真鯛(マダイ)は赤い魚体と背中に浮かぶコバルト色の斑紋(はんもん)が特徴的な魚です。
幼魚は藻場や岩礁帯といった浅い場所に生息しています。
一方、成魚は浅い場所から深い場所まで幅広い水層(タナ)に生息しています。
30m~200mの岩礁域(がんしょういき)や砂礫底(されきてい)、これら周辺の砂泥底(さでいてい)など、本当にさまざまな場所で姿を見かけることが多いです。
そんな真鯛(マダイ)は古くから釣りのターゲットにされてきました。
釣り好きの方なら「1度は釣りたい!」と考えてしまいますよね。
この記事では真鯛(マダイ)を狙える「さまざまな釣り方」についてご紹介していきます!
初心者さんでも「始めてみたい!」と感じるような真鯛(マダイ)の釣り方が見つかるかもしれません。
【真鯛(マダイ)の特徴】
- 分類:スズキ目スズキ亜目タイ科
- 別名:タイ、チャリコ、カスゴ、オオダイ、ホンダイ、紅葉鯛(モミジダイ)、麦わら鯛(ムギワラダイ)、桜鯛(サクラダイ)
- 釣れる季節:春・夏・秋(1年を通して釣りやすい)
※初心者さんは乗っ込みシーズン(4月~5月)、落ちシーズン(9月~11月)を狙おう!
Contents
真鯛(マダイ)釣りの仕掛けについて
真鯛(マダイ)は釣り対象魚として高い人気を誇ります。
美しい「見た目」、味わい深い「食味」、気持ち良い「引き」など、真鯛の魅力を挙げたらキリがありません。
基本的に真鯛は、鯛ラバ(タイラバ)を屈指して船から狙うのが主流。
ですが「季節」「釣り場所」次第では、磯場や堤防からも釣り上げられます!
今回の記事では、場所問わず(堤防・陸・船など)真鯛を狙える「釣り方」「仕掛け9種類」をご紹介していきます。
少しでも真鯛釣りに興味がある人は、ぜひ参考にしてくださいね♪
この記事で登場する「仕掛け9種類」を一覧でまとめました。
ざっくり全体把握しておくと良いかと!
【真鯛釣りで使われる仕掛け9種類|一覧】
- 遊動仕掛け
- 半遊動仕掛け
- カゴ釣り仕掛け
- 鯛ラバ(タイラバ)仕掛け
- ひとつテンヤ
- 胴突き仕掛け
- サビキ仕掛け
- 天秤仕掛け
- 完全フカセ仕掛け
この記事では、上記9種類の仕掛けがたくさん登場してきます。
それぞれの釣り方で使える仕掛けが違うので、要チェックです!
真鯛(マダイ)の釣り方①:フカセ釣り
真鯛(マダイ)の釣り方①として「フカセ釣り」をご紹介です。
フカセ釣りとは?釣り場:堤防・磯など
フカセ釣りとは仕掛けを自然に漂わせること(フカセること)で魚を狙う釣り方です。
潮通しが良い・水深がある岩礁帯や砂れき帯が広がる海底で行うのがおすすめ!
真鯛(マダイ)が潜んでいる可能性が高いので「釣果」を出しやすいですよ。
フカセ釣りで使用するタックルは?
フカセ釣りはチヌ用のタックルで対応することが可能です。
ですが、大型(50cm以上)の真鯛を狙うならパワーを備えているタックルで挑むのが無難だと思います。
あなたが狙う真鯛(マダイ)のサイズ感に合わせて準備する「タックル」を決めてくださいね。
フカセ釣りで使用する仕掛けは?
これからフカセ釣りを始める初心者さんには「半遊動仕掛け」をおすすめします。
フカセ釣りの基礎を学びやすいですし、魚が生息している水層(タナ)を探りやすいですよ!
最初のうちはウキ下(ウキから釣り針までの距離)を狙う水層(タナ)よりも30cm~50cmほど浅く設定すると◎
真鯛(マダイ)のアタリがわかりやすくなりますよ。
フカセ釣りで使用するマキエは?
またマキエは比重のあるものを用意しておくといいですね。
真鯛(マダイ)を効率的に集魚できるので、効率良くフカセ釣りを楽しめるでしょう!
あとはサシエ(ハリに付けたエサ)とマキエを上手に同調させて潮に乗せる・流すことで「釣果」を出せるはずです。
真鯛(マダイ)のアタリについて
真鯛(マダイ)のアタリがあると「ウキ」が海中に沈み消えます。
その後、リールに巻かれた道糸がどんどん放出し始めるのでわかりやすいですね。
初心者さんは真鯛(マダイ)のアタリを感知したら、釣竿を真上に強く引き上げ「アワセ」を入れてください。
しっかりアワセを行えると真鯛(マダイ)の口に針が掛かるので「バラす(逃す)」ことが少なくなります。
真鯛(マダイ)の習性について
真鯛は釣り針に掛かると沖に向かい、逃げる習性があります。
あまり遠くまで走られると「ラインブレイク」する原因になるので注意してください。
釣り竿で真鯛(マダイ)の動きをコントロールしたり、動きが弱まったタイミングでリールハンドルを少しずつ巻くと◎です。
焦らず丁寧にあなたの手元まで真鯛(マダイ)寄せることを意識してくださいね!
これは余談ですが。
瀬戸内海でチヌ(クロダイ)をターゲットとしたフカセ釣りをしていると、真鯛(マダイ)が釣れることがあります。
真鯛(マダイ)の個体数が増えたことで、アタリの数が増えたことが原因です。
フカセ釣りに「必要な道具」とは?
