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リールの寿命や買いかえ時は?寿命が縮むやるべきでないNG行為2選も解説!最適にスピニングリールを使えば一生モノに!

大事に使い続けたリールは「一生モノ」です!

ここ数年リールの性能(耐久性、巻心地、軽量化など)の進歩は目覚ましいです。

初心者向けのエントリークラス機種でも「10年前のハイエンド(高級機種)に引けを取らない!」という声を耳にします。

 

つまり、お値段に関係なくリールを「大事に使う」「定期的にメンテナンスを行う」ことができたら、一生モノとして扱えるんです。

ここで言う一生モノとは、生涯に渡り愛着を持って使用できるアイテムのこと。

 

たしかに「リール=一生モノ」になりますが、ここで注意点があります。

リールは経年劣化する可能性があることです。

 

現代のリール性能が高いことは間違いありません。

ですが、少しずつ紫外線や塩などの影響を受けてしまうのも事実。

塗装が剥がれたり、錆びるトラブルは起こり得るのです。

 

リールを構成するパーツの中には、消耗部品が存在しています。

ラインローラー、ベアリング、ギア、ドラグワッシャーの交換は定期的に行うと◎

 

あなた自身で、これら部品を入れ替えることは可能です。

ですが「紛失したらどうしよう..」「パーツを戻せないかも..」と少しでも不安がよぎるなら、ぜひ釣具店に相談してください。

スタッフさんが丁寧に、あなたの悩みに対して解決案を出してくれます!

 

個人的に、消耗品としてラインローラーが思い浮かびます。

ソルトで使用したり、年間100回以上の釣行を行うなら1年に1回の交換はマストでしょう!

 

余談ですが、ラインローラーの単価は数千円程度。

ネットショッピングでは、約1500円で入手が可能です。

 

リールを一生モノとして愛用するのは素敵なことだと思います、

ですが、釣り人には厄介な性があるんです。

 

気になる新製品の情報が出た途端に「使い心地は?」「購入したいかも!」と興味が湧く人が多いはず!笑

そんな時は、素直に買い替えを検討するのも良いですね。

 

リールを買い替えるタイミングは「その人次第」です!

リールの買い替え時は「その人次第」です。

つまり「あなた個人がどう感じるか?」が大切。

「新しいリールが欲しい!」「リールの調子が悪いし、買い替えたい!」と思うのなら、釣具店にGOです。

 

近年、釣り具メーカーごとに「素晴らしいリール」が販売されています。

機種にもよりますが、リールの新調には「それなりの出費」が必要かと。

せっかく新しいリールを購入するなら「絶対に良いものが欲しい!」「一生モノのリールを見つけたい!」というのが本音でしょう!

 

あなたのニーズを満たすリールに出会う確率を上げるなら、釣具店のスタッフさんに相談するのがおすすめ。

「巻心地を重視したい」「予算は〇万円くらい」など、あなたがリールに求める条件を鮮明に伝えると◎です。

 

余談になりますが「リールの買い替え時=個人の感じ方次第」だということが分かるエピソードを調査してみました。

 

ベテランアングラーさんが「ミドルグレード(2000番)」の買い替えを検討していたそうです。

ですが、なかなか踏み切れず、釣り未経験者さんに「ミドルグレード(2000番)」と「高級機種(2500番)」を回し比べてもらいました。

 

ベテランアングラーさん自身は、ほぼ使っていない高級機種(2500番)の巻心地を「最高!」と感じていたそうです。

 

その気持ちに反するが如く、釣り未経験者さんは「ミドルグレード(2000番)の方が使用感が良い!」と回答してきました。

 

ここで伝えたいのは、品質や性能が劣化し始めているリールでも「使用感が良い!」と感じる人がいると言うこと。

他人にリールの「良し」「悪し」を決めてもらうのでなく、あなた個人の印象でリールの買い替えを決めて良いのです!

 

リールの寿命を縮めるNG行為①:「地面上に直置き」すること

リールの寿命を縮めるNG行為①は「地面上に直置き」です。

疲労感が溜まり「一休みしたい..」、魚を無事に釣り上げ「ほっと一息したい!」タイミングで、リールを地面に直置きしていることはありませんか?

 

釣り人は意外とやりがちですが、リールを長期間使用するなら避けましょう!

なぜなら、釣りをする上で大切なパーツである「スプール」や「スプールエッジ」が地面に触れ傷付く可能性があるからです。

 

スプールエッジが傷付くケースは絶対に避けたいですね。

そもそもスプールとは釣り糸を巻いている部分で、その縁のことを「スプールエッジ」と呼びます。

 

スプールエッジは、ルアーや仕掛けをキャストした時に釣り糸が触れる部分。

そんなスプールエッジに鋭利な傷があると、どうなるかイメージしやすいかと!

釣り糸が切れる「ラインブレイク」が多発するので、ルアーロストに繋がります。

 

スプールの傷が浅く、軽微であれば研磨作業で使用する「サンドペーパー 」で対処できるでしょう。

万が一、リールの傷をサンドペーパーで研磨するなら、少しずつ丁寧に行うのがコツです!

 

話を戻しますが、スプールの傷が深く、重大ならスプール自体を交換する必要が出てきます。

モノにもよりますが、スプール交換の費用は数千円から数万円程度です。

 

結構痛いですよね..。

避けられる出費なので、リールを地面に置くのはできるだけ避けてください!

どうしても、リールを地面に置く必要があるなら「そ〜っ」と傷つかないように気を付けると◎

 

リールの寿命を縮めるNG行為②:「砂の上に置く」こと

リールの寿命を縮めるNG行為②は「リールを砂の上に置く」です。

SNS(InstagramやTwitterなど)で「釣り上げた魚」「ロッド」「リール」を一緒に並べた写真を見かけませんか?

 

とてもカッコ良いのですが、よ〜く見ると「リールが砂の上(サーフ)に置かれている」ことが多いんです!

実はこれ、リールにとって危険性が非常に高い行為になります。

 

リールは精密機械です。

たくさんの小さなパーツが組み合わさることで、快適な「巻心地」「魚とのファイト」を実現してくれます。

 

そんな精密機械の内部に砂粒が侵入したらどうでしょう?

何か不具合が起きるのはイメージしやすいですね。

 

具体的には「ゴリゴリ」「シャリシャリ」といった感じで巻心地が重くなります。

最悪の場合、内部パーツ(ギアやベアリングなど)が壊れてしまい、快適に釣りを楽しめません..。

 

リールはみなさんが思う以上にデリケートな釣り道具です。

一生モノとして愛用し続けるなら、砂の上に置くのは避けてくださいね!

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