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ヤリイカエギングにおける「釣り方のポイント」とは?
あなたは「エギングでヤリイカを狙いたい!」と考えていませんか?
この見出しでは「ヤリイカエギングの釣り方」について深掘って解説していきます。
基本から重要ポイントまでまとめているので、これからヤリイカ釣りを始める人は要チェックです!
ヤリイカエギングの「アクション」について!
シャクリ方のコツは「スローアクション」です!
まず、ヤリイカエギングで使う「アクション」をまとめていきます。
エギングって「シャクリ」を屈指してイカ類を狙うのですが..。
警戒心が強いヤリイカを狙うエギングでは、「シャクリ方=スローアクション」「フォールを意識」するのが基本になります。
激しいシャクリの方がヤリイカにアピールできそうですよね?
実は、逆効果でヤリイカが驚き逃げてしまう要因になるので注意してください。
シャクリ方をスローアクションにすることで「ヤリイカの警戒心」を解いてあげましょう!
警戒心が解かれたヤリイカの方が、間違いなくヒットしてきます。
また、ヤリイカの捕食本能を刺激しやすい「フォール」を意識してアクションできたら文句なしです!笑
基本的にヤリイカは「海底付近」に潜んでいます。
ヤリイカ釣りをする際は「狙うレンジ(水層)=海底付近(5m以内)」にエギや仕掛けを動かせると良いですね。
フォール中が大事!アタリを意識しよう!
ヤリイカエギングでは「フォール中」がとても肝心です。
ヤリイカエギングは「フォール中にアタリ(反応)」が多く出る釣り方になります。
他のイカ釣りでも、基本的に同じことが言えるので知識として押さえてくださいね〜!
難しく考えず「フォール中=チャンスタイミング」と考えてくれてOK。
いつヤリイカのアタリが来ても良いように「竿先の動き」「釣り糸の弛み」「手元の感覚」に意識を集中させましょう。
実際にヤリイカのアタリを感じたら、優しくかつ乗せるような「アワセ」を入れるのが基本です。
少しでも「竿先がピクピク動いた?」「手元にゴンという振動を感じる!」なら、全てアワセを入れて問題ありません。
万が一、フッキング失敗しても「優しく」「乗せる」ようなアワセができていたら大丈夫。
エギのアクションに繋がるだけです!
ヤリイカは「エサ巻きスッテ」で釣れる?
もしかしたら「エギ単体でなかなかヤリイカが釣れない..」場合もあるでしょう。
そんな時に試すべき仕掛けが「エサ巻きスッテ」になります。
エサ巻きスッテとは、針金で餌を巻きつけたエギのことを言います。
ヤリイカが好む餌として「ササミ(塩漬けだと◎)」「キビナゴ」を押さえましょう。
なかなかヤリイカが釣れない時の「秘密兵器」として釣り場に持参するのもありかと!
餌を巻いたエギを海に投げ入れてヤリイカを狙う「エサ巻きスッテ」を邪道と感じる人もいらっしゃいます。
個人的にも「純粋なエギングではないな〜」と思います。
ですが、エギ単体にはない「匂い」「味」「食感」を備える生餌だからこそ釣れるヤリイカがいるのも事実です。
確実にヤリイカを釣り上げる手段のひとつとして「エサ巻きスッテ」を覚えておくと良いかもしれません!
堤防でヤリイカが「釣れる時期」はいつ?
ヤリイカが堤防から釣れる時期は、基本的に「12月〜4月頃」になります。
日本全国で「12月〜4月頃」にヤリイカが釣れるわけではありません。
地域差があるので注意しましょう!
あなたが住んでいる地域で「ヤリイカが釣れる時期」を事前に調査しておくと良いかと。
「12月〜4月頃」にヤリイカが釣れる理由は「産卵のため接岸する」ためです。
つまり、深場に潜んでいたヤリイカが浅場に移動するタイミングになります。
一般的に「12月=オスが接岸」「2月中旬=雌が混ざって接岸」と考えてくれてOK。
産卵期が終わり、しばらく経過した「4月中旬=寿命を迎えるヤリイカはオス・メス共に死んでしまう」のです。
最近は海水温が大幅に上昇しています。
驚くことに、日本近海の海水温上昇率は「世界平均の2倍以上」なんですよ!
海水温が上昇した影響で、ヤリイカが接岸する時期が遅くなりました。
ヤリイカが1番釣れる時期である2月に「なかなかヤリイカが釣れない」ことが多いです。
3月中旬に入り『やっとヤリイカが釣れ始める!」ような状況になりつつあります。
堤防でヤリイカが釣れ始めるタイミングは遅くなりましたが..。
スタートが遅い分、堤防でヤリイカが釣れ続ける期間が伸びます!
