エギングについてご紹介
エギングとは、エギと呼ばれるイカ専用の擬似餌を用いてアオリイカを狙う釣り方のことを言います。
仕掛けがライン、ショックリーダー、スナップ、そしてエギ(餌木)とシンプルでお手軽に始められるので、アオリイカ釣り入門におすすすめですよ。
イカ専用の擬似餌であるエギに「シャクリ」と「フォール」の動きを加えて、アオリイカをどんどん誘っていくことがエギングの醍醐味だと思います。
アオリイカがエギに抱きついてきた時の「アタリ」の快感はたまらなく楽しいですよ。
下記に「エギングのタックル」をまとめたので、まずは準備するべきアイテムを把握することから始めましょう。
【エギングのタックル】
エギングロッド:7ft〜9ft、MLクラス〜Mクラス
リール:スピニングリール2500番〜3000番
ライン:PEライン0.6号〜0.8号を150m以上使用
ショックリーダー:フロロカーボンライン2号〜3号(8lb〜12lb)を1m〜1.5m使用する
ルアー:エギ(餌木)2号〜4.5号
※電車結びor ノーネームノットを使用してメインラインとショックリーダーを結びましょう。
エギングのワンポイントアドバイス|身近な堤防からお手軽に始めよう
エギングは身近な堤防からでも始められる、アオリイカ釣り入門にピッタリな釣り方です。
これからエギングを始める人に知って置いてもらいたいポイントをまとめていきますよ!
まずは、釣期について解説です。
釣期とは釣りを行いやすい季節や期間のことで、初心者さんがアオリイカ釣りにデビューするベストタイミングだと思います。
エギングの釣期は「大型狙いの春」「小型な新子(アオリイカの幼魚のこと)狙いの秋」の2つ分けることができるんです。
大型のアオリイカは4月下旬から6月上旬が狙い目なので、ぜひ釣り場に足を運んでみてくださいね。
新子と呼ばれるアオリイカの幼魚(200g~400g程度のサイズ)を狙う際は、8月後半から9月にかけて釣果を期待することができますよ!
あなたが「大型のアオリイカを釣りたい!」と考えているなら3.5号~4号(20g〜25g)程度のエギ(餌木)を、「可愛いサイズ感の新子を狙いたい!」なら2.5号~3号(10g〜15gの小さいエギ/餌木)を選ぶのがおすすめです。
エギを海に投げたら(キャストしたら)必ずボトム(水底)に着底することから始めましょう。
エギが着底してから「シャクリ」といったアクションを開始することが、釣果を伸ばす大きなポイントです。
また、エギにアクションばかり加えていたら、アオリイカがエギに食いつくタイミングがありません。
エギを動かさずフォールさせるタイミングをアクション中に混ぜることで、アオリイカがエギに抱き付く間を与えてあげましょう!
上記のコツはアオリイカを釣る際にとっても大事なので、釣り知識として押さえておいてくださいね。
エギングガイド|釣季、釣り場(エリア)、ルアーについて
エギングガイドとして釣季、釣り場(エリア)、使用するルアー(疑似餌)についてまとめました。
【エギングガイド】
釣期:春(4月下旬から6月上旬)・秋〜冬(9月頃から12月頃まで)
釣り場(エリア):堤防、砂浜、磯、沖
使用するルアー(疑似餌):エギ(餌木)
※釣期→釣りを行いやすい季節や期間のこと
エギングに関連する結び方一覧
エギングに関連する結び方を下記に一覧でまとめました。
結び方を把握しておくと、エギングを始める前の準備をスムーズに行うことが出来ると思います。
これからエギングを始める人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【エギングに関連する結び方一覧】
ユニノット:ヨリモドシやフックのアイを連結する結び方
クリンチノット:ヨリモドシやフックのアイを連結する結び方
ハングマンズノット:ヨリモドシやフックのアイを連結する結び方
電車結び:糸と糸を連結する結び方(ショックリーダーとメインラインなど)
※ヨリモドシ→仕掛けに使用する釣り糸のねじれや絡みを防ぐために使用する金具
※フックのアイ→釣り針(フック)の根元部分にある、釣り糸(ライン)を結ぶための部分
おすすめのエギをご紹介
おすすめのエギ:エギ王K(ヤマリア)
エギ王K(ヤマリア)は、水中で安定したフォールを実現するエギです。
多くの釣り人から「抜群の安定感を誇る!」と定評があります。
安定感の高さから、イカの活性が低い時などタフコンディションに対応することが可能です。
アオリイカ釣りで釣果を伸ばしたい人は、ぜひ釣りをするシーズンに合わせた「エギのサイズ」「状況に最適なカラー」を選択するようにしてみてください。
たとえば秋の新子(子イカ)を狙うシーズンなら「2.5号サイズ」「暗めのカラー(青緑、黒系、茶色など)」のエギを選ぶのが◎
春の大型のアオリイカ(親イカ)を狙うシーズンなら「3.5号サイズ」「グリーン系」「ブルー系」「ケイムラカラー」の実績が高いです。
ティップランエギングについてご紹介
ティップランエギングとは、船で行うエギングのことです。
岸から楽しむエギングと違って、エギを投げない(キャストしない)でアオリイカを狙うことが特徴になります。
船をドテラ流し(風や潮に任せて船を流す)にして、海底付近にいるアオリイカを釣り上げましょう!
