リール

ダイソーベイトリール「AI-2000」が登場!購入前に知りたい釣具の注意点をご紹介!

今回はダイソーベイトリール「AI-2000」というアイテムをご紹介!

それでは、ダイソー釣具である「ベイトリール」についてご紹介です。

下記にこれから紹介する「ダイソーベイトリールの商品内容」についてまとめました!

 

【ダイソーベイトリールの商品内容】

  • 商品名:ベイトリール
  • 値段:1,100円(税込)
  • タイプ:右巻き
  • ギア比:5.3:1(パワー重視のローギア)
  • 原産国:中国
  • 材質:ABS樹脂(本体)・アルミニウム合金(スプール)
  • ベアリング数: 1
  • ブレーキ:12段階ダイヤル式マグネットブレーキ
  • スプール重量:約22g
  • 本体重量:約200g
  • 糸付き:なし (ライン別売)

上記の「ダイソーベイトリールの商品内容」を読んでみて気になるポイントはありましたか?

 

以前のダイソー釣具にはルアーや仕掛けなど、ちょっとしたアイテムしか販売されていませんでした。

ですが、2020年代に入りSNS上で「コスパが良い!」「使い勝手が良い」と注目が集まり、ダイソーも釣具開発に力を入れ始めることに。

 

近年では本格的なリールやロッドまで取り扱いがあります。

遂に2025年5月中旬にはベイトリールまで登場しました。

 

お値段は税込1,100円とダイソー釣具の中では高めです。

スピニングリール(2000番)のお値段が税込500円なので、価格の違いは一目瞭然。

ですが、ダイワやシマノなどから発売されているベイトリールを比べると、かなりの激安商品と言えるでしょう。

 

スピニングリール以上に、ベイトリールは「価格=機能」として現れます。

感度、巻き上げ力、キャスト性能に著しい差が生まれるのです。

低品質なベイトリールを購入してしまうと、釣り糸が絡まる「バックラッシュ」が続き、釣りが成り立ちません。

 

果たして税込1,100円である「ダイソーベイトリール」の機能性はどうでしょうか?

実践で使える代物なのでしょうか?

 

この記事ではダイソーのベイトリールが「気になる!」「購入を考えている」人が、後悔しないよう。

購入前に知りたい「注意点」をまとめていきます!

 

気になる外観・見た目をチェック!

まずは「外観」をまとめていきます。

インターネット上にある情報を整理してご紹介です。

 

正直に言いますと「随所に安っぽさを感じる」とレビューしている人もいました。

ですが、思ったより「低品質でない!」というのが素直な調査結果になります!

 

まずはボディについて

1番目立つボディから見ていきましょう!

ボディパーツとパーツの至る所に隙間が確認できたそうです。

 

また、リールハンドルをよ〜く見ると「テコボコ」した隙間が..。

防水性が高いとは言えませんね。

 

ボディのカラーリングについて

ボディのカラーリングは「黒色」スプールは「青色」と、とてもカッコ良い印象を受けます。

一方で、ボディに採用されている樹脂素材に「安っぽさ」を感じている人もいらっしゃいました。

税込1,100円のベイトリールなので、高級感を求めるなら購入しないのが無難でしょう。

 

ギア比について

ギア比は「5.3:1」とローギアに属します。

ハンドルを回転させた時の巻き取り量が少なく、巻き上げ力は強くなるタイプです

 

ブレーキについて

ブレーキには「マグネットブレーキ」を採用していました。

嬉しいことに、ブレーキシステムをかなり細かく設定することが可能。

ダイヤルを回すことで、なんと25段階の調整ができます♪

個人的に、ダイヤルを回す時に鳴る「カチカチ」というクリック音が心地良くて好きです!

 

ギアボックスについて

ギアボックスを開けたい人もいるでしょう。

ギアボックス開ける時は、内側上部にあるビスを1つ外すことになります。

適切な工具が必要です!

 

グリス量について

釣り糸を均等にスプールに巻き取るために大切な「レベルワインダー」のグリス量は適量でした!

