釣り方 種類

【難易度別】餌(エサ)を使用する釣り方15種類の基礎知識を全て紹介! 各釣法の必ず抑えるべき特徴・仕掛けの種類について徹底解説!

Contents

餌(エサ)を使用する釣り方を始める前に抑えておきたいポイントは?

餌(エサ)を使用する釣り方を始める前に抑えておきたいポイントについてご紹介です。

まずは「使用するエサ」の選び方についてみていきましょう。

それでは、どうぞ!

 

釣りを始めるために必要な選定事
「使用するエサ」をチェック!

それでは「釣りを始めるために必要な選定事項」についてご紹介です。

釣りを始めるためには「使用するエサ」について選定しておくと◎。

スムーズに釣りを始めることができますよ!

まず「使用するエサ」を選定する上で必要なことを以下にまとめたので、チェックしてみましょう。

 

【使用するエサを選定するために必要なこと】

  • 生きてるエサかどうか?
  • 常温保存or冷凍保存かどうか?
  • 人工的に作られたエサかどうか?

などを考慮しましょう。

 

代表的な生きているエサとして「アオイソメ」「イシゴカイ」「マムシ」などがいます。

生きているエサは「多くの魚が釣れる」「口が小さい魚を釣りやすい(喰い込みが良い)」「夜の大物釣りに向いている」ことがの魅力的なポイント。

多くの魚を釣りたい方には、特におすすめです。

ですが、エサ独特の「見た目」や「匂い」がきついといった話をよく耳にします。

虫が苦手な方は、生きたエサの使用は避けることが無難です。

 

続いて「常温保存or冷凍保存」かどうかも、エサを選定するときに重要なポイント。

匂いが気にならないのならば「冷凍保存」されているエサを選ぶといいですよ。

集魚効果抜群なので、たくさんの魚を釣ることが可能になります。

 

清潔に釣りを楽しみたい方には「常温保存のエサ」がおすすめです。

なぜかといいますと「手が汚れない」「匂いが服につかない」といったメリットがあるからです。

初心者の方でも「手」や「服」が汚れずに楽しむことができるので、「冷凍保存」のエサよりも人気があります。

 

釣りをする環境(場所や安全性)を選定する上で必要なことは?

続いて「釣りをする環境」を選定する上で必要なことを以下にまとめました。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

【釣りをする環境を選定する上で必要なこと】

  • 小さいお子さんも楽しめるか?
  • 釣りをする場所の足場は安全なのか?
  • 魚が釣れやすい時間帯はいつなのか?

などの条件を考慮しておくと◎です。

 

小さいお子さんでも楽しめる釣り場として「海釣り施設」がおすすめです。

海釣り施設とは、釣りを楽しめるように管理された施設のことをいいます。

海釣り施設を使用するといい理由として以下の5点があるのでチェックしてみてくださいね!

 

【海釣り施設を使用するといい理由5選】

  • 足場が安定していること
  • 道具のレンタルがあること
  • 教えてくれる人(インストラクターや監視員など)が常駐していること
  • 設備(駐車場、トイレ、売店など)が完備されていること

教えてくれる人(インストラクターや監視員さん)が常駐していると、困っていることがあるとすぐに助けてくれます。

あなたの利用する釣り場に教えてくれる人(インストラクターや監視員さん)が常駐しているかを、あらかじめ確認しておくといいですね。

 

また、足場が安全な釣り場として「海釣り施設」はもちろん「堤防」「岸壁」「防波堤」なども挙げられます。

どの場所を選んでも、安全性が高く、魚が釣れる可能性が高いですよ!

これから釣りを始める初心者さん、ご家族で釣りを楽しみたい方におすすめとも言えますね。

 

最後になりますが魚が「釣れやすい時間帯」についてみていきましょう。

結論から言いますと「日の出前」「日の入りの直後」に釣りをするといいです。

この時間帯は「朝マズメ(日の出前後)」「夕マズメ(日没する前後)」と、呼ばれていて魚の活性が高まります。

 

釣果を上げるために狙う魚の捕食物を把握しておきましょう!

釣果を上げるために、あなたの釣りたい魚種の捕食物を把握しておくと◎。

釣果(釣りの獲物や釣れた魚の量)を上げるために重要ですよ!

初心者さんでも釣りやすい「アジ」を例にあげてみていきましょう。

アジは「プランクトン(アミなど)」「多毛類(イソメやゴカイなど)」「甲殻類(小型エビやカニなど)」などを捕食対象としています。

 

そんなアジを釣りたいのならば、できるだけ捕食物に近い餌(エサ)を使用するといいです。

具体的には「アミエビ」「オキアミ」「イソメ」「ゴカイ」「エビ」「カニ」「イワシの幼魚」などがおすすめになります。

あなたが釣りたい魚の「捕食物」をヒントに、さまざまな餌(エサ)を使い分けましょう。

 

エサ釣りでも油断は禁物!