ここからは、フカセ釣りに必要な道具について深ぼって解説していきます。
下記に「フカセ釣りに必要な道具一覧」をまとめたので、まずは全体把握をしてみましょう。
【フカセ釣りに必要な道具一覧】
- レバーブレーキ付きスピニングリール(2500番~4000番)
- 磯竿(1号〜2号5m〜5.3m)
- 道糸:ナイロンライン(1.75号〜2.5号)
- ウキ止め
- 円錐ウキ・棒ウキ(3B〜1号)
- ウキストッパー
- サルカン
- ガン玉(3B〜5B)
- 中通しオモリ(0.5号〜1号)
※ウキの浮力に合わせること - ハリス:フロロカーボンライン(1.75号〜2号)3m〜4.5m
- ガン玉(G6〜G5)
- チヌバリ(4号〜5号)
- グレバリ(9号〜10号)
- 伊勢尼/いせあま(8号〜10号)
※道糸(ナイロンライン)とサルカンはクリンチノットで結ぶ
※ハリス(フロロカーボンライン)とサルカンはクリンチノットで結ぶ
円錐(えんすい)ウキ・棒ウキ(3B~1号)について
上記の「フカセ釣りのタックルまとめ」ではガン玉やオモリを使用しています。
ガン玉やオモリでも水深を調整することができますが、代わりに「水中ウキ」を使うケースがあることも知っておくといいですね。
水中ウキには自重があり、表面積が大きいので水中に沈みます。
潮の流れを受けつつ、仕掛けを狙う水層(タナ)に運んでくれますよ!
初心者さんは「配合エサ(生きた餌と練り餌を混ぜたもの)」を用意しておくと良いと思います。
真鯛(マダイ)に対する集魚効果の高い「専用の配合エサ」が販売されてるので、気になる方はチェックしてみましょう!
※水中ウキとは、浮力がマイナスのウキのことを言います。
浮力がマイナスなので水中に沈み、まるでオモリのような役割を果たしてくれるんです。
スピニングリール (2500番~4000番)はレバーブレーキ付きを準備しよう!
真鯛(マダイ)とのやり取りを快適におこなうなら「レバーブレーキ付きスピニングリール(2500番~4000番)」を準備しましょう!
レバーブレーキ付きスピニングリールは、釣り糸の送り出しを指先の操作だけでコントロールすることが可能です。
真鯛のアタリを感じ取りやすいですし、強い引きに対しても対応してくれますよ。
真鯛(マダイ)の釣り方②:カゴ釣り
真鯛(マダイ)の釣り方②として「カゴ釣り」をご紹介です。
カゴ釣りとは?釣り場:堤防・磯など
堤防から磯で楽しむ「カゴ釣り」でも真鯛(マダイ)を狙うことができます。
カゴ釣りとは、同調させた撒きエサと刺しエサを屈指することで魚を騙す釣り方です。
具体的には、カゴに詰めた撒きエサ(オキアミ)を海中に放出することで真鯛(マダイ)が集まります。
その後、潮流に乗った撒きエサに刺しエサを同調させることで真鯛(マダイ)を釣り上げましょう!
カゴ釣りの釣り方は?
カゴ釣りをする際は、ウキ下(ウキから釣り針までの距離)を深めに設定しましょう。
また反転カゴに詰めるマキエ(オキアミボイル)の量は8割くらいが適量です。
仕掛けの準備が完了次第、狙うポイントに仕掛けを投げ入れてくださいね。
狙うポイントに仕掛けを投入したら、水層(タナ)を保つために仕掛けをウキ止めまで送り込みましょう!
あとは仕掛けを潮に乗せて流しながら真鯛(マダイ)のアタリを待つだけです。
真鯛(マダイ)のアタリがないなら、ウキ下の長さを調整することで「狙う水層(タナ)」を変えてみてくださいね。
真鯛(マダイ)のアタリは?
真鯛(マダイ)のアタリは強烈です。
大型のウキを使用していても、一気に海中に引き込まれてしまいます。
真鯛(マダイ)のアタリを感じたらリールハンドルを巻くことで糸ふけを取り除きましょう。
その後、釣竿を大きく立て真鯛(マダイ)の口に針を掛けます。
真鯛(マダイ)が沖に向かい逃げたら、釣竿を立てて動きを止めてください。
あまり遠くまで逃られてしまうと「ラインブレイク」する原因になります。
真鯛(マダイ)の動きが止まったところでリールハンドルを巻き、足元まで寄せてくださいね。
カゴ釣りの釣り場は?
メインになる釣り場として潮通しが良く、水深のある堤防・波止(沖波止を含む)、磯場、海釣り公園に適しています。
海底に起伏があると真鯛(マダイ)が潜んでいる可能性が高まりますよ!
これは余談ですが、カゴ釣りって日本海の東側に位置する「山陰エリア」では、良型(一般的に70cm以上)真鯛を狙う際の定番仕掛けとして高い人気を誇ります。
多くの釣り人から親しまれているんです。
カゴ釣りのおすすめなシーズンは?
カゴ釣りで真鯛(マダイ)を狙うなら「春の乗っ込みシーズン」と「秋の落ちシーズン」が釣期としておすすめです。
特に春シーズンに入ると真鯛(マダイ)は産卵期に入ります。
産卵期の真鯛(マダイ)は接岸してくるため「釣果」を伸ばせるベストシーズンなんです!
カゴ釣りに「必要な道具」とは?
カゴ釣りで使用する「ウキ」は大きいものを選ぶのがおすすめ。
大きいウキだと視認性が良いので、真鯛(マダイ)のアタリを判断しやすいですよ!
ウキの号数は潮の流れによって使い分けましょう。
一般的なウキの号数の目安は8号~12号くらいです。
遠くのポイントを狙いたい人には「中通しタイプのウキ」「発泡ウキ」の使用をおすすめします。
釣り糸と絡みにくいのでストレスなく遠投するのに便利です!