それはそれでアリかもしれません。笑
堤防でヤリイカが「釣れる時間帯」はいつ?
堤防でヤリイカを狙うなら「夜釣り」一択です。
ヤリイカには夜行性という習性があります。
夜になると「ヤリイカ」は接岸してくるので、堤防からでも狙うことが可能になるんです。
空がオレンジ色、夕暮れの時間帯だと、まだヤリイカ釣りをスタートするには早いタイミングです。
夕暮れから約30分くらい、時間が経過し「真っ暗になり始めたな〜」というタイミングでヤリイカが釣れ始めます!
ヤリイカは朝になり、明るくなると堤防からは釣れません!
岸から離れ、水深100mくらいある沖目に逃げ落ちてしまうからです。
稀にですが、昼間の時間帯に堤防でヤリイカがヒットすることがありますが..。
基本的には「ボウズ(釣果0)」と考えておきましょう。
昼間に釣れるヤリイカは、群れから逸れた「居残り個体」です。
居残り個体が奇跡的にヒットするのを狙うより、群れを狙う方が「釣果」が伸びるのはイメージしやすいかと。
どうしても「ヤリイカを昼間に釣りたい!」と考えている人もいるでしょう。
そのような場合は、遊漁船を利用して沖目に出るしかありません。
結構お値段はするので、お財布事情とご相談くださいね!
繰り返しになりますが「堤防」「漁港」など、陸っぱりでヤリイカを狙うなら「夜釣り一択!」です。
昼間は頑固に「ヤリイカを釣る」と粘らず、素直に明るい時間帯で釣れるターゲットを楽しんで狙いましょう!
堤防でヤリイカが「釣れるポイント」とは?
堤防でヤリイカが「釣れるポイント4選」をご紹介です!
ヤリイカが釣れるポイント①:先端
堤防の先端はヤリイカが釣れるポイントです。
堤防でヤリイカを狙う際の「最大のキーポイント=潮通しが良い」ことになります。
潮通しが良いと、ヤリイカが多く回遊してくるんです。
実際に堤防の先端にヤリイカが回遊してきたタイミングは「バタバタ」と釣れ始めます!
ヤリイカの群れが通り過ぎた途端、いきなり「パタッ」と釣果が止まるとも言えますね。
地形変化や水深がある堤防の先端は、めちゃめちゃ潮通りが良い「ヤリイカを釣るなら、押さえておきたい最高ポイント」です。
先行者がいなければ、絶対に入るべき場所を言っても過言ではありません。
ヤリイカが釣れるポイント②:コーナー
堤防のコーナー(角や隅など)も有望ポイントです。
個人的に、堤防の先端に次いで押さえたい釣り場だと思います。
堤防のコーナー(角や隅など)も潮通りが素晴らしく、ヤリイカが回遊してくるんです。
イメージとして角張っていたり、折れ曲がっている堤防のコーナーは「小さな峠」のようなもの。
周りに比べ潮が当たるので、ヤリイカが多く回遊してくるんです。
ヤリイカが釣れるポイント③:テトラ
堤防からヤリイカを狙うなら「テトラ」もおすすめしたい釣りポイントになります。
堤防を外まで歩いていたり、漁港を歩いていると、いきなりテトラが出現することってありませんか?
テトラは消波ブロックと呼ばれていて「波のエネルギーを弱める(湾内を静か・安全に保つ)」役割を担っています。
ズバリ、テトラって堤防や漁港において潮がよ〜く当たる場所に設置されているんです!
潮の流れが良いので、テトラ周りにもヤリイカが回遊してきますよ♪
釣り場に着いたら、まず「堤防の先端」「堤防のコーナー」を優先的にチェックして欲しいのですが..。
人気ポイントなので、先行者がいることもあるでしょう。
そんな時に「どこで釣りをしよう..」「ヤリイカ釣りを断念しようかな..」と凹んだり、諦めるのでなく。
「そうだ!テトラ周りもヤリイカが釣れるポイントだったな〜」と思い出せるよう、頭の片隅に知識として置いてください♪
テトラは足場があまりよろしくありません。
もちろん、滑りにくく比較的足場が良いテトラもあるのですが..。
基本的に堤防釣りをする際、多くの釣り人が敬遠しがち。
釣り人が少ないからこそ「ヤリイカが爆釣する」ケースもあるのに、もったいない!
安全を確保するために滑りにくいスパイクシューズを釣り場に持参して、ヤリイカをテトラなら狙いましょう。
ヤリイカが釣れるポイント④:常夜灯
最後になりますが「常夜灯」も堤防でヤリイカを狙うならおすすめしたいポイントになります。
常夜灯にヤリイカが寄るメカニズムはシンプルです。
ヤリイカに限らず、他の魚介類を狙う時も役立つ知識なので押さえましょう!