餌(エサ)を使用する釣り方は、魚種を絞らなければ釣果をあげやすいと言えます。

なぜなら、餌(エサ)には「味」「匂い」があるので、魚が見つけやすくなるからです。

魚がエサを見つける回数が増えるので、自然と魚が釣れる確率が高くなりますね。

 

釣果をあげやすいからといって、エサ釣りでも油断は禁物。

「釣果をあげやすい=簡単な釣り」というわけではりません。

 

そんな自然を相手にして楽しむ釣りというアクテビティを楽しむためにも「餌(エサ)を使用する釣り方」について詳しくなりましょう。

それでは「餌(エサ)を使用する釣り方9種類」についてみていきます。

 

餌(エサ)を使用する釣り方9種類をご紹介!

今回ご紹介する餌(エサ)を使用する釣り方を以下にまとめました。

【餌(エサ)を使用する釣り方9種類まとめ】

  1. サビキ釣り
  2. 穴釣り
  3. ちょい投げ釣り
  4. 投げ釣り
  5. ウキ釣り
  6. ミャク釣り
  7. ぶっこみ釣り
  8. フカセ釣り
  9. 泳がせ釣り

これら9種類の餌(エサ)を使用する釣り方をご紹介していきます。

初心者向けの餌(エサ)釣りはもちろん、上級者向けの餌(エサ)釣りについても丁寧にまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは、初心者さんからの人気が高い「サビキ釣り」からまとめていきます。

それでは、どうぞ!

 

難易度:★☆☆☆☆|サビキ釣り

まずは、初心者さんから人気の高い「サビキ釣り」についてご紹介です。

餌(エサ)を使用する釣り方の中でも、簡単に魚が釣ることができます。

足元に仕サビキ掛けを落とすだけで魚が釣れるので「釣りの経験が全くない」「何から始めれば良いかわからない」「ファミリーフィッシング始めたい」方におすすめです。

 

サビキ釣りというと「簡単に魚を釣れる」イメージがある方も多いと思います。

「簡単に魚を釣れる」以外にも、サビキ釣りには魅力がたくさんあるので、まとめてみました!

サビキ釣りに興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

 

サビキ釣りの魅力】

  • 魚が釣れないことが極めて少ないこと
  • 市販品に優れた仕掛けが多いこと
  • タックル一式(釣竿、リール、釣り糸、仕掛け)がセットで購入できること
  • お子さんや奥さんも一緒に楽しめること
  • 堤防や防波堤で気軽に始められること
  • 初心者さんでもアタリ(魚がエサを食べたとき竿先や手元に現れる変化)を感じやすいこと

サビキ釣り慣れてきてた上級者さんは「遠投サビキ」をいう釣法にチャレンジしてみましょう。

サビキ釣りと同じタックル(釣竿、リール、釣り糸)で、始めることができるので初期費用もかかりません。

遠投サビキとは、ウキを付けたサビキ仕掛けを沖に向かって投げて魚を狙う釣り方。

サビキ釣りの仕掛けを遠く(沖)に投げるので、大物に出会えるチャンスが増えます。

具体的には「サヨリ」「真鯛」がヒットしたり、サビキ釣りでよく釣れる「アジ」「サバ」「イワシ」の大きいサイズがヒットしたりしますよ!

 

サビキ釣りはセット商品(釣竿、リール、釣り糸、仕掛け)の購入がおすすめ!

釣りを始める前に、サビキ用のタックル(釣竿、リール、釣り糸)や仕掛けを購入する必要性があります。

釣竿、リール、釣り糸、仕掛けを別々に購入することも可能なのですが..。

サビキ釣りの場合、タックルや仕掛け一式が揃っている「サビキ釣り用セット」が販売されていることが多いです。

サビキ釣り用セットは、釣りを始めるのに必要な道具がいっきに揃います。

初期費用も少なくて済むので、これからサビキ釣りを始める人に最適なんです。

 

サビキ釣りの仕掛けの作り方

続いて「サビキ釣りの仕掛けの作り方」についてみていきましょう。

サビキの仕掛けのセット方法は簡単なので、初心者さんも安心してくださいね。

購入したサビキの仕掛けのパックに「ここからはずす(上部にあることが多い)」という表記があると思います。

仕掛けパックを開けたら、金具仕様になっている部分があるので釣り糸を結びます。

その後、仕掛けをパックから引き出し、仕掛けの一番端にある(終端)にサビキカゴを取り付けたら完成です。

 

