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まずは「基本のメソッド(釣り方)8種類」を押さえよう!
まずはバス釣りをする上で定番となる「8種類の釣り方メソッド(釣り方)」をご紹介していきます。
バス釣りって、リールハンドルをただ巻くことでルアーを動かす「リーリング」、釣竿(ロッド)全体や竿先を使用してルアーを動かす「ロッドワーク」を活用することで、バスにさまざまなアプローチをしていきます。
下記に「8種類の釣り方メソッド(釣り方)一覧」としてまとめているので、まずはざっくりと全体把握をしてみましょう。
【8種類の釣り方メソッド(釣り方)一覧】
- ほっとけメソッド(ノーシンカーリグを使用したメソッド/釣り方)
- グラビンバズ(ノーシンカーリグを使用したメソッド/釣り方)
- ちょうちん(ノーシンカーリグを使用したメソッド/釣り方)
- ミドスト(ジグヘッドリグを使用したメソッド/釣り方)
- パンチング(テキサスリグを使用したメソッド/釣り方)
- シュンテキ(テキサスリグを使用したメソッド/釣り方)
- ガーグリング(スピナーベイトを使用したメソッド/釣り方)
- スローロール(スピナーベイトを使用したメソッド/釣り方)
上記の「8種類の釣り方メソッド(釣り方)一覧」を読んでみて気になるメソッド(釣り方)はありましたか?
ワームやスピナーベイトなどのルアーって、初心者さんでも効果的なアクションや動きを引き出しやすいことが特徴です。
釣り場(河川、池、管理釣り場)で練習を積み重ねることで、確実に技術を磨くことができると思います。
日々鍛錬してきた、釣りテクニックを屈指してブラックバスを簡単に釣りあげましょう!
ノーシンカーリグを使用したメソッド(釣り方)を3種類解説!
それでは、ノーシンカーリグを使用したメソッド(釣り方)についてご紹介です。
ノーシンカーリグとは重り(シンカー)を使わず、フックとワームだけを組み合わせたシンプルなリグのことを言います。
周りに釣り人が多いハイプレッシャーな釣り場で使用しても有効なので、初心者さんに使いこなしてもらいたいメソッド(釣り方)です。
ノーシンカーリグを使用したメソッド(釣り方)のメリットとして「ワームのナチュラルな動きを引き出しやすいこと」が挙げられます。
ワームのナチュラルな動きを引き出すことで、バスの警戒心を和らげることができるんです。
警戒心の低いブラックバスは、比較的釣りやすいので、釣果を伸ばすことに繋がると言えますね。
【ノーシンカーリグを使用したメソッド(釣り方)におすすめなタックル】
ロッド:スピニングロッド(6.4ft〜6.8ftのULクラスがおすすめ)
リール:スピニングリール2500番(ギア比6.1〜6.4がおすすめ)
ライン:フロロカーボンライン(4lb〜6lbがおすすめ)
上記の「ノーシンカーリグを使用したメソッド(釣り方)におすすめなタックル」を読んでみて、気になるポイントはありましたか?
ノーシンカーリグを使用したメソッド(釣り方)では5g以下のワームを使用することが多く、比較的軽いルアーを丁寧に動かしやすい「穂先が柔らかいULスピニングロッド」がおすすめです。
上記のロッドに、ルアーを投げて(キャストして)から釣り糸(ライン)を素早く巻き取ることができる「スピニングリール2500番(ギア比6.1〜6.4)」を組み合わせた、タックルセッティングが初心者さんでも扱いやすいと思います。
それではリーリング(リールをただ巻くこと)やロッドワーク(ロッドを動かすこと)を屈指して、オフセットフックにセットしたワームにアクションを加えるメソッド(釣り方)「ほっとけメソッド」「グラビンバズ」「ちょうちん」の3つを解説していきます。
※オフセットフックとは、軸の形状が直角に曲がっていることが特徴的な釣り針です。
基本のメソッド①:ほっとけメソッド
ほっとけメソッドとはノーシンカーリグを投げて(キャストして)ボトムに着底させ、そのまま水中で動かさず留めておく釣り方です。
ほっとけメソッド(釣り方)のメリットとして「ノーシンカーリグの不自然な動きを抑えられること」が挙げられます。
不自然な動きを抑えることができるので、警戒心の高いブラックバスに有効な釣り方です。
ブラックバスの活性が低くなる冬シーズンや、釣り人の出入りが多くプレッシャーがかかる人気釣り場などで大活躍してくれますよ!
