Contents
釣具に施せる「ガラスコーティング」とは?
ガラスコーティングをご存知ですか?
ガラスコーティングとは、釣具の表面に対し、ガラス成分の被膜を形成する加工のこと。
難しく考えず「釣具を守るバリア」みたいなイメージでOKです!
身近なものだと車にもガラスコーティングが施されています。
艶出し、傷の防止効果を期待できますよ♪
車にも使われるガラスコーティングをリールに施せることをご存知ですか?
「綺麗な状態でリールを使用したい!」「リールに傷を付けたくない!」などのお悩みをお持ちの方は、リールのガラスコーティングをご検討ください!
最近では釣具チェーン店にもガラスコーティング剤が商品として置かれています。
ですが、釣具店で見かけたことがない人も多いかと。
タックルやルアーなど、他の釣具に目を奪われてしまいますよね。笑
店舗によって異なりますが、ルアーコーティング剤やホロシールが陳列されている周りにガラスコーティング剤が置かれています。
万が一、ガラスコーティング剤が見つからないなら、釣具店スタッフに相談すると良いですよ!
陳列場所まで、丁寧に案内してくれるはずです。
ガラスコーティングをリールに施すメリット・デメリットは?
リールコーティングの「メリット」「デメリット」を解説していきます。
ぶっちゃけリールコーティングは釣りをする上で必須にはなりません。
釣具を大切に使用するための手段なので、釣果にはあまり関係がないんです。
それなりに手間やコストも必要ですし..。
ですが「リールを綺麗に使いたい!」「リールを長持ちさせたい!」と考えている人もいるはず。
少しでもリールコーティングが気になるなら、ぜひ「メリット」「デメリット」を把握することから始めましょう!
「メリット>デメリット」と感じたなら、あなたのお悩みが解決するかもしれません♪
メリット3選
それでは、リールをコーティングをするメリット3選をまとめていきます。
メリット①:汚れ防止効果
メリット①は「汚れ防止効果」です。
リールにコーティング剤を塗布することで、リール表面に「薄い膜」を形成できます。
この膜がバリアのような役割を担い、リールに水分や汚れが付着するのを防いでくれますよ!
また「汚れ」「塩分」が簡単に落ちることも魅力的です。
リールメンテナンスを定期的に行う人にとって嬉しいポイントだと思います!
ソルトウォーターを楽しんだ後は「塩害」の影響が気になりませんか?
個人的にリールが知らぬ間に錆びたり、腐食するのって怖すぎです。
少しでも塩害や汚れが心配な人は、リールコーティングをご検討ください。
海水によるダメージや汚れ(泥や砂など)にしっかり対応してくれますよ!
メリット②:小傷が目立たなくなる
メリット②は「小傷が目立たなくなる」です。
ここで言う小傷とはリール本体、スプール、ハンドルで見かける小さい傷のこと。
使用するコーティング剤の種類でも違うのですが。
コーティング剤を使用すると、すでにリールに付いている小傷やダメージの軽減効果を期待できます。
小傷にコーティング剤が浸透するからです。
ピカピカした光沢を取り戻すことも可能!
嘘のような話ですが、まるで新品のような状態で釣りを楽しめます♪
リールが綺麗だと、釣行中の気持ちが上がること間違いなし。
もしも「リールの小傷が気になる..」とお悩みなら1度コーティング剤を試すのがおすすめ。
リールの見た目を綺麗に改善できると思います。
注意点として「コーティング剤=傷が付くのを防ぐ」わけではありません。
そこまで強い被膜を得るのは難しいです。
メリット③:金属パーツのサビ防止
メリット③は「金属パーツのサビ防止」です。
リールは多くの金属パーツから構成されています。
ボディーはもちろん、ローター、スプール、ハンドル、ベール、ギア、ドラグなどが代表的です。
金属パーツには、必ずサビる可能性があります。
海釣り後は特に注意です!
リール表面にコーティング剤を塗布することで、金属パーツの汚れや酸化を防ぐ効果を期待できます。
汚れや酸化を防げるので、サビ発生を抑制できるんです!
もちろん、サビを予防するには日々のメンテナンスが重要になります。
「コーティング剤を使用しているから大丈夫!」と油断でず、入念なメンテナンスを行いましょう!
