Contents
洗浄後・釣行後にドラグを「ガッチガチ」にしたまま保管していませんか?
夏場の車内にリールを保管するのもNGです!
リールのドラグ性能を長持ちさせる小技について解説していきます。
結論から言いますと「ドラグをガッチガチのまま締めて保管しない」ことです。
リール洗浄後にドラグを締めたまま保管していたり、釣行後ドラグをフルロックして保管している人は、意外と多いのでは?
ドラグをガッチガチにロックしたままリールを保管すると「内部パーツ」「潤滑剤」に悪影響が及び、リール性能自体が低下する原因になります。
内部パーツとして「ドラグワッシャー」が潰れる可能性が高いんです。
ドラグワッシャーが劣化・潰れると釣り糸がスムーズに出せません。
せっかく魚がヒットしても「釣り糸が切れた!」「口から針が外れた!」といったトラブルが起こるんです..。
また、潤滑剤である「グリス」が押し出される可能性があるんです。
グリスはリールの摩擦や異音を軽減するために塗布されています。
グリスが塗布されていないリール機能が高いとは思えませんね!
上記のようなリール機能が低下する原因を「ドラグを緩めて保管する」ことで回避できます♪
もちろん経年劣化は避けられないので、定期的なメンテナンスや潤滑剤の塗布はマストです!
ベイトリールを使用している釣り人さんも大勢いるかと思います。
ベイトリールを保管するときは「メカニカルブレーキを緩めて保管」するのがおすすめ!
正常に動かなくなる固着や内部パーツが劣化するリスクを軽減できます。
最後になりますが「避けるべきリール保管方法」をまとめていきます。
リールを高温になる場所に保管するのは避けましょう!
グリスやオイルが染み出してしまい「巻き心地が悪い..」「異音が発生する」というトラブルに繋がるからです。
やりがちですが、夏場の車内や車庫にリールを放置するのはNG。
炎天下では、なんとエンジンを停止して30分後には、車内温度が45℃を超える場合も..!
釣りを終え帰宅したら、なるべく早くリールを「水洗い」しよう!
NGな洗い方もご紹介!
釣行後に行う「スピニングリール」や「ベイトリール(両軸リール)」のお手入れは、基本的に水洗いです。
ご自宅の蛇口やシャワーから出る流水を掛けてOK!
海釣りを楽しむアングラーは、特に釣行後の水洗いを意識してください。
これは海水に含まれる塩分がリールの錆びを誘発させるので、性能がダメになる原因になるからです。
リールが錆びるトラブルを回避するために「塩水を早く洗い流す!」という心がけをすると良いかもしれません!
リールを水洗いする時は、釣具メーカーが指定した方向から水を掛けましょう。
スピニングリールを水洗いするなら「ベール」「ドラグノブ」など、上方向から洗うと◎です。
ベイトリールも同様で上面から水を掛けてOK。
ちなみにベイトリールの上面とは、キャスト時に目的場所を向いている側です!
リールを完全に水没させるのはNG。
防水性能が高いリールでも、絶対やめましょう!
グリスやオイルが流れ出し「異音」や「巻き心地の悪化」に間違いなく繋がります。
海釣りで使用した道糸を長持ちさせる小技があるのでご紹介です。
やり方はシンプルで「釣行後に釣り糸を入念に水洗いする」だけでOK。
釣り糸にかかるお金って意外と高いですよね..。
長期間、同じ釣り糸を使用できたら嬉しいと感じる人も多いはず。
釣り糸に塩分残らないよう、十分に流水を掛けて「塩抜き」するのがポイントです!
海で「スピニングリール」「ベイトリール(両軸リール)」を使用したら、釣り糸の塩抜きをしてくださいね♪