一方で、ほっとけメソッドにはデメリットも存在します。
水中でノーシンカーリグ動かさず留めておくので、ルアーの動き自体が少なくなってしまうことです。
ルアー自体の動きが少ないので「ブラックバス」にアピールできる範囲が少なく、狭い釣り場でないとブラックバスに気づいてもらえないこともあります。
ブラックバスの活性が高くエサを探して広範囲を動き回る、春シーズンや秋シーズンには不向きなメソッド(釣り方)なんです。
【ほっとけメソッド(釣り方)におすすめのワーム】
- ストレートワーム
- ピンテールワーム
- グラブ系ワーム
基本のメソッド②:グラビンバズ
グラビンバズは、カーリーテールワームやグラブ系ワームを使用したノーシンカーリグでブラックバスを狙うメソッド(釣り方)です。
釣り方はシンプルで、表層レンジを一定の速度でただ巻きするだけになります。
ただ巻きするリーリングスピードは、表層のリグの動きを目で確認しながら調整してください。
水中にノーシンカーリグが沈まない程度にリールバンドルを巻くことができたら◎です。
グラビンバズのメリットは、カーリーテールワームやグラブ系ワームの引き波で、表層付近にいるブラックバスに猛アピールすることができることです。
ブラックバスが表層にいる虫やカエルを捕食する夏場などのタイミングで活躍してくれますよ!
【グラビンバズにおすすめのワーム】
カーリーテールワーム
グラブ系ワーム
基本のメソッド③:ちょうちん
ちょうちんは虫(バグ)系ワームを使用したノーシンカーリグでブラックバスを狙っていきます。
釣り方はシンプルで、虫(バグ)系ワームを使用したノーシンカーリグを水辺の近くにある木や草に引っ掛け、竿先を上下に動かすだけです。
このとき、釣り糸が水中に入っているとブラックバスが警戒する原因になるので注意してくださいね。
ラインが水面に触れないことがちょうちんのメリットです。
近年のブラックバスは違和感(釣り糸など)に敏感で、非常に高い警戒心を持っていることがほとんど。
ですが、ちょうちんは違和感の原因となるラインが水面に触れないので、ブラックバスの警戒心が高い時でも活躍します!
また、釣り人の出入りが多い人気釣り場でも、釣果を上げることが可能です。
一方で、ちょうちんにはデメリットも存在します。
ブラックバスがヒットした際のファイト中に、釣り糸(ライン)が木や草に絡まったり、木や草に引っかかってキレるリスクが高いんです。
ライントラブルを改善するのって体力と気力がいるので大変だと思います。
実際に、木が高い場所や草が生い茂った釣り場でちょうちんをする時には「細心の注意」を払いましょう。
【ちょうちんにおすすめのワーム】
虫(バグ)系ワーム
ジグヘッドリグを使用したメソッド(釣り方)を1種類解説!
ジグヘッドリグとは、針の頭にオモリ(シンカー)が付いたジグヘッドにワームをセットした仕掛けのことです。
ブラックバスのエサになる小魚の動きを自然に再現することができるので、小魚の多い釣り場(河川や湖)で高い効果を発揮します。
あなたも、リーリングやロッドワークを屈指してジグヘッドリグ(ジグヘッドにワームをセットした仕掛け)でブラックバスを釣り上げましょう!