「コーティング剤=リールボディの保護」という印象でしたが、金属パーツに対しても有効だとは思いませんでした。
デメリット3選
それでは、リールをコーティングをするデメリット3選をまとめていきます。
デメリット①:継続的なコーティングを行う必要がある
デメリット①は「継続的なコーティングを行う必要がある」ことです。
市販で購入できるコーティング剤で得られる被膜は強くありません。
そのため「汚れ防止」「サビ防止」などの効果は一時的なものになります。
釣りで使用したり、リールケースから出し入れすることで被膜が取れてしまう可能性も。
被膜が取れてしまうと、当然「汚れ防止」「サビ防止」効果が薄くなりますね。
一時的でなく、継続的にコーティング剤の効果を得るには、定期的にリールコーティングする必要があります。
コーティング剤を購入するコストがかかりますし。
コーティングを施工する労力や手間が必要となるのはデメリットだと思います。
デメリット②:ベアリングに悪影響がある
デメリット②は「ベアリングに悪影響」ということです。
ベアリングとは、リールの回転を滑らかにする部品のこと。
目には見えませんが、ハンドルノブの内部などに潜んでいます。
コーティング剤は、リールボディや装飾品に塗布していきます。
基本的にベアリングといった駆動部分には使用できません。
回転性能が低下したり、リールが故障する原因になりかねません。
ですが、コーティング剤は浸透力が高いです。
気をつけていてもベアリングなどの回転部品に入り込む可能性があります。
これからコーティング剤をリールに塗布する人は、ぜひ「ハンドルノブのベアリングには注意!」「ラインローラーの回転部分には注意!」と念じてください!
リール機能に悪影響が及よんでしまうリスクを回避しましょう。
デメリット③:コーティング剤の種類で効果に違いがある
デメリット③は「コーティング剤の種類で効果に違いがある」ことです。
コーティング剤にはさまざまなタイプが販売されています。
艶を出したり、撥水効果に優れているなど、商品ごとに意図している効果があるんです。
ぜひ、あなたが求める効果を期待できるコーティング剤を選んでくさい。
ここで注意点があります。
それは、基本的に「違うコーティング剤を組み合わせて使用できない」ことです。
効果が違うコーティング剤を組み合わせると、それぞれの良いとこ取りができそうな気がしますよね?
結論から言いますと「艶出し」「汚れ防止」を組み合わるのはできません。
これからコーティング剤を購入するなら、あなたが「1番求めている効果」を期待できる商品を見つけてください!
ガラスコーティングの費用対効果は絶大なのか?
結論から言うと、ガラスコーティングの費用対効果は絶大です。
中古や年式の古いリールを使用している人にも、ガラスコーティングを推奨します!
今からでも遅くありません。
この見出しを読むことで、ぜひガラスコーティングの有効性を感じてください♪
コーティング剤の事実についてまとめています。
懸念点が1点だけあります。
それは、高価ということです。
販売メーカーでピンキリですが約1,000円〜4,000円が価格相場となります。
このご時世「少しでも釣具にかかる出費を抑えたい」と言うのが本音でしょう。
コーティング剤の購入に気が進まない人もいるかと思います。
あなたの物差しでコーティング剤の「素晴らしい点」「受け入れられない点」を比べてみてください。
少しでも「気になる」と感じたなら、釣具店に足を運ぶのをおすすめします。
ほとんどの店舗で、釣具専用コーティング剤が置いてあるはずです。
ガラスコーティングの効果①:リールの傷が目立ちにくい
ガラスコーティング剤を使用すると、リールの傷が目立ちません。
ここで言う、リールの傷とは擦り傷から線傷が挙げられます。
傷に対してガラスコーティング剤が浸透したり、強固な被膜を形成するので、ピカピカして見た目に変貌するんです!
この効果は新品のリールにはもちろん。
愛用し続けているリールや釣竿(ロッド)にも効果があります。
ガラスコーティングの効果②:潮や汚れをはじくこと(撥水効果)
ガラスコーティング剤を使用すると、潮や汚れをはじいてくれます。
リールに撥水効果を付加できるのです。
外観を綺麗に保つことができます。
リールに撥水効果がある場合、内部に海水が侵入しません。
海水がリールに侵入する経路をコーティング剤が少なくしてくれるからです。
内部がサビないので、動作不良が起こる、リールの寿命が縮むといった心配を激減できますよ!
余談ですが、釣竿(ロッド)にコーティング剤を使用するのも良いですね。
ブランクスはもちろん、ガイド付近に発生するサビを抑制できます。
ガラスコーティングの効果③:リールに艶が出るので、綺麗な状態が続く
ガラスコーティング剤を使用すると、リールに艶を出すことができます。
中古リールでもピカピカ綺麗な状態に早変わり!
また、リール表面が滑らかだと「外からの衝撃」に強くなります。
リールに傷が付く心配を減らしたい人には、嬉しいポイントですね!
あなたがルアーフィッシングを楽しんでいるとします。
ルアーをキャストする際、釣り針(フック)がリールに当たることもあるでしょう。
最悪の場合、リールに傷が付く可能性も..。
コーティング剤を塗布しているリールを使用していたら、上記のシーンに直面しても問題ありません。
釣り針がリールに当たっても、コーティング面が傷つくだけです。
リール本体や塗装がダメージを負うのを回避してくださいね。