懸念点として仕掛けの通り(仕掛けの機能性)は環付きウキに劣ることを押さえておくと◎
撒き餌(コマセ)を入れる役割を担うカゴには、さまざまな「タイプ」「大きさ」が存在しています。
あなたの好みに合わせて使用するカゴを選んでくれてOKです。
カゴに撒き餌(コマセ)を詰める際は「詰めすぎ」に注意が必要です。
詰めすぎてしまうとカゴから撒き餌(コマセ)が出てこれないので、真鯛(マダイ)を集めることができません。
下記に「カゴ釣りに必要な道具一覧」をまとめたので、ぜひチェックしてくださいね!
【カゴ釣りに必要な道具一覧】
- スピニングリール(5000番〜6000番)
- 磯竿(3号〜5号)5.3m〜6.3号
- 道糸:PEライン(3号〜4号)・ナイロンライン(5号〜6号)
- ウキ止め
- シモリ玉
- カゴウキ(8号〜12号)
- ウキストッパー
- ナイロン天秤
- 反転カゴ・金属カゴ
- オモリ(8号〜10号)
- ハリス:フロロカーボンライン(4号〜6号)約4m準備する
- 真鯛バリ(10号〜12号)
- グレバリ(11号〜12号)
カゴ釣りに「おすすめな仕掛け」とは?
遠投カゴ釣りセット(ナカジマ)
遠投カゴ釣りセット(ナカジマ)はカゴ釣りに必要アイテムが全て揃っている「セット仕掛け」です。
ウキにはソフトボディ仕様が採用されています。
衝撃に対して強く、なかなか壊れません。
カゴ釣り初心者さんでも安心して扱うことができると思います。
【遠投カゴ釣りセット(ナカジマ)セット内容】
- EVAウィング(遠投カゴウキ)
- アジ天秤(撒餌カゴ天秤)
- 遊動システム一式
- DASHカゴ釣り仕掛け
真鯛(マダイ)の釣り方③:投げ釣り
真鯛(マダイ)の釣り方③として「投げ釣り」をご紹介です。
投げ釣りとは?釣り場:堤防・浜・磯など
投げ釣りでも真鯛(マダイ)を狙うことができます。
海底に砂地が広がる「堤防」「サーフ」などが釣り場としておすすめ。
ほかにも真鯛(マダイ)は潮通しが良く、水深があり、海底の起伏に富んだ場所に潜んでいます。
夜釣りがおすすめ!
真鯛(マダイ)を投げ釣りで狙うなら「夜釣り」がおすすめです。
日中でも釣れることはありますが、餌取り(フグなど)に邪魔されることが多々起こります。
夜間は餌取り(フグなど)が少なく、真鯛(マダイ)の警戒心が薄れるので「釣果」を伸ばしやすいですよ!
初心者さんでも簡単に釣果を伸ばすなら「朝マズメ時」「夕マズメ時」を絡めると◎
投げ釣りの釣り方は?
投げ釣りは基本的に「回遊待ち」の釣り方です。
仕掛けを海に投入したら糸ふけを取りましょう。
糸ふけを取ったらリールのドラグを緩め、置き竿をして「真鯛(マダイ)のアタリ」を待ちます。
※置き竿とは釣竿を竿掛けなどに置いて「魚のアタリ」を待つこと。
真鯛(マダイ)がヒットした時はどうする?
真鯛(マダイ)が仕掛けにヒットしたら竿先が揺れます。
同時に、スプールから道糸がどんどんと引き出されるんです。
ドラグが「ギギギ」と音を立てる快感がたまりません。
真鯛(マダイ)がヒットしたら落ち着いて、まずはドラグを締めます。
その後、釣竿を力強く・大きく立てて「アワセ」を入れましょう。
お真鯛(マダイ)の口に釣り針を貫通させることができますよ!
真鯛(マダイ)がヒットしたら「素早く海底付近から浮かせること」がとても重要。
真鯛(マダイ)は危険を感じると、シモリ(海中に隠れた岩礁などの根)に潜るので「ラインブレイク」する確率が高いんです。
ハリスが擦れて切れるといった恐れを回避するためにも、釣竿を屈指して海底から浮かせて、走られないようにしてくださいね!
真鯛(マダイ)の取り込み方は?
真鯛(マダイ)を取り込む時はスッポ抜けに注意です。
スッポ抜けとは、魚がヒットしても針が取れてしまいバラして(逃して)しまうことを言います。
取り込む際に玉網(タマアミ)を上手に使用することで、スッポ抜けを回避することができるでしょう。
投げ釣りではユムシ、本コウジ、アオイソメ、ホンムシ(マムシなど)、タイムシ(アカムシ)などが使用されます。
タイムシ(アカムシ)やホンムシ(マムシなど)を使うなら「素早いアワセ」を心掛けましょう。
本コウジをエサとして使用するなら、しっかりと真鯛(マダイ)に食い込ませることがコツになります。
投げ釣りに「必要な道具」とは?
ここからは、投げ釣りに必要な道具について深ぼって解説していきます。
下記に「遊動仕掛け」「半遊動仕掛け」をまとめたので、まずは全体把握をしてみましょう。
【遊動仕掛け】
- 投げ釣り用専用スピニングリール
- 投げ竿(20号〜30号)3.9m〜4.2m
- 化学発光体
- 道糸:ナイロンライン(3号〜5号)
- 力糸:ナイロンライン(3号→12号・5号→12号)を10cm〜15cm準備
- L型天秤(20号〜30号)
- サルカン
- スナップサルカン
- 砂ズリ2本ヨリ(30cm〜50cm準備)
- ハリス:フロロカーボンライン(5号〜8号)70cm〜1m
- 丸セイゴバリ(15号〜20号)
【半遊動仕掛け】
- 投げ釣り用専用スピニングリール
- 投げ竿(20号〜30号)3.9m〜4.2m
- 化学発光体
- 道糸:ナイロンライン(3号〜5号)
- 力糸:ナイロンライン(3号→12号・5号→12号)を10cm〜15cm準備
- 名古屋天秤
- 小田原型オモリ(20号〜30号)
- ハリス:フロロカーボンライン(5号〜8号)1m〜1.5m
- 丸セイゴバリ(15号〜20号)
上記の「遊動仕掛け」「半遊動仕掛け」を準備して、投げ釣りにチャレンジしましょう!