ジグヘッドリグを使用したメソッド(釣り方)では「ミドスト」と呼ばれる、警戒心の高いブラックバスにナチュラルにアピールをしてくれるテクニックの人気が高いです。
今回の見出しでは「ミドスト」について触れていきます。
【ジグヘッドリグを使用したメソッド(釣り方)におすすめなタックル】
ロッド:スピニングロッド(6.0ft〜6.4ftのULクラスがおすすめ)
リール:スピニングリール2000番(ギア比5.1〜5.3がおすすめ)
ライン:フロロカーボンライン(2lb〜4lbがおすすめ)
上記の「ジグヘッドリグを使用したメソッド(釣り方)におすすめなタックル」を読んでみて、気になるポイントはありましたか?
ジグヘッドリグを使用したメソッド(釣り方)ではロッドワークを屈指してルアーにアクションを加えることが多いです。
初心者さんでも扱いやすい「すこし短い6.0ft〜6.4ftのULクラスのスピニングロッド」をおすすめします。
上記のロッドに「ギア比5.1〜5.3と低めのスピニングリール2000番」を組み合わせることで、ワームをゆっくりと動かすことが可能です。
初心者さんでも、ストレス無くブラックバス釣りを楽しむことができますよ。
基本のメソッド④:ミドスト
ミドストとは、細長いテールが付いたピンテールワームやシャッドテールワームをジグヘッドにセットした、ジグヘッドリグでブラックバスを狙います。
ジグヘッドリグの動かし方として、ロッドの竿先を上下に動かして、空中にある釣り糸を一定のスピードで揺らしてください。
一定のスピードで空中にある釣り糸を揺らすことができたら、水中にあるジグヘッドリグをただ巻きしましょう。
このときジグヘッドリグが中層レンジをキープできる「リーリング」を行えると釣果に繋がりますよ!
ミドストのメリットとして使用するワームに細長いテールが付いているので、ブラックバスに対して繊細な波動でアピールできることが挙げられます。
バス釣りで使用するプラグ(ミノーやクランクベイトなど)には、波動が大きすぎて反応しないブラックバスを釣ることができますよ!
初心者さんもミドストを習得しておけば、警戒心の高いブラックバスを釣り上げりことができかもしれません。
【おすすめのワーム】
ピンテールワーム
シャッドテールワーム
【おすすめのシンカー】
ジグヘッド(1g〜1.5g)
テキサスリグを使用したメソッド(釣り方)を2種類解説!
テキサスリグとはバレットシンカー(弾丸型のオモリ)、オフセットフック、ワームを組み合わせたリグのことを言います。
カバー(障害物)を避け水底をトレースできるテキサスリグは、初心者さんでも扱いやすいですよ!
テキサスリグを使用したメソッド(釣り方)のメリットとして「根掛かりの少ないこと」が挙げられます。
根掛かりの少ない理由として、ワームで針先が飛び出さないように組み合わせているからです。
水生植物や木の周りにはブラックバスが溜まっていることが多いのですが、根掛かりする可能性が高いですね..。
バスが居着いてそうな水生植物や木を発見したら、ぜひ根掛かりが起こりにくい「テキサスリグ」を屈指して効率よくブラックバスにアピールしていきましょう!
せっかくのチャンスを初心者さんも掴んでくださいね。
基本のメソッド⑤:パンチング
パンチングでは重いシンカー(20g〜56g)とオフセットフック、ワーム(甲殻系・グラブ系)を組み合わせたテキサスリグを使用します。
上記の組み合わせの「テキサスリグ」をロッド全体を大きく上下に動かして「リフト&フォール」させることが定番の釣り方です。
またパンチングが有効なシーンとして、水面に覆われているウィード(水草や藻類)の下、浮きゴミやウッドチップなどの浮遊物が溜まっているエリアで大活躍です。
水温が上がる夏シーズンのブラックバスは、水温が低い場所を求め移動するので、ウィード(水草や藻類)、浮きゴミ、ウッドチップなどの影に隠れていることが多くあります。
これから夏場にバス釣りをする初心者さんは、ぜひ浮遊物の影に潜むブラックバスに「パンチング」を屈指して効果的にアピールをしていきましょう。
ブラックバッスのバイトがあった時は「落ち着いてワームを送り込んでからフッキングする!」ことを念頭に入れておくこともおすすめです。
しっかりとブラックバスの口の中にワームが入るので、確実にフッキングすることができると思います。
【パンチングにおすすめなタックル】
ロッド:ベイトロッド(7ftのHクラスがおすすめ)
リール:ベイトリール(ギア比8.1がおすすめ)
ライン:フロロカーボンライン(20lbがおすすめ)
おすすめのワーム:甲殻系(クロー系、ホッグ系)ワーム・グラブ系ワーム
おすすめのシンカー:バレットシンカー(20g〜56gがおすすめ)
上記の「パンチングにおすすめなタックル」を読んでみて、気になるポイントはありましたか?