ライントラブルが起こりにくそうです♪

 

一方、滑らかな巻きを実現するために大切な「ベアリング」のグリス量は多い印象。

ベアリングの寿命が縮まる心配がありそうです。

ダイソーベイトリールを「長期間使用したい!」と考えている人は、購入を避けるのが無難かと。

 

ハンドルを巻いた時の感覚(巻き心地)は重くなく、軽やかです。

良い意味で期待を裏切ってくれました♪

 

ハンドルを回す際に「カタカタ」「シュルシュル」と音が鳴る点にはご注意ください!

ぶっちゃけ「快適に釣りを楽しめない!」と感じる人も多いでしょう。

 

総重量・スプール重量(ベアリング込み)について

総重量は「200g」になります。

また、スプールの重量(ベアリング込み)はピッタリ「22g」です。

一般的なベイトリールのスプールの重さ(ベアリング込み)は「約7g~12g程度」なので、これに比べると重め。

 

スプールに重さがあるので、軽量ルアー(10g以下と定義)を扱うのは難しいかもしれません。

もちろん釣り人さんの腕前にもよりますね!

 

ボディーに「AI-2000」と商品名が載っているのですが..。

名前の由来がわからず、現在調査中になります。

 

ブッシュについて

みなさんはブッシュをご存知ですか?

ブッシュとはリール内部の部品のひとつ。

回転部分(スプールシャフトなど)の回転部分を支え、摩擦を軽減する役割を担います。

 

もちろん、ダイソーのベイトリールにもスプール軸受ブッシュが入っています!

サイズ感としては「内径約3mm」「外径約10mm」「厚さ約4mm」です。

商品タグに記載があるので間違いない情報かと!

 

触れないとわからない!
ダイソーのベイトリールの性能は?

続いて、ダイソーベイトリールの性能について見ていきます!

 

ハンドルノブは?

ハンドルノブには「ガタつきがある!」「キュキュと音がする!」という評価がありました。

人によってはストレスを感じそうですが、釣果に支障はなさそうです。

 

ノブは交換ができないのでご注意!

リールカスタムをしたい人は、購入を避けるのが無難です。

個人的に「シルバーカラーのパーツは使用感や腐食が目立つ!」という印象。

 

スタードラグは?

釣り糸が放出する時の抵抗を調整してくれるスタードラグは、回すと「カチカチ」と音が鳴ります。

釣り人のことを考えてくれている素敵・良いポイントです。

スタードラグを回しても音が出ない場合「ちゃんと締められてる?」と不安になりませんか?

 

クラッチ音は?

クラッチ音は大きく、ちゃんと「カチッ」と聞こえてきます。

 

開閉による耐久性は?

開閉による耐久性についての情報は見つけられませんでした。

可動部(ベアリング、レベルワインダーなど)にグリスが塗られていることは確認ができています。

使用していく上で「可動部の動きに変化が生じるか?」気になるところです。

 

マグネット数は?

マグネット数は「10個」とかなり多いです。

「精密なブレーキ調整ができるのか?」が気になります。

 

※次の見出しで「ブレーキ調整」について詳しくまとめています!

 

スプールは?

スプールの外径は「約37mm」です。

同じサイズ感のベイトリールに比べて大きい印象。

飛距離向上や巻き癖軽減を期待しましょう!

 

目視ですがスプールの塗装に「ピカピカ」とした光がありません。

正直、綺麗な作りとは言えないです。

人によっては「スプールシャフトの強度が心配だな〜」と感じるでしょう。

 

リールフットは?

リールフットに気になるポイントがありました。

なんと、リールフットに微細な突起(バリ)が残っているんです。

 

調査したら「バリが気になる!」という声を見つけました!

もしかしたら、ダイソーのベイトリールには微細な突起(バリ)がある確率が高いかもしれません。

 

最悪の場合、リールシートに傷がついてしまいます。

手間ですがヤスリなどで削るのが良いでしょう。

 

巻きは?

巻きに違和感はありません。

釣り糸にテンションが掛かった状態でも同様です。

 

スプールにも、偏りなく釣り糸が回収されていきます。

左右、どちらかに釣り糸が偏ると「ライントラブル」が起こり面倒ですよね..。

巻き上げ力も問題なしです♪

 

ダイソーのベイトリールの使用感は?
実際に「試投」している釣り人を調査!