投げ釣りに「おすすめな仕掛け」とは?
特選 達人直伝紅マダイ Wケイムラ TKS42 S(ささめ針)
特選 達人直伝紅マダイ Wケイムラ TKS42 S(ささめ針)は、ケプラー根付き「投げ仕掛け(マダイ専用)」になります。
構造としては全長1.5m・1本針です。
1本針の強度が高いので「大型の真鯛(マダイ)」にも対応してくれますよ。
ケイムラフック&ケイムラ玉のダブルアピールができるので「夜釣り」「マズメ時」で使用するのにバッチリ!
夜光玉が付くことも嬉しいポイントです。
真鯛(マダイ)の釣り方④:鯛ラバ(タイラバ)
真鯛(マダイ)の釣り方④として「鯛ラバ(タイラバ)」をご紹介です。
鯛ラバ(タイラバ)とは?釣り場:船・堤防・磯など
一般的にルアーで真鯛(マダイ)を狙うなら「鯛ラバ(タイラバ)」が使用されることが多いです。
近年「真鯛釣り=タイラバ」と思われているくらいにポピュラーな釣り方になります。
※タイラバのことを「鯛カブラ」と呼ぶことがあるので、釣り知識として押さえておくと良いですね。
鯛ラバ(タイラバ)とは?
鯛ラバ(タイラバ)では、擬似餌として「鯛ラバ(タイラバ)」を使用します。
お名前の通りなのでイメージしやすいですよね。
真鯛を釣ることに特化した「鯛ラバ(タイラバ)」はフック・ヘッド・スカート・ネクタイなどのパーツを組み合わせた仕掛け。
簡単に真鯛(マダイ)を釣ることができますし、扱いやすいので初心者さんにおすすめです。
鯛ラバ(タイラバ)の釣り方は?
釣り方がシンプルなことも嬉しいポイントです。
まずは鯛ラバ(タイラバ)を海にキャストしてください。
鯛ラバ(タイラバ)が着底したのを確認したらリールハンドルを「ただ巻く」だけでOK。
リールハンドルを一定スピードで巻くことがコツで、真鯛(マダイ)に違和感や警戒を与えません!
微妙な違い(使用する仕掛けやリールハンドルを巻く速度など)で「釣果」に差が現れる奥深さが魅力的ですね。
ほかにも「シンプルなタックル(釣竿、リール、釣り糸、仕掛けなど)」で、お手軽に始められることも魅力だと思います。
初心者さんでも楽しみやすい「鯛ラバ(タイラバ)」は、船釣り入門としてもおすすめしたいです。
思いっきりルアー釣りの楽しさを味わうことができますよ!
船釣りでおこなう鯛ラバ(タイラバ)とは?
それでは、船でおこなう「鯛ラバ(タイラバ)」について解説です。
まずは鯛ラバ(タイラバ)を海底まで沈めましょう!
その後、リールハンドルを一定のスピードで巻いてくるだけでOKです。
リールハンドルを巻く速度は「1秒に1.5回〜2回転程度」が目安としておすすめ。
このペースを基準として「遅く巻く」「速く巻く」といった感じで調整すると◎
周りを「真鯛(マダイ)のアタリが出ている釣り人はいないかな?」と観察することも重要です。
近くに真鯛(マダイ)のアタリを出している釣り人がいたら、リールハンドルを巻くスピードを合わせてみましょう。
先ほどまで真鯛(マダイ)のアタリがなかったのに、いきなり真鯛(マダイ)がヒットすることが起こりますよ!
高活性の真鯛(マダイ)のアタリは、初心者さんでもわかりやすいです。
竿先を叩かれているかのような「強い反動」を感じるはず。
そのような真鯛(マダイ)のアタリを感じたら、「釣竿を立てる→釣り糸を張る」ことでアワセをおこないましょう。
上手にアワセられると、真鯛(マダイ)の口に釣り針が掛かるので「バラし(逃すこと)」を少なくできますよ!
一方、低活性の真鯛(マダイ)のアタリはわかりにくいです。
コツコツとした「曖昧なアタリ」で真鯛(マダイ)が触れているか判断ができません。
低下性の真鯛(マダイ)狙うときのコツがあるのでご紹介です。
真鯛(マダイ)のアタリがわかりにくい場合、リールハンドルを丁寧に巻き続けましょう!
丁寧にリールハンドルを巻き続けることで、真鯛(マダイ)が勝手に針掛かりしてくることがあるんです。
ぜひ、次回の釣行からチャレンジしてくださいね。
ショア(岸、陸、海岸など)でおこなう鯛ラバ(タイラバ)とは?
ショア(岸、陸、海岸など)で真鯛(マダイ)を狙うなら潮通しのよい海峡部(強い潮流が流れる場所)でおこなうのがポイント。
真鯛(マダイ)が回遊していたり、エサを求めて集まる可能性が高かいんです。
釣り方はシンプルなので、初心者さんでもチャレンジしやすいですよ。
まず鯛ラバ(タイラバ)を狙うポイントにキャストします。
着水後、釣り糸を張りながら鯛ラバ(タイラバ)を着底させましょう。
着底したら潮に逆らいながらリールハンドルをゆっくり巻くだけでOKです。
真鯛(マダイ)のアタリは船と同じ出方が多くなります。
アタリが出ていない時は「巻きあげるスピード」「狙う水層(タナ)」を調整してくださいね。
少しの工夫が「釣果」に影響するので、次回釣行時から意識しましょう!