パンチングでブラックバスがヒットした際にはウィード(水草や藻類)、浮きゴミ、ウッドチップの中から強引に釣り上げる必要性が出てきます。
ある程度パワーのあるタックルを準備しておくと良いので「Hクラスのベイトロッド(7ft)」がおすすめです。
また、水面にある浮遊物にラインが擦れてキレるトラブルを防ぐために「太めのフロロカーボンライン(20lb程度が◎)」を組み合わせてくださいね。
基本のメソッド⑥:シュンテキ(瞬テキ)
シュンテキ(瞬テキ)では、バレットシンカー(2g〜5g)と根掛かりの少ないオフセットフック、ワーム(ストレートワーム・グラブ系ワーム)を組み合わせたテキサスリグを使用してブラックバスを狙います。
上記の組み合わせのテキサスリグを素早いロッドワークで動かすので、初心者さんには難しいかもしれません。
定番のロッドワークとして、竿先を上手に使い水中にあるテキサスリグを「リフト&フォール」させるテクニックが挙げられます。
竿先を素早く上下に弾くようなイメージを持っておくとシュンテキ(瞬テキ)のコツを掴みやすいですよ!
シュンテキ(瞬テキ)のメリットは、ブラックバスの活性が低くなる晩秋から冬シーズンでも釣果を期待できることです。
晩秋から冬の時期って水温が下がるのでブラックバスの動きが鈍くなり、ルアーへの反応が悪くなることが多いと思います。
ですが、テキサスリグを素早く動かすシュンテキ(瞬テキ)では、ブラックバスに捕食スイッチを入れられるので、反射的にルアーを食わせることが可能です。
また、根掛かりしにくいこともシュンテキ(瞬テキ)のメリットだと思います。
プラスチック、木材、金属など、硬い素材で作られるハードルアー(バイブレーションやメタルバイブなど)では、フックが剥き出しになっていて根掛かりしやすいエリアを効率よく探るこが可能です。
根掛かりしやすいエリアには「岩場」「障害物(流木、沈み木、沈殿物など)」などが挙げられます。
【シュンテキ(瞬テキ)におすすめなタックル】
ロッド:ベイトロッド(6.4ft〜6.8ftのMLクラスがおすすめ)
リール:ベイトリール(ギア比7.4〜8.1がおすすめ)
ライン:フロロカーボンライン(10lbがおすすめ)
おすすめのワーム:ストレートワーム・グラブ系ワーム
おすすめのシンカー:バレットシンカー(2g〜5gがおすすめ)
上記の「シュンテキ(瞬テキ)におすすめなタックル」を読んでみて、気になるポイントはありましたか?
シュンテキ(瞬テキ)では、10g以下のテイサスリグを素早く動かすテクニック(竿先を上手に使うことがコツ)が必須となります。
比較的柔軟性の高いMLクラスベイトロッド(6.4ft〜6.8ftがおすすめ)なら、初心者さんもストレス少なく「テキサスリグ」を使用できると思います。
素早くルアーを動かすと釣り糸の弛みを素早く回収する必要性が出てくるので、ギア比の高い(7.4〜8.1)ベイトリールを組み合わるのが◎です。
スピナーベイトを使用したメソッド(釣り方)を2種類解説!