それでは、ダイソーベイトリールの使用感をまとめていきます。

実際に「ダイソーベイトリール」と「7ftロッド」「メタルジグ(フラット)18g」を組み合わせ、試投を行なった方を参考にしました!

 

スプールの回転を制御するメカニカルブレーキはゼロポジションより少しキツく設定。

それでは、マグネットブレーキをマックスから徐々に弱めていき、試投スタートです♪

 

横から強風が吹く中「オーバーハンドキャスト」「サイドハンドキャスト」「バックハンドキャスト」を試したところ、ブレーキの効き目は弱い印象を受けたそう。

 

ダイヤル10あたりから、釣り糸が絡まる「バックラッシュ」が発生し始めたのです。

ルアーを遠くまで飛ばせるのは良いですが、ライントラブルがあると釣りを楽しめません..。

 

結論として、マグネットブレーキを操作するダイヤルは「マックス〜11」までの設定がおすすめ。

18g以上のメタルジグを使うなら「マグネットブレーキ=強め」でOK!

ライントラブルなどの問題に悩まずジギングを楽しめるでしょう。

 

調査したら「キャスト音が気になる」と感じる人もいるそうです。

YouTubeでキャスト音を確認したところ「ブイーン」と重めの音が釣り場に響いていました。

 

ダイソーのベイトリールの課題は「マグネットブレーキが効かない」「スプールの回転が安定しない」の2点です。

正直、初めて購入するベイトリールとしてはおすすめできません。

 

初心者さんが使うベイトリールとしておすすめ?
購入前に知るべき「注意点」をまとめます!

最後になりますが、ダイソーベイトリール購入前に知るべき「注意点」をご紹介です。

結論から言いますと「ベイトリール初心者さんにおすすめできない商品」だということ。

 

初心者さんがダイソーのベイトリールを使用すると「バックラッシュ」が多く、釣りを快適に楽しめません!

ブレーキ調整にもよりますが、ベテランアングラーでも結構な頻度でライントラブルが起こります。

 

スピニングリールに比べ、ベイトリールはタックルセッティングがシビアです。

釣り道具選びに問題があると、経験者でもベイトリールを上手に扱えません。

具体的には「スプール重量」「ルアー重量」「釣り糸の号数」「釣り糸の種類」などを吟味のが重要です。

 

なかでもダイソーベイトリールは群を抜いて扱いが難しい印象。

安価なのである程度仕方ありませんが、多くの釣り人が「バックラッシュ」を起こしていました。

 

また、1日に2回〜3回程度になりますが「ボディとスプールの間に釣り糸が食い込む」トラブルも発生します。

上記のようなトラブルを初心者さんが改善するとなると、結構な時間と労力が必要になるでしょう。

 

ダイソーベイトリールは税込1,100円と安価なので、「入門に良さそう!」「初心者向けだよね?」と感じてしまいます。

実際に初心者さんが釣り場で使うには、ハードルが高く「釣りが成り立たない」可能性が高いです。

ルアーを投げるたびに「糸が絡まる..」場合、どんどんテンションが下がるはず。

 

これから「ベイトリールに入門したい!」と考えている人は、ぜひ大手釣具メーカー(ダイワやシマノなど)から販売されている機種から練習をスタートしてください♪

 

ダイワ製品なら基本性能を満たす「PR100」、シマノ製品なら「バスワン XT」「バスライズ」がエントリーモデルとしておすすめです!

 

今回の記事ではダイソー釣具のひとつである「ベイトリール」についてご紹介しました。

初心者向けの商品とは言えませんが、クセがあるリールを使い込むことでしか感じれない「楽しさ」「魅力」があるのも事実です。

また「ベイトリールのカスタムにトライしたい!」人にもピッタリ!

 

気になる人は、ぜひダイソー店舗に足を運び「ベイトリール」を探してみてください♪

ダイソーネットストアでも入手することも可能です!

一応、URLを載せておきます。

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