トラウトの生態・習性

【ニジマスが食べるエサとは?】自然界と管理釣り場ごとに徹底解説!この知識はルアーを選ぶ時に役立つ!

この記事では、「ニジマスが食べているエサ」について徹底解説していきます!

大自然で楽しむ「ネイティブトラウト」、そして管理釣り場で楽しむ「エリアトラウト」、どちらのフィールドでも役立つ内容に仕上げました。

可愛らしい見た目とは裏腹に、ニジマスは肉食魚です。

我々が予想していないエサまで、食べていることもあります!

 

そんな彼らが好んで食べるエサを知ることは、あなたの釣果を劇的に変えるでしょう。

キーワードは、「マッチ・ザ・ベイト(Match the Bait)」!

あなたもベテランアングラーが大切にしている「魚の目線」を手に入れて、次回の釣行からお役立てください!

 

ニジマスは肉食性で、とにかく食欲旺盛!
彼らが食べているエサを把握することは、釣り上達の最短ルート!

ニジマスは、私たちにとって身近な魚だと思います。

幼い頃、ニジマスのつかみ取りをして、そのあと塩焼きにして食べた経験がある方も多いのではないでしょうか?

忘れられない、キラキラした最高の思い出ですよね!

 

愛着があるからか、安全なイメージの強いニジマスですが...。

実は驚くほど獰猛でいて、狩人のような一面を持っています。

水面に落ちた昆虫から甲殻類、ときには小魚までがっつり捕食対象!

さらには、生息域が同じ小魚や、仲間の卵まで食べてしまうこともあるくらいです。

 

この食欲旺盛さと環境適応能力の高さゆえに、「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されています。

可愛らしい見た目とは裏腹にニジマスのもつ「食性の荒さ」に、僕たちアングラーは魚釣りを楽しませてもらっているんです!

 

管理釣り場や渓流釣りの入門魚であるニジマスが、普段何を食べているのか?

その正体を知ることは、トラウトフィッシング攻略への最短ルートだと思います!

今回の記事を書くきっかけは、「マッチ・ザ・ベイト(Match the Bait)」という言葉との出会いでした。

これは、「魚が食べているエサに、ルアーの形状や色を合わせる」という基本戦略のひとつです。

 

「マッチ・ザ・ベイト(Match the Bait)」の一例ですが。

  • 小魚を食べているなら、小魚と近い大きさのルアーを投げる。
  • 茶色の虫を食べているなら、茶色のルアーを選ぶ。

といった感じです。

 

安定して釣果を出す人ほど、こうした「魚の目線」を大切にしています。

あなたが「もっとニジマスを釣りたい!」「もっとレベルアップしたい!」と向上心をお持ちなら、ぜひ今回の内容をヒントにお役立てください!

 

ニジマスが食べる自然界のエサ5つをご紹介!

野生のニジマスは、冷たくて透き通った水が大好きなお魚です。

主に流れの速い河川の中流域〜上流域や、酸素の豊富な湖やダム湖に生息しています。

大自然の中で、彼らは一体何を食べて生きているのでしょうか?

ここでは、ニジマスが本能的に思わず飛びついてしまう「天然のエサ」から詳しくみていきます!

 

その①:甲殻類

ニジマスは甲殻類をエサとして非常に好んで食べます!

山間部の渓流や湖に生息する彼らにとって、主食といっても過言ではありません。

甲殻類の中でも、特に好んで食べるのが「淡水エビ類」になります。

「スジエビ」「ヌマエビ類(ミナミヌマエビなど)」「ヨコエビ(海にも生息する)」が有名どころです。

 

淡水エビ類の平均的な大きさは、約2cm〜5cmほど。

基本的には保護色を纏っていますが、面白いのが住む環境により体色が違う場合もあります。

釣りに行く前に「その場所のエビがどんな色をしているか?」調べておくと◎

 

もしかしたら、ルアーへの食いつきが劇的に変わるかもしれません!

また、意外なことに稚魚の時期にはミジンコなどのプランクトンも好んで食べます。

逆に大型個体になると、なんとザリガニまでバクッと食べてしまうことも。

 

その②:小魚

自然界のニジマスは、小魚も積極的に捕食します!

ワカサギやアユ、ヒメマスの幼魚から、河川のサケ稚魚まで、多種多様な小魚を食べるんです。

生きている小魚はもちろん、実は水面に浮いている死骸まで口にする執着心を持っていて、まさに「狩人」としての一面が垣間見えます。

 

特に大型個体のニジマスほど、小魚を好んで食べる傾向があるそうです。

実際、渓流や河川の大物狙いでは、「ワカサギ」や「落ちアユ」をリアルに模したルアーが数多く活躍していますね!