番外編:メタルジグでも真鯛(マダイ)が釣れる!
真鯛(マダイ)はタイジグ(真鯛専用メタルジグ)を使用して狙うことが可能です。
マヅメ時(日の出前後、日の入り前後)、潮の干満の差が大きい場所、岩礁帯の周辺などが「釣果」を狙いやすいと思います。
気になる人は、ぜひチェレンジしてみてくださいね。
鯛ラバ(タイラバ)に「必要な道具」とは?
ここからは、鯛ラバ(タイラバ)に必要な道具について深ぼって解説していきます。
下記に「船用の鯛ラバ(タイラバ)タックル」「岸用の鯛ラバ(タイラバ)タックル/キャスティング鯛ラバ(タイラバ)タックル」をまとめました。
【船用の鯛ラバ(タイラバ)タックル】
- 両軸リール(ベイトリール)
- 鯛ラバ(タイラバ)専用ロッド(6ft〜7ft)
- ライン:PEライン(0.8号〜1号)
- リーダー:フロロカーボンライン(12lb〜20lb/3号〜5号)1.5m〜2m準備する
- 鯛ラバ/タイラバ(遊動式、固定式)・メタルジグ(30g〜80g)など
【岸用の鯛ラバ(タイラバ)タックル/キャスティング鯛ラバ(タイラバ)タックル】
- スピニングリール(2500番〜4000番)
- ジョアジギングロッド・エギングロッド・シーバスロッド(8ft〜10ft)
- ライン:PEライン(0.8号〜1.5号)
- リーダー:フロロカーボンライン(12lb〜20lb/3号〜5号)1.5m〜2m準備する
- キャスラバ用鯛ラバ(20g〜60g)など
上記の「船用の鯛ラバ(タイラバ)タックル」「岸用の鯛ラバ(タイラバ)タックル/キャスティング鯛ラバ(タイラバ)タックル」を準備して、鯛ラバ(タイラバ)にチャレンジしましょう!
鯛ラバ(タイラバ)釣りに「おすすめな仕掛け」とは?
紅牙ベイラバーフリーαワンデイパック(ダイワ)
紅牙ベイラバーフリーαワンデイパック(ダイワ)は「とりあえず悩んだらこれ!」と言われるくらい釣れる要素が加えられています。
鯛ラバ(タイラバ)仕掛け一式が揃う「セット仕掛け」なので、初心者さんにおすすめ。
釣具準備の手間を省略することができますよ!
釣果実績の高い3種類(オレンジ色、レッド色、グリーン色)のネクタイやリーダーが含まれることも嬉しいポイントです。
準備するヘッドの重さは遊漁船に確認してください。
確実に海底まで落とせる、重さの「紅牙ベイラバーフリーαワンデイパック(ダイワ)」を用意しましょう!
ちなみに重さとして45g、60g、80g、100g、120g、150g、200g、250gがありますよ。
真鯛(マダイ)の釣り方⑤:ひとつテンヤ
真鯛(マダイ)の釣り方⑤として「ひとつテンヤ」をご紹介です。
ひとつテンヤの概要
テンヤとは「オモリ」「釣り針」が一体となった仕掛けのこと。
このテンヤに餌となる「エビ」を巻き付けて、真鯛を狙う釣り方が「ひとつテンヤ」です。
「ゲーム性の高さ」がひとつテンヤの魅力になります。
自ら「考え」「誘う」「掛ける」ことができなければ、真鯛(マダイ)を釣り上げられません。
積極的に釣竿(ロッド)を操作して、テンヤを「跳ね上げる」「フォールさせる」ことで、真鯛(マダイ)を狙いましょう♪
エビを好む魚は海に多く潜んでいます。
「カサゴ」「キジハタ」などが有名です。
ひとつテンヤでは、エサにエビを使いましたね?
エビを食べまいと「真鯛(マダイ)以外の魚」がヒットすることも、ひとつテンヤの魅力♪
下記に「ひとつテンヤおすすめタックル」をまとめておきます。
ひとつテンヤに必要なタックルが一目でわかるので、便利ですよ!
【ひとつテンヤおすすめタックル】
- 釣竿:ひとつテンヤ専用ロッド(7ft前後)
※ティップランロッドやタイラバロッドで代用可能 - リール:スピニングリール(2500番程度)
※小型ベイトリールで代用可能 - メインライン:PEライン(0.6号〜0.8号程度)
- リーダー:フロロカーボンライン(3号前後)
※2ヒロ程度(約3m) - 仕掛け:ひとつテンヤ(5号〜20号)
※遊漁船が指定した号数でお願いします。
ひとつテンヤとは?釣り場:船など
ひとつテンヤは「専用テンヤ」に「海エビ」をセットして、真鯛(マダイ)を狙う釣り方です。
ライト(軽量)タックルで楽しめるので、初心者でも始めやすいでしょう!
基本的に船上で楽しむ釣り方なので「酔い止め」は必須です♪
エビという生餌を使用するので、鯛ラバ(タイラバ)に比べて「アタリ(魚の反応)が多い」ことが特徴。
真鯛(マダイ)のアタリには、さまざまな種類があります。
穂先が押さえ込まれる「わかりやすいアタリ」だったり。
沈んでいるテンヤの重さをいきなり感じなくなる「わかりにくいアタリ」があるんです。
ちなみに、わかりにくいアタリは「真鯛がテンヤを食い上げる」ことで生じます。
テンヤ釣りで「釣果」を出すなら、できるだけ素早く・大きいアワセを意識すると◎です
アタリの大小関係なく意識しましょう。
真鯛(マダイ)がヒットする確率を高められますよ。
ひとつテンヤの釣り方をまとめていきます。
まずは、テンヤを海底まで沈めましょう。
海底までテンヤが沈んだら、釣竿(ロッド)を屈指して真鯛(マダイ)を狙います。
釣竿をシャクり上げて、テンヤを飛び跳ねさせてください。
その後、シャクり上げた腕をキープしつつ「テンヤをゆっくり沈める」だけでOK。
テンヤを沈める時は「余計なことをせず、重さを感じる」のがポイント!