スピナーベイトとはフック、スカート、ヘッド、ワイヤー、ブレードで構成させるルアーのことです。
ワイヤーに付いているブレードが水中で回転することが最大の特徴だと思います。
ブレードが水中で回転することで「光の反射(フラッシング)」や「振動(バイブレーション)」を生み出し、ブラックバスに猛烈にアピール!
ワームではアピール力が足りず、ブラックバスを釣ることが難しい時に活躍してくれます。
また、スピナーベイトはアピール力が高いので「遠くにいるブラックバスを引き寄せる効果」を期待できます。
釣り場が広いときはもちろん、ブラックバスが積極的に捕食活動を行う秋シーズンに使用する頻度が高くなるルアーということを知識として押さえましょう!
スピナーベイトを使用したメソッド(釣り方)は、リトリーブスピードをコントロールして「ルアーを巻いてくる水層(レンジ)」を調整することが釣果を伸ばすコツです。
初心者さんは、ぜひ釣りをするシーズンやブラックバスの活性に合わせて「ルアーを巻いてくる水層(レンジ)」を調整してください。
【スピナーベイトを使用したメソッド(釣り方)におすすめなタックル】
ロッド:ベイトロッド(6.6ft〜6.10ftのMクラスがおすすめ)
リール:ベイトリール(ギア比7.4〜8.1がおすすめ)
ライン:フロロカーボンライン(12lb〜14lbがおすすめ)
おすすめのルアー:スピナーベイト(8g〜21gがおすすめ)
上記の「スピナーベイトを使用したメソッド(釣り方)におすすめなタックル」を読んでみて、気になるポイントはありましたか?
扱いが簡単なので初心者さんは「スピナーベイト」を使用する頻度が多くなると思います。
初心者さんにもヒットしたブラックバスを確実に手元に連れてきてもらいたいので「Mクラスのベイトロッド(6.6ft〜6.10ftがおすすめ)」を使用することを推奨しました。
パワーと柔軟性を兼ね備えている「Mクラスのベイトロッド(6.6ft〜6.10ftがおすすめ)」なら「スピナーベイト」を扱いやすいと思いますし、何よりブラックバスのバイトを高確率でフッキングすることができます。
水中にあるスピナーベイトの動きを感じ取りやすい「ギア比7.4〜8.1のベイトリール」を組み合わせてみてください。
早い巻き取りに対応してくれるので、ルアーを投げれる回数が増えて、ブラックバスに遭遇できる確率が高まりますよ!
基本のメソッド⑦:ガーグリング(バジング)
ガーグリングとは表層直下を音を立てたスピナーベイトで攻めるメソッド(釣り方)です。
ガーグリングの動かし方はシンプルで、ロッドを立てながら(竿先を上に向けること)、リールハンドルをだだ素早く巻くだけです。
素早く巻くことでスピニングベイトから音が生じ「ブラックバス」にアピールすることができます。
スピナーベイトが「近くに寄ってきたな!」と感じたら、竿先を下げるようにしてください。
表層直下をキープしながらスピナーベイトを巻いてくることが可能です。
※ガーグリングとはバジングと呼ばれることがあるので、釣り知識として押さえておくといいですね。
ガーグリングのメリットはスピナーベイトが「ブレードの回転」や「水の音」を発生させるので、広範囲にいるブラックバスにアピールできることです。
秋シーズンのブラックバスは、冬に備えるためエサを求めて広範囲を動きまわります。
初心者さんも「ブラックバス」の活性が高くなる秋シーズンにスピナーベイトを屈指して「釣果」を伸ばしてくださいね。
基本のメソッド⑧:スローロール
スローロールはスピナーベイトをボトム(水底)まで落とし、リールをただゆっくり巻くメソッド(釣り方)です。
スローロールの動かし方もシンプルで、スピナーベイトのブレードの振動が最小限になる程度にリールをただ巻くだけです。
ガーグリングに比べ、スローロールではリールハンドルをスローに巻く必要性があり、一定の速度を維持するのが難しく感じるかもしれません。
スローロールのメリットは深い水層である「ボトム(水底)」に溜まってるブラックバスにアピールできることです。
冬シーズンのブラックバスって水温が低下することで活動量が減り、ボトム(水底)に張り付いていることが多くなります。
ですが、スローロールを屈指することでボトム(水底)に溜まってるブラックバスはもちろん、低活性な大型サイズを狙うことも可能です!