海底付近にいるアオリイカがエギに触れた時に、釣竿(ロッド)の穂先に出る動きからアタリを察知することが、ティップランエギングの醍醐味です。
ぜひ、小さなアタリをヒントにアオリイカを釣り上げる「ティップランエギング」にチャレンジしてみてください!
下記に「ティップランエギングのタックル」をまとめたので、まずは準備するべきアイテムを把握することから始めましょう。
【ティップランエギングのタックル】
ティップランエギング専用ロッド:6ft程度、MLクラス〜Mクラス
リール:小型スピニングリール2500番〜3000番程度
ライン:PEライン0.6号を200m以上使用
ショックリーダー:フロロカーボンライン1.5号〜3号(6lb〜12lb)を約1.5m使用
ルアー:ティップランエギング専用エギ(餌木)3号〜3.5号(25g〜40g程度)を使用
※状況によってはシンカー(オモリ)も必要
ティップランエギングのワンポイントアドバイス|シャクって誘い!ティップで「繊細なアタリ」を取ろう
これから「ティップランエギングを始めたい!」と考えている人は、底を取りやすい(水底に着きやすい)重さのエギ(餌木)を選ぶようにしてください。
理由は「アオリイカがエギに食い付いてくる水層(タナ)が水底付近なこと」です。
ティップランエギングの基本となるので、ぜひ知識として把握しておきましょう。
またエギを水面付近まで浮かせ過ぎないように注意しておくと、エギが水底を泳いでいる時間が長くなるので◎です。
おすすめしたいエギの重さとして30g~40g(2.5号~3.5号)程度のものを選ぶといいと思います。
ティップランエギングの釣り方は「エギにシャクりを加えてアオリイカを誘う→ステイ(エギを動かさない)でエギを抱かせる間を作る」ことが基本の動作になります。
アオリイカがエギに抱きついた途端、ティップ(穂先)が「クン!」と引っ張られたり、ラインテンションが「フワっ!」と抜けるアタリが醍醐味です。
慣れるまでは難しいですがアオリイカの「繊細なアタリ」をどんどん取っていきましょう!
ティップランエギングガイド|釣季、釣り場(エリア)、ルアーについて
ティップランエギングガイドとして釣季、釣り場(エリア)、使用するルアー(疑似餌)についてまとめました。
【ティップランエギングガイド】
釣期:春(2月〜6月頃)・秋〜冬(9月~12月頃)
釣り場(エリア):沖(船上でおこなうため)
使用するルアー(疑似餌):エギ(餌木)
※釣期→釣りを行いやすい季節や期間のこと
ティップランエギングに関連する結び方一覧
ティップランエギングに関連する結び方を下記に一覧でまとめました。
結び方を把握しておくとティップランエギングを始める前の準備をスムーズに行うことが出来ると思います。
これからティップランエギングを始める人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【ティップランエギングに関連する結び方一覧】
ユニノット:ヨリモドシやフックのアイを連結する結び方
クリンチノット:ヨリモドシやフックのアイを連結する結び方
電車結び:糸と糸を連結する結び方
トリプルサージャンズノット:糸と糸を連結する結び方
※ヨリモドシ→仕掛けに使用する釣り糸のねじれや絡みを防ぐために使用する金具
※フックのアイ→釣り針(フック)の根元部分にある、釣り糸(ライン)を結ぶための部分
おすすめのエギをご紹介
おすすめのエギ:フィッシュリーグ エギリー ダートマックス TR(マルキユー)
フィッシュリーグ エギリー ダートマックス TR(マルキユー)は、ティップラン専用に作られたエギになります。
多くの釣り人が愛用している大人気商品です。
人気の理由は「キレのあるダートアクション」「水中の姿勢が素晴らしい」ことだと思います。
ダートとはエギを左右に大きく揺らすアクションのことを言い、イカを猛烈に惹きつけてくれます。
またイカが抱きやすい水中姿勢をしているので、攻略が困難だった「深場」や「激流エリア」でも大活躍です。
フィッシュリーグ エギリー ダートマックス TR(マルキユー)には、30gと40gのウェイトが販売されているので、水深や潮流に合わせたものを用意しましょう。
釣り場やイカの状態では、シンカー(おもり)を追加することもおすすめです。
ヤエン釣りについてご紹介
ヤエン釣りとは「生きたアジ」を自由に泳がせてアオリイカを狙っていく釣り方になります。
アジにアオリイカが食いついた後に「ヤエン」という掛け針を投入することで、アオリイカを引っ掛けて逃げられなくすることが特徴的です。
エギングやティップランエギングは擬似餌でアオリイカを狙っていましたね。
今回ご紹介するヤエン釣りでは、生きエサをナチュラルに泳がせてアオリイカを狙うので、普段釣れないイカに効果抜群!