しかも、ルアーのサイズが「約7cm〜13cm」と意外に大きい。

個人的には「結構デカくない!?」「そんなに口開くのか!」と、ニジマスの凄まじい食欲には驚かされるばかりです。笑

 

その③:昆虫

ニジマスは、水生や陸生を問わずあらゆる昆虫を捕食します!

食性が非常に幅広いため、「口に入るサイズなら、大体の昆虫を食べる」と考えてOKです。

10cm以上の小魚まで襲うくらいですから、彼らの食欲には常々驚かされます。笑

 

個人的には「ニジマス=インセクトイーター(虫食い)」という印象が強いです。

きっと、水面を意識して元気にライズしている姿を見かけたことが多いからだと思いますが..。

もしかしたら、ニジマスからしても逃げ回る小魚を狙うより、水面にぷかぷか浮いている虫をパクッと食べる方が、効率が良いのかもしれません!

 

下記に、具体的な「水生昆虫」と「陸生昆虫」をピックアップしおくので、気になる方はチェックしてきてください!

  • 水生昆虫:カワゲラ、カゲロウ、トビケラの幼虫など
  • 陸生昆虫:水面に落ちたハエ、アリ、バッタ、セミなど

 

ニジマスは川を流れる「川虫」や「ブドウ虫」が大好物です。

中でも、川虫のオニチョロやキンパク(大型カワゲラの幼虫)は、「最強の渓流エサ」と呼ばれることがあるくらいです。

その鮮やかな黄色と柔らかい体は、抜群の食いつきを誇ります!

他のエサでニジマスの反応が得られない時でも、「オニチョロに変えた途端に釣れる!」なんてこともザラです。

 

その④:ニジマスの卵

ニジマスは、なんと「ニジマスの卵」まで食べてしまいます。

高栄養な卵は彼らにとって魅力的なごちそう。

自分の子孫であっても、容赦なく口にしてしまうんです...。

しかも、ニジマス以外のトラウト類の卵まで口にするため、本当に「見境なし」の食欲をしていますよね。

 

「子孫を食べて大丈夫?」と心配になりますが、それほどニジマスの食欲が凄まじいということです。

実は、産卵で体力を使い果たしたメスが、栄養補給のために近くの卵を食べることが多くあります。

 

日本でニジマスの産卵期は、一般的に12月〜3月(寒い地域では5月〜6月ごろ)です。

そこで僕が気になったのは、「産卵シーズンは、卵にそっくりな『エッグルアー』への反応が一段と良くなるのでは?」ということ。

試したことがないので、なんとも言えませんが..。笑

こうして新しい「攻略の引き出し」を増やしていくのが、トラウトフィッシングの醍醐味だと個人的に思います。

 

その⑤:石や木の葉も食べる!?
※番外編

これは余談ですが、意外な真実としてお伝えしておきます。

実は野生のニジマス、石や葉っぱ、小枝などを食べることもあるんです。

すべての個体がそうとは言い切れませんが、僕自身、釣ったニジマスのお腹を捌いたら、ジャリジャリと大量の石ころが出てきた経験があります。

当時は「うわ!石まで食べるん!?」と、正直いって引いてしまいました。笑

 

管理釣り場にいるニジマスが食べるエサ5つをご紹介!

それでは、管理釣り場にいるニジマスが食べているエサを見ていきましょう。

管理釣り場とは、渓流や河川を利用することもありますが、基本的には人工的に作られた池に魚を放流しています。

 

人工的な環境に加え、人の手でエサを与えることもあるため、やはり野生のニジマスとは少し勝手が違います。

「人」や「人工のエサ」など、自然界にはない要素が絡んでくるので、これは仕方がありません!

では、そんな特殊な環境で育つニジマスは、一体何を食べて過ごしているのでしょうか?

 

その①:虫エサ

管理釣り場のニジマスは「虫エサ」をよく食べます!

釣り場にもよりますが、定番の「ブドウ虫」のほか、「ミミズ」「赤虫」「どんぐり虫」などが使われることが多いです。

これらに対するニジマスの食いつきは抜群で、まさに「エサ釣りの王道」と言えます!

 

ただ、どうしても気になるのがエサである「虫の見た目」。

男性でも苦手な方はいますし、特にお子さんや女性が一緒なら、ここは優しく気を配ってあげたいポイントですね。

「虫が嫌なんだよ〜」という理由で、面白いはずの管釣りでテンションが下がってしまうのはもったいない!

もし、虫が苦手な方と管釣りデビューするなら、次にご紹介する「イクラ」を使ってみるのも一つの手ですよ!