バスの釣り方のコツをご紹介!
それでは「バスの釣り方のコツ」をご紹介していきます。
釣り方のコツ①:「地形変化」など水中に何かしら「違和感」があったら重点的に攻めよう
ブラックバスって水中にある岩陰や地形変化に身を潜めているケースが多い魚です。
岩陰や地形変化に身を潜めることで捕食対象となる小魚など、エサを食べるチャンスをうかがっています。
ぜひ、ブラックバス釣り初心者さんには「何かしら変化を感じたポイントを重点的に攻める!」ことを意識してもらいたいです。
この心がけを意識するだけで、釣果に大きく変化をもたらすこと間違いなしだと思います。
岩陰や地形変化に身を潜めているブラックバスを狙うには?
まずは「ボトム(水底)付近にある岩陰や地形変化に身を潜めているブラックバスがいないか?」探っていくことが効果的です。
ボトム(水底)を感知しやすいリグとして、シンカーを付けたテキサスリグ、ダウンショットリグなどが挙げられます。
ほかにも水面に覆いかぶさっているウェード(木や草など)や浮遊物の陰の中に潜むブラックバスも存在します。
釣り場の状態やブラックバスの活性にもよりますが、ノーシンカーリグ(オモリを使用していないリグ)、スピナーベイト、テキサスリグ、ラバージグなどを使用すると効率よく釣りを楽しめますよ!
なかでも、アピール力が高く任意の水層(レンジ)を探れる「スピナーベイト」がおすすめです。
水中にある立ち木や倒木といったカバーにブラックバスが付くことが多いので、テキサスリグ、ジグヘッドワッキーリグ、ネコリグなどで誘い出してみてくださいね。
釣り方のコツ②:「かけあがり」「流れ込み」といった「変化」がある場所も重点的にチェックすること!
個体によってブラックバスは、何もないような水中を「ふらふら〜」と泳いでいることもあります。
何もないような水中を泳いでるブラックバスの活性は得てして低くく、バス釣りが上手なアングラーが狙っても反応しないことが多いです。
初心者さんには「地形や水流に変化がある場所にさまざまなルアーを通してブラックバスの反応をチェックすること!」を意識してもらえたらなと思います。
変化のある場所にはブラックバスが居着いている可能性が高いですし、そこにさまざまなルアーを通すことでブラックバスが釣れる可能性が高まるんです。
口を使いやすいブラックバスは、ブレイクについていることも多いです。
また、臨戦態勢で流れ込み周辺にいるブラックバスを狙うことができると、目の前にルアーを通すだけで口を使ってくれる可能性があります!
※ブレイクとは水中の「地形変化」のことで、釣り知識として覚えておくといいと思います。
ブラックバスが口を使わなくても、何かしらの反応を得ることができれば、効果的なアプリーチに辿り着くことができると思います。
バス釣りの醍醐味の一つでもある「ゲーム性」とは「何かしらのヒント」をもとに、あなたが持っている知識やスキルを展開していくことです。
バス釣りに出かけるごとに、あなただけのロジックが生まれてくる快感を体験してくださいね。
バス釣り初心者さんに知っておいてもらいたいことがあります。
それは「釣り禁止エリア」の存在です。
ごく稀にルールとマナーを守れず、釣り禁止エリアで釣りをしているアングラーがいることも事実。
心からバス釣りを楽しむためには「釣り禁止エリアに侵入しない!」といった、基本的なルールとマナーを守ることがとても大切です。