かなり大型サイズ(1kg〜2kgを超えることも!)がヒットすることだってありますよ。
下記に「ヤエン釣りのタックル」をまとめたので、まずは準備するべきタックルを把握することから始めましょう。
【ヤエン釣りのタックル】
磯竿:1.5号〜2号(5m前後)
※インターラインロッド(中通しタイプ)がおすすめ→ヤエンをラインに掛けるときにガイドがあると絡まりやすいため。
リール:ヤエン釣り専用リール(リアドラグタイプ)が最適で、ワンタッチレバー操作でドラグをフリーにできるシステムが付いていると◎
※スピニングリール2500番程度でも代用可能。
ライン:ナイロンラインやフロロカーボンライン1.5号〜3号を使用する
ショックリーダー:フロロカーボンライン2号〜3号(8lb〜12lb)を1m〜1.5m使用する
ルアー:エギ(餌木)2号〜4.5号
ヤエン:イカをフッキングさせるためのアイテム
ヤエンストッパー:ヤエンがイカに到達してから逆戻りするのを防ぐアイテム
上記の「ヤエン釣りのタックル」以外にも、生きたアジを入れておく「バケツ」アジを元気に保つ「エアーポンプ」も必要になります。
これからヤエン釣りを始める人は、忘れずに用意してくださいね。
ヤエン釣りのワンポイントアドバイス|キモはヤエン投入のタイミング!
道糸の先端にセットしたアジを自由に泳がせアオリイカを狙らうことがヤエン釣りの特徴でした。
ヤエン釣りを始める人は「アオリイカを釣るにはヤエン投入(掛けバリ)のタイミングが大切だ!」と念頭に入れておきましょう。
ヤエンを投入するタイミングは「アオリイカがアジ(エサ)を十分に食べて安心しているタイミング」で行うことが基本です。
早すぎても、遅すぎてもダメなので、本当に細心の注意が必要になります。
アオリイカがヒットした際に、リールから釣り糸(ライン)が軽く出ていく程度のドラグに調整しておくと◎
アオリイカが安心してアジを食べることができますよね。
その後、釣竿と道糸の角度が30度~45度になった時がアオリイカが安心しているタイミングです。
このタイミングを見計らいヤエン(掛けバリ)を道糸に通して投入して、アオリイカをフッキングしましょう!
ヤエン釣りガイド|釣季、釣り場(エリア)、ルアーについて
ヤエン釣りガイドとして釣季、釣り場(エリア)、使用するルアー(疑似餌)についてまとめました。
【ヤエン釣りガイド】
釣期:春(4月〜6月頃)・秋から冬(9月下旬〜11月)
釣り場(エリア):堤防、磯
使用する餌:アジ(生きエサ)
※釣期→釣りを行いやすい季節や期間のこと
ヤエン釣りに関連する結び方一覧
ヤエン釣りに関連する結び方を下記に一覧でまとめました。
結び方を把握しておくとヤエン釣りを始める前の準備をスムーズに行うことが出来ると思います。
これからヤエン釣りを始める人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【ヤエン釣りに関連する結び方一覧】
フィンガーノット:ハリスとハリを接続する結び方
クリンチノット:ヨリモドシやフックのアイを連結する結び方
外掛け結び:ハリスとハリを接続する結び方
トリプルサージャンズノット:糸と糸を連結する結び方
※ヨリモドシ→仕掛けに使用する釣り糸のねじれや絡みを防ぐために使用する金具
※フックのアイ→釣り針(フック)の根元部分にある、釣り糸(ライン)を結ぶための部分
おすすめのヤエンをご紹介
おすすめのヤエン:アオリヤエン(ヤマシタ)
アオリヤエン(ヤマシタ)はシンプルかつリーズナブルなことが魅力的です。
初心者さんでも手が出しやすいと思います。
4つのサイズ(S、M、L、LL)がラインナップされているので、アオリイカの大きさに合わせてヤエンを選べることも嬉しいですね。
アオリイカのサイズに合っているヤエンを選ぶことが、ヤエンをアオリイカに掛けるためのコツになります。