 

その②:イクラ

管理釣り場のニジマスは、私たちにも身近な「イクラ」も大好きです。

栄養価の高い魚の卵に対して、ニジマスは本能的に強い興味を示すのでしょう!

実は、イクラって管釣りのエサ釣りではかなりメジャーな選択肢になります。

 

見た目も虫っぽくないので、「虫が嫌なんだよ〜」という方でも、安心して扱えるのが最大のメリットかなと!

もちろん、ニジマスの食いつきも抜群です。

 

虫が苦手だけど、管理釣り場でエサ釣りを楽しむ予定がある。

そのような方は、ぜひ初心者に優しい選択肢「イクラ」からデビューしても良いかもしれませんね!

 

その③:ペレット

管理釣り場のニジマスは、養殖時代から「ペレット(人工飼料)」を食べて育ちます。

この点が、野生のニジマスとの1番の違いかもしれません!

ペレットは魚粉などを練り固めた粒状のエサで、水に沈む「半生のモイストペレット」や、水に浮く「乾燥したドライペレット」などの種類があります。

 

池に放流されたニジマスには、健康を維持するために、定期的に「ペレット」が与えられます。

そのため、彼らは上から落ちてくるエサに非常に敏感。

実際、ペレットが投げ込まれた「ポチャッ」という音や振動を察知した途端、水面がザワザワと波立つ「ナブラ」が起きるくらいです。

僕自身、ペレットが撒かれた瞬間に池中のニジマスが本能剥き出しで、水中を激しく暴れ回る光景を目撃したこともあります!

 

その④:練りエサ

管理釣り場のニジマスは、「練りエサ」も好んで食べます。

多少ニオイは気になりますが、エサ釣りでは定番中の定番ですね!

これを指先で丸めて、釣り針につけて使うことが多く、管釣り経験者さんいは馴染み深いかもしれません。

 

練りエサとは、魚が好む粉末に水を加え、粘土状に練り上げたエサのこと。

小麦粉やオキアミ、魚粉などを混ぜて作られることが多いです。

人工のエサという点ではペレットと同じですが、乾燥したペレットに対し、練りエサは「しっとり質感」が非常に特徴的。

身近なものだと、昔遊んだ「紙粘土」を少しベタつかせたような感触に近いかと!

 

その⑤:魚肉ソーセージやコーン!?

意外かもしれませんが、管理釣り場にいるニジマスは「魚肉ソーセージ」や「コーン」にも食いついてきます!

面白いことに、魚の大好物である「オキアミ(プランクトンの一種)」と「コーン」に含まれるアミノ酸は、成分が非常に近いのだそう。

また、主原料が魚のすり身である「魚肉ソーセージ」にも、肉食性のニジマスならパクパクと口を使うんです。

 

他のエサに比べると食いつきは少し落ちますが、手の汚れを気にせず触りやすいので、個人的にはイチオシ!

僕が初めてニジマスのエサ釣りで使ったのも「コーン」でしたが、ルアーで釣れない時でもコーンなら面白いように釣れた思い出があります。

 

擬似エサ(ルアー)を購入する人必見!ニジマスが普段食べてるエサの色を意識して選ぶのもおすすめ!

「周りは釣れているのに自分だけ釣れない」「もっとニジマスを釣れるようになりたい!」。

あなたが、上記のようなお悩みを抱えているなら、次のステップに行くためには「ニジマスが食べているエサ」を意識することが必要かもしれません。

ここでは、僕の経験やベテランアングラーから教えていただいた「ルアー選び」に関する知識をまとめていきます!

 

管理釣り場で、まず意識すべきは、毎日食べている「ペレット」と、水面に落ちる「虫」です。

具体的には、ナブラが発生してペレットを意識している時は「オリーブ」「ダークブラウン」「ベージュ」などを選ぶのが基本!

ボイルやライズが起きて虫を意識している時は「ブラック」「濃い茶色」といった、水中でシルエットがはっきりとわかる色を選んでおくと間違いありません。

 

今回ご紹介したのは、ごく一部ですが「マッチ・ザ・ベイト(Match the Bait)」の思考を大切にすると、冗談抜きで管釣り攻略に大きく前進します。

ぜひ、次回の釣行からお試しくださいね!

 

まとめ

ニジマスが食べるエサを徹底解説してきましたが、いかがでしたか?

「ニジマスが何を食べているか」を知ることは、単なる知識ではなく、あなたの釣果を劇的に変えます。

ちゃんと身につけて、実践できたら、ベテランアングラーさんにも、負けないくらい釣果を叩き出せることもあるでしょう。

釣行を重ね、少しずつ経験を積み、あなたオリジナルの「マッチ・ザ・ベイト(Match the Bait)」で、最高のトラウトフィッシングを楽しんでくださいね!

 

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