真鯛(マダイ)に違和感を与えないので、釣果を伸ばせるようになるんです。
真鯛(マダイ)がヒットしてからのやり取りをまとめていきます。
ヒットした真鯛(マダイ)が走って逃げる場合。
釣竿をためて、体力を削り取りましょう。
真鯛(マダイ)が疲れて止まるタイミングで、リールを巻き、手元に寄せてください!
遠くに逃げら過ぎると「ラインブレイク」する確率が高まるので注意。
真鯛(マダイ)が弱り、水面に浮かぶまで「まだ逃げられる可能性がある!」と気を抜かなうようにすると◎
気を抜いた途端に、釣り針が外れることが多いんです..。
ひとつテンヤに「必要な道具」とは?
ここからは、ひとつテンヤに必要な道具について深ぼって解説していきます。
下記に「ひとつテンヤタックル」をまとめました。
【ひとつテンヤタックル】
- 釣竿:ひとつテンヤ専用ロッド(2.5m前後)
- リール:スピニングリール(2500番〜3000番)
- ライン:PEライン(0.6号〜0.8号)
- リーダー:フロロカーボンライン(2号〜2.5号/1.5m〜5m)
- ひとつテンヤ(5号〜12号)
※PEラインとリーダーは「FGノット」で結ぶのがおすすめ。
※リーダーとひとつテンヤは「クリンチノット」で結ぶのがおすすめ。
上記の「ひとつテンヤタックル」を読んでみて気になるポイントはありましたか?
テンヤの重さを選ぶ時は「狙う水深」を基準に重さを変えていくのがおすすめ。
釣り場にもよりますが、目安は「10m(水深)=10g(テンヤの重さ)」です。
つまり、水深50mを狙うなら「テンヤの重さ=50g」を選んでOK。
基本的にひとつテンヤは「底を取る(仕掛けを海底に沈める)」ことから始まります。
潮流が速い、風が強い場合「海底に仕掛けを落とせない..」というトラブルに遭遇することも。
マイボートでひとつテンヤを楽しむなら、上記で紹介した目安「10m(水深)=10g(テンヤの重さ)」よりも、重いテンヤを選んでください!
仕掛けを安定して海底に落とせるようになります。
あなたが遊漁船でひとつテンヤを楽しむなら、他のアングラーと釣り糸が絡まる「オマツリ」に注意。
船のルールによっては、オマツリを避けるため「乗船者が使用するテンヤの重さを統一」するケースがあります。
お世話になる船のルールを守り、真鯛(マダイ)釣りを楽しみましょう♪
テンヤには、餌となるエビをセットする必要があります。
セットの仕方をご紹介です。
まずは、エビを仰向けにします。
その後、頭から「孫バリ」に通して準備完了です。
船によっては、餌としてエビを使用せず「食わせ餌」「ワーム」で真鯛(マダイ)狙う場合も!
ひとつテンヤに「おすすめのテンヤ」とは?
それでは、おすすめのテンヤをご紹介していきます。
結論から言いますと「ひとつテンヤ 1step TG(スタート)」がおすすめです。
このテンヤの魅力は「タングステン製」ということでしょう。
比重が高いので「沈降速度」が素早く、底を取りやすいですよ♪
また、安定した「沈下姿勢」をしてるので、真鯛(マダイ)に違和感を与えません。
「ワンタッチで親バリ(メインとなる大きい針)を交換できる」ことも嬉しいポイント!
これがとても便利で、素早いフック交換を実現できるでしょう。
真鯛(マダイ)の釣り方⑥:船釣り
真鯛(マダイ)の釣り方⑥として「船釣り」をご紹介です。
船釣りとは?釣り場:船
船釣りでは、さまざまな釣り方を楽しめます。
具体的には「エサ釣り」「サビキ釣り」「鯛ラバ(タイラバ)」などです。
今回の見出しでは、胴突き仕掛けを使用した「エサ釣り」、サビキ仕掛けを使用した「サビキ釣り」について説明していきます。
まずは「エサ釣り」からまとめていきます。
餌には「タイムシ」「チロリ」を使用し、真鯛(マダイ)を狙いましょう。
これらの餌を胴突き仕掛けにセットしたら、オモリを海底に沈めてください。
その後、オモリを感じながら、仕掛けを巻き上げ、真鯛が生息している水層(タナ)を探ります。
竿をちょんちょんと動かして、誘いを入れても◎です。
仕掛けを回収していると、手元や竿先に「コツコツ」という感触が伝わってきます。
少しでも「アタリだ!」と感じたら、焦らず落ち着いて「誘い」を加え続けるのがコツ。
捕食スイッチを刺激できると、真鯛が餌に食い込んできます!
釣竿に「グググ」と重みが乗り始めたら勝ちです。
大きく釣竿を立てて、真鯛の口に釣り針を掛け「フッキング」完了になります。
続いて「サビキ釣り」についてまとめていきます。
サビキ仕掛けもエサ釣りと同じように、海底まで沈めることからスタート!
ここからがポイントですが、エサ釣りよりも「少し早めに仕掛けを巻き上げる」ことを意識してください。
サビキ仕掛けをゆっくり回収すると、真鯛(マダイ)に見切られる可能性があるためです。
真鯛(マダイ)のアタリは「コツコツ」と小さい感触が手元に伝わってきます。
アタリが弱いまま、フッキングしてはいけません。
釣り針を真鯛の口に貫通させられず、逃げられてしまう原因になるんです..。
小さいアタリを感じたら、焦らずリールハンドルを巻き続け「追い食い」を待つと◎
丁寧にハンドルを巻き続けると、いきなり「グググ」と重さが手元に伝わり始めます。
そしたら、軽くフッキングするだけでOK!