まず常夜灯にプランクトンや小魚が集まります。
その後、餌であるプランクトンや小魚を捕食しようとヤリイカが堤防周り・湾内に回遊してくるんです。
ぶっちゃけ「潮通しが良い場所(堤防の先端・コーナーなど)と比べて、常夜灯は釣れる?」と聞かれると正直微妙です。
強い灯りを灯す常夜灯を除けば、潮通しが良い場所の方がヤリイカが釣れます。
常夜灯周りは、本当に最終手段として覚えておいてください。
堤防や波止に入れないくらい、釣り人が多い時に思い出してもらえたらなと!
釣り人が多いシュチュエーションとして、休日前後の夜釣りが思い浮かびます。笑
堤防でヤリイカを狙う時に遭遇する「Q&A」を解決!
堤防でヤリイカ釣りをしていると、さまざまな「お悩み」「知らないこと」に遭遇すると思います。
初心者さんなら、尚更多くの「Q&A」が思い浮かぶでしょう!
疑問を解決した時に、人は1番成長します。
この見出しでは、インターネット上にあった「堤防ヤリイカ釣りでぶつかる壁」をピックアップして、解決していきますよ〜!
ヤリイカ釣りデビューする前に、チェックしておくと◎
周りのアングラーより、早く成長できること間違いなしです。
Q&A|ヤリイカのアタリの取り方は?
ヤリイカのアタリは「ウキの動き」で取ります。
具体的に「ウキがゆっくり沈む」「ウキが倒れる」「ウキが横にスライドする」3種類の動きパターンがあるので、押さえておきましょう!
ヤリイカが餌を食い下げたり、食い上げたりするので、ウキの動きに違いがでるんですよ〜。
意外かもしれませんが、ヤリイカ釣りでは「スパッ」とウキが海中に吸い込まれることがありません。
一般的な魚釣りとは大きく異なるポイントですね。
ウキの浮力が強すぎると、アタリがわかりにくいケースもあります。
シチュエーションとして「5号ウキ」と「2号エサ巻きテーラー」を組み合わせた時などですね。
ウキの浮力が強すぎると「ヤリイカのアタリが出にくい」「ウキが海面に立たない」ので、慣れるまでは難しいかもしれません、
Q&A|ヤリイカのアワセ方は?
ヤリイカ釣りでは「アワセ」は必要ありません。
ヤリイカのアタリを感じたら、まず丁寧に釣竿を立てましょう。
釣竿を立てるだけで、釣り糸が緩まずヤリイカがバレる回数が減ります。
この後も、釣り糸が緩まないようにリールを巻いて、仕掛けを回収してきてください。
上記の動作を焦らず、丁寧に行うだけでヤリイカを手元に連れてこられる回数が増えますよ♪
ヤリイカは触腕(しょくわん)が短いので、釣り針に対し掛かりが浅いケースがあります。
掛かりが浅いのに釣竿を「パシッ」と立てフッキングしてはいけません。
釣り針がすっぽ抜けたり、ヤリイカの胴体や触腕が千切れてしまう身切れが起こるんです。
Q&A|ヤリイカが釣れる深さ(水深)は?
ヤリイカは、さまざまな水層(タナ)を回遊しています。
日によって「表層付近〜海底付近」まで大きく変化するんです。
このことを踏まえると、堤防でヤリイカを狙うなら「さまざまな水層(タナ)」を狙う必要があると言えますね!
釣り場に着いたら、まず「表層付近にヤリイカが回遊していないか?」を探り、徐々に(1mずつ)狙う水層を深くしていくのがおすすめ。
イメージとして「表層→中層→海底」の順番でヤリイカを探していく感じです。
ウキ釣り仕掛けを使用して、海底付近を調査する際は注意してください。
攻めすぎると「根掛かり」を起こしやすいからです。
根掛かりすると、ウキ釣り仕掛けを作り直す必要があり、結構な時間や労力を使用します..。
Q&A|ヤリイカが好む場所は?
ヤリイカを堤防で狙うなら「潮通しが良い場所」で釣りをしてください!
具体的に「堤防の先端」「堤防のコーナー」の優先度が高くおすすめ。
これらの場所は潮通りが良いので、フレッシュなヤリイカが回遊してくるんです。
他の釣り人がいなかったら、迷わず入り、ヤリイカ釣りをスタートしましょう。
ヤリイカ釣り釣果を出すなら「釣り場選び」がとても重要で、これに尽きます。
2次的な要素として「灯り(常夜灯など)」「シモリ」もあるので、知識として押さえておきましょう!