ポンド)」「2号=8lb(ポンド)」「3号=12lb(ポンド)」と対応しています。
「号数」や「lb(ポンド)」などが大きいとラインは太くなり、強度が上がると覚えておくと◎。
強度が上がるのでラインブレイク(ラインがキレる)心配は少なくなりますが、魚に違和感を感じられやすく見切られることが懸念点。
細い「号数」や「lb(ポンド)」の小さい細いラインを使用すると、魚の食いつきが良くなりますが、ラインブレイク(ラインがキレる)の心配が高まります。
ラインを選ぶ際には「対象魚」「釣り方」「仕掛け(オモリ)」「ルアー」である程度の目安を立てることも可能ですが..。
釣りの経験や知識を積むまでは、目安を立てることが難しいと思います。
はじめのうちは対象魚(ターゲット)ごとのタックル図(仕掛け図)を参考にラインを選ぶことがおすすめです。
あなたの使用するタックルに適しているラインを選ぶことができますよ!
「対象魚(ターゲット)ごとのタックル図(仕掛け図)」の具体例を以下にまとめたので、ラインを選ぶ時の参考にしてみてください。
【対象魚(ターゲット)ごとのタックル図(仕掛け図)】
- エギング(アオリイカを狙う)用タックル:道糸=0.8号付近のPEライン、リーダー2号〜3号フロロカーボンライン
- フカセ釣り(チヌを狙う)用タックル:道糸=1.5号〜2号のナイロンライン、ハリス=1号〜1.5号のフロロカーボンライン
- 管理釣り場(トラウト)用タックル:道糸=2.5号〜3号のナイロンライン、リーダーなし
以上の対象魚(ターゲット)ごとのタックル図(仕掛け図)をベースに選ぶラインを調整しましょう。
たとえば、根掛かりの心配がある釣り場(障害物や岩が多い場所)ならばラインを太くすると◎。
反対に、障害物が少なくオープンな釣り場なら、ラインを細くしてみてもいいですね。
ルアーや仕掛けの「操作性」や「飛距離」を重要視する際も、ラインが細い方が有利となります。
ラインの選び方③:ライン太さ(号数、lb)で選ぼう
ラインの選び方③として「ライン太さ(号数、lb)」をご紹介です。
ラインの太さや強度を表す「号数」「lb(ポンド)」の知識を身につけることで、あなたに最適なラインを見つけてくださいね。
ラインの使い分けと同じくらい重要なポイントなので、要チェックです。
「ラインを太くすると魚に見切られる」「ラインを細くすると魚が掛かっても切れてしまう」ことは、釣り人最大のテーマだと思います。
もちろん、太いラインでも釣果をあげたり、細いラインで大物を釣り上げることも腕次第では可能ですが..。
釣りをはじめたばかりの初心者さんにはなかなか難しいと思います。
まずはあなたの状況に最適なラインのラインの太さと強度を見つけていきましょう。
たとえば「ラインブレイクが起こらず安心できる」「扱いやすくいので心地よく釣りができる」ラインの太さと強度が見るかると◎。
以下に「ラインの太さと強度」を表を作成したので、ライン選びの参考にしてみてくださいね。
【ラインの太さと強度】
号数 | lb(ポンド) | 強度(Kg) | 標準直径(mm) |
0.8号 | 3lb | 1.4kg | 0.15mm |
1号 | 4lb | 1.8kg | 0.17mm |
1.5号 | 6lb | 2.7kg | 0.21mm |
2号 | 8lb | 3.6kg | 0.24mm |
2.5号 | 10lb | 4.5kg | 0.26mm |
3号 | 12lb | 5.4kg | 0.29mm |
3.5号 | 14lb | 6.3kg | 0.31mm |
4号 | 16lb | 7.2kg | 0.33mm |
5号 | 20lb | 9.1kg | 0.37mm |
6号 | 22lb | 10.0kg | 0.41mm |
7号 | 25lb | 11.3kg | 0.44mm |
8号 | 30lb | 13.6kg | 0.47mm |
ラインの号数やlb(ポンド)によって強度や標準直径が変わるので「あなた自身が狙っている魚の大きさ」「釣りをする場所の特性」に必要となるものを見つけ出しましょう。
水中にいる魚は想像している何倍もの力で泳ぐことがあり、小さい魚にラインを切られることも多々あります。
またある程度の強度があるラインの方が不意な「大物」や「障害物」と出会したときに対応することが可能です。
想定外の出来事に対応できるラインを選ぶようにしてみてくださいね。
【細いラインを使用する際の注意点】
続いて「細いラインを使用する際の注意点」をご紹介です。
ルアーフィッシングで細いラインを使用する場合、キャストティング時にラインブレイク(ラインがキレる)ことがあります。
特に、重たいルアーを扱っているときに起こりやすいです。
あなたの使用するセッティングに合わせてベストなラインセレクトができると◎。
【ラインの太さ(号数、lb)からラインを選ぶ時の注意点】
最後に「ラインの太さ(号数、lb)からラインを選ぶ時の注意点」をご紹介です。
ラインの太さをセレクトするときは、まずキレないであろう太さを選ぶと◎。
そこから、あなたの釣りをするさまざまな状況(魚の大きさや障害物の有無など)に合っていて、魚が違和感を感じない細さに調整するといいですよ。
以下に「ラインの太さ(号数、lb)からラインを選ぶ時の注意点」をまとめました。
【ラインの太さ(号数、lb)からラインを選ぶ時の注意点】
- 水圧に対応した強度があること
- 障害物に擦れてもキレない強度があること
- ドラグ機能でラインブレイクを避けることができるか?
- ライン結束部の強度は?
- 使用する釣り竿(ロッド)の硬さに合っているか?
など、さまざまなことが注意点となります。