強すぎるフッキングは「ラインブレイク」するので注意です。
真鯛の口に針が掛かったら、慎重に手元まで連れてきてください。
玉網で真鯛を取り込んだ瞬間の「感動」は忘れられない経験になるでしょう♪
船釣りに「必要な道具」とは?
ここからは、船釣りに必要な道具を深ぼって解説していきます。
下記に「胴突き仕掛け」「サビキ仕掛け」をまとめました。
ひと目で「船釣りに必要な道具」がわかるので、便利ですよ♪
【胴突き仕掛け】
- 釣竿:船竿(30号〜60号/2m〜2.4m)
- リール:両軸リール
- 道糸:PEライン(2号〜3号)
- サルカン
- 真鯛胴突き仕掛け(3本バリ仕掛け):ハリ→11号〜12号・ハリス→4号〜5号・幹糸→6号〜7号
※市販でOK。 - ナス型オモリ(30号〜50号)
※道糸とサルカンは「クリンチノット」で結ぶのがおすすめ。
【サビキ仕掛け】
- 釣竿:船竿(40号〜60号/2m〜2.4m)
- リール:両軸リール
- 道糸:PEライン(2号〜3号)
- サルカン
- 真鯛サビキ仕掛け(7本〜8本バリ仕掛け):ハリ→7号〜9号・ハリス→3号〜4号・幹糸→5号〜6号
※市販でOK。 - 棒オモリorナス型オモリ(40号〜50号)
※道糸とサルカンは「クリンチノット」で結ぶのがおすすめ。
真鯛(マダイ)の釣り方⑦:天秤フカセ(コマセマダイ)
真鯛(マダイ)の釣り方⑦として「天秤フカセ(コマセマダイ)」をご紹介です。
天秤フカセ(コマセマダイ)の概要
天秤フカセとは、天秤仕掛けを使用して真鯛(マダイ)を狙います。
余談ですが「天秤フカセ」の呼び方が、西日本と東日本で異なることをご存知ですか?
具体的に「西日本=天秤フカセ・天秤ズボ」と呼んでいて、「東日本=コマセマダイ」と言うそうです。
釣り知識として押さえておくと、面白いかと!
それでは「天秤フカセ」の釣り方をまとめていきます。
まずは、撒きエサ(オキアミなど)を海に投げ入れ、真鯛(マダイ)を足元に集めてください。
その後、撒きエサに刺しエサを同調させて、真鯛を騙していきます。
船上から行う「カゴ釣り」のような釣り方ですね!
天秤フカセで釣果を伸ばすなら「真鯛(マダイ)が釣れる水層(タナ)を上手に見つける!」のがコツ。
真鯛が生息する水層(タナ)を見つけたら勝ちです。
戦略的に真鯛(マダイ)を狙い、1匹2匹と連続ヒットを期待しましょう。
意外と水層(タナ)の見つけ方はシンプル。
餌が盗られるなら「少しずつ水層(タナ)を下げる」と良いです。
だんだん真鯛の食いっ気が良い水層(タナ)に近づいてくはず。
餌が盗られない場合、釣竿を屈指して「刺しエサが跳ね上がる動作」を繰り返します。
こうすることで真鯛(マダイ)にアプローチでき、捕食スイッチを刺激できますよ!
下記に「天秤フカセ(コマセマダイ)おすすめタックル」をまとめておきます。
天秤フカセに必要なタックルが一目でわかるので、便利ですよ♪
【天秤フカセ(コマセマダイ)おすすめタックル】
- 釣竿:船竿(3m前後)
※調子→5:5or6:4・オモリ負荷→60号〜100号程度 - リール:中型電動リール
- メインライン:PEライン3号〜5号/200m以上
- 天秤(40cm〜70cm)
- オモリ付きカゴorステンカゴ+オモリ
※オモリは60号〜100号程度がおすすめ(遊漁船指定の号数で楽しみましょう!) - クッションゴム(50cm〜100cm)
- ハリス:フロロカーボンライン(5号〜7号)
- 伊勢尼(10号程度)
おすすめな「天秤仕掛け」とは?
それでは、おすすめな「天秤仕掛け」をご紹介していきます。
結論から言いますと「真鯛吹き流し2本仕掛 6m FF251(がまかつ)」がおすすめです。
真鯛吹き流し2本仕掛 6m FF251(がまかつ)の基本スペックは「2本針」「仕掛け全長6m」になります。
フカセ釣り専用なので、この仕掛けを準備しておけば間違いありません。
真鯛吹き流し2本仕掛 6m FF251(がまかつ)の魅力は「抜群な貫通力」でしょう。
釣り針の表面が「特殊加工」されているので、真鯛に気持ちよく刺さります♪
釣り針にケンと呼ばれる「小さな突起」が付いているもの嬉しいポイント。
セットしたエサがズレたり、落下しないので、エサ交換の手間を省略できます。
真鯛(マダイ)の釣り方⑧:完全フカセ
真鯛(マダイ)の釣り方⑧として「完全フカセ」をご紹介です。
完全フカセの概要
完全フカセはオモリを使用しません。
潮の流れに仕掛けを漂わせて、真鯛(マダイ)を狙う釣り方になります。
使用する仕掛けも「道糸に釣り針を結ぶだけ」と非常にシンプルです。
こんなシンプルな仕掛けを船上から「撒きエサ」と一緒に海に流すことで、真鯛(マダイ)が釣れるとは驚きでした!
撒きエサには、天秤フカセと同様「オキアミ」を使うので、知識として押さえておくと◎です。
完全フカセ釣りの特徴は「エサ取りを回避できる」ことでしょう。
エサ取りとは、狙っている魚より先に餌を食べてしまう「小魚」「ふぐ」のこと。
海底にある障害物周りに潜んでいます。
完全フカセ釣りは、撒き餌を船上から海に投入し、真鯛を「海底付近→浅い水層(タナ)」まで浮かせます。
エサ取りに比べ、真鯛(マダイ)の遊泳力が高いので、できる芸等ですね。
一般的に完全フカセは「船上」で行います。
ですが、地域によって「海上に固定させた小船(筏やカセなど)」から真鯛(マダイ)を狙うことも!
下記に「完全フカセおすすめタックル」をまとめておきます。
完全フカセに必要なタックルが一目でわかるので、便利ですよ♪
【完全フカセおすすめタックル】
- 釣竿:船竿(3m〜3.6m前後)
※調子→5:5or6:4・オモリ負荷→60号〜100号程度 - リール:中型電動リール・大型ベイトリール
- メインライン:フロロカーボンライン6号〜8号/300m以上
- ハリス:フロロカーボンライン(6号前後/6m〜12m)
- 伊勢尼(10号〜12号程度)
おすすめな「完全フカセ仕掛け」とは?
それでは、おすすめの完全フカセ仕掛けをご紹介します。
結論から言いますと「真鯛フカセ2本 C-73(ハリミツ)」がおすすめです。
真鯛フカセ2本 C-73(ハリミツ)の基本スペックは「2本針」「仕掛け全長6m」になります。
完全フカセ釣り専用なので、この仕掛けを準備しておけば間違いありません。
こちらの商品は、ハリスに「シーガ製品」を採用しています。
シーガとは多くの釣り人から信頼を得ている「釣り糸ブランド」です。
また「先バリと枝針の色が違う」ことも嬉しいポイント!
見分けやすいので、それぞれの動きや役割を把握しながら、完全テンヤ釣りを楽しめるでしょう♪
真鯛(マダイ)の釣り方⑨:タイサビキ(チョクリ)
真鯛(マダイ)の釣り方⑨として「タイサビキ(チョクリ)」をご紹介です。
タイサビキ(チョクリ)の概要
タイサビキ(チョクリ)とは、サビキ仕掛け使用して真鯛(マダイ)を狙う「船釣りの一種」になります。
サビキ仕掛け以外に「チョクリ」と呼ばれる擬似餌が使用される場合もあるので、知識として押さえましょう!
サビキやチョクリは「全長が長い」「針数が多い」ことが特徴で、真鯛(マダイ)がヒットする確率が高い仕掛けになります。
餌を付ける必要がないので、初心者さんもチャレンジしやすいかと!
真鯛(マダイ)の活性によりますが「非常に効率よく釣果を伸ばせる」ので、個人的にもおすすめ。
初心者さんは「仕掛けが長い」「針数が多い」という2点に注意を払うと良いです。
慣れるまでは、どうしてもライントラブルが起こるので「この仕掛け扱いにくい..」と感じてしまうかも。
ライントラブルを回避するために「磁石の板」を用意しておくのも、ひとつの手です。
磁力を屈指して、船縁に釣り糸を引っ付けると◎
釣り糸が絡まないよう、固定して並べられて便利ですよ!
タイサビキ(チョクリ)の釣り方は、基本的に「鯛ラバ(タイラバ)」と同じです。
仕掛けを海底まで落とし、その後ゆっくり巻き上げるだけでOK。
真鯛(マダイ)のアタリがないなら、再度「仕掛けを着底→巻き上げて回収」を繰り返しましょう!
これはベテランアングラーから聞いたのですが「仕掛けの沈降速度=仕掛けの回収速度」にするのが、真鯛釣りで釣果を伸ばすコツになります。
次回の釣行から取り入れてみてください!
下記に「タイサビキ(チョクリ)おすすめタックル」をまとめておきます。
タイサビキ(チョクリ)に必要なタックルが一目でわかるので、便利ですよ♪
【タイサビキ(チョクリ)おすすめタックル】
- 釣竿:船竿(2m〜3m前後・調子→6:4・オモリ負荷→30号〜50号程度)、硬めのタイラバロッド
- リール:小型電動リール・ベイトリール
- ライン:PEライン(1号〜2号程度/200m以上)
- 市販のタイサビキ(チョクリ)仕掛け
※5本針〜8本針/4m〜15m程度 - オモリ(30号〜50号程度)
※遊漁船指定の号数で楽しみましょう!
おすすめな「タイサビキ」とは?
それでは、おすすめのタイサビキをご紹介します。
結論から言いますと「めっちゃ短い真鯛サビキ T-6240(オーナー)」がおすすめです。
こちらの商品は「仕掛け全長3.8m」と短めなので、初心者さんでも扱いやすいでしょう!
サバ皮に「ミックスカラー」が採用されているのも魅力。
さまざまな条件下(海域・天候・潮色など)に対応するので、この仕掛けを用意しておけば間違いありません。
真鯛を狙う釣り方が違うと、楽しみ方も違う!
さまざまな真鯛釣りにチャレンジしよう!
真鯛(マダイ)を狙える代表的な「釣り方」「仕掛け」をご紹介してきました。
私自身、この記事を執筆して学んだことがあります。
それは「真鯛釣りには、こんなに種類があるのか!」ということ。
釣り方や仕掛けの数は、釣り業界で1番多いと言って過言ではないでしょう。
さすがは、古くから対象魚として高い人気を誇る真鯛(マダイ)です。
実は、マイナーなものを含めるとまだまだ「真鯛釣り」は存在しています!笑
どれも大きく違う「楽しみ」「魅力」があるので、真鯛(マダイ)は多くの釣り人に親しまれてきたのです。
みなさんも、ぜひ「さまざまな真鯛釣り」にチャレンジしてくださいね♪