サビキ釣りで狙う魚の習性

続いて「サビキ釣りで狙う魚の習性」についてご紹介です。

サビキ釣りは、「魚の習性」効率良くを生かした、非常にシンプルな餌(エサ)釣りになります。

サビキ釣りで利用している魚の習性とは「1匹の魚が起こしたパニックが連鎖すること」です。

この「パニックの連鎖が引き起こされるメカニズム」をみていきます。

 

サビキ釣りをするときは、サビキカゴの中にオキアミなどのエサを入れてます。

オキアミとは、プランクトンの一種で多くの魚の大好物です。

このオキアミの入ったサビキカゴを水中に入れて、釣り竿でアクションを加えると、オキアミが海中でバラけ魚を惹きつけます。

オキアミに惹きつけられた魚を狙ってサビキ釣りをしていくわけですね。

 

1匹の魚が針に食いついてしまい暴れることで、近くにいる魚もパニックに陥るといった習性があります。

この魚のパニックが連鎖的に引き起こされるので、サビキ釣りは1度魚が釣れ始めると、大量釣果が期待できます。

 

サビキ釣りの釣り方

続いて「サビキ釣りの釣り方」についてみていきましょう。

サビキ釣りでは、仕掛けを投げる必要性がありません。

足元に仕掛けを落とすことで魚を狙っていくので、初心者さんや小さいお子さんでも十分に楽しめますよ。

これから釣りを始めるけど「仕掛けを投げられるか不安」「投げたときに針が刺さらないか不安」といった方は、サビキ釣りからチャレンジしてみましょう!

 

魚を集めるために撒きエサを使用することも、サビキ釣りが初心者さんにおすすめされる理由のひとつだと思います。

撒きエサを撒くために必須となる「サビキカゴ」というアイテムがあります。

このサビキカゴの中に撒きエサ(コマセやアミエビなど)を詰めることで、魚を誘き寄せましょう。

 

サビキカゴには「仕掛けの下端にサビキカゴを付けるパターン」「仕掛けの上部にサビキカゴ・下端にナス型錘を付けるパターン」があります。

初心者さんには「仕掛けの下端にサビキカゴを付けるパターン」をおすすめします。

なぜかといいますよ「糸や針が絡むトラブルを避けること」ができるからです。

意外と糸や針のトラブルを解決するのは難しいことが多く、時間と労力を割く必要性があります。

せっかく釣りをするのなら、時間や労力のかかるトラブルを避けて楽しみましょう!

 

魚が釣りエサを食べたると「釣り竿の穂先が震るえる」「手元に振動が伝わる」といった反応が起こります。

この魚がエサを食べたときに起こる反応を「アタリ」をいうのですが、この感覚が釣りの醍醐味といっても過言ではありません。

いきなり手元に伝わるアタリの感覚は、何度味わっても感動的です。

 

サビキ釣りの代表的なターゲット

最後に「サビキ釣りの代表的なターゲット」についてみていきましょう。

下記にサビキ釣りの代表的なターゲットをまとめました。

 

【サビキ釣りの代表的なターゲット】

  • アジ
  • サバ
  • イワシ類
  • カマスの幼魚
  • スズキの稚魚
  • タイの稚魚(マダイ、スズメダイ、タカノハダイ)

サビキ釣りでは、上記にまとめたさまざまな魚を釣ることが可能。

メインターゲットになる魚として、その年の春に生まれた「アジ」「イワシ」「サバ」などの小型回遊魚を狙うことが多いです。

その年の春に生まれた小型回遊魚は、初夏から秋にエサが豊富な沿岸域を回遊しているので、簡単に釣ることができます。

なかでも「アジ」「イワシ」「サバ」は、初心者さんでも簡単に釣ることができるのでおすすめですよ!

 

「アミエビ」をエサとして使用するのが◎。

アミエビは魚が多く潜んでいる水層(タナ)に狙って拡散するので、サビキ釣りと相性抜群です。

すさまじい集魚力なので、足元に魚を集めることができるでしょう。

アミエビは釣り場近くの釣具屋でも購入できますし、Amazonや楽天市場でも販売されています。

ネット通販で購入する場合、釣具屋さんに行く手間が省けておすすめです。

 

最後になりますが、サビキ釣りのターゲットになる魚は食べても美味しいことが魅力的です。

メインターゲットとなる「アジ」「イワシ」「サバ」は、食卓に並んでいると興奮しますね。

「サクサクふわふわなアジフライ」「歯応えや口当たりがたまらないイワシの刺身」「甘い味噌で味付けをしたサバ味噌」など、さまざまな料理として召し上がれます。

これら以外にも「サバの唐揚げ」「イワシの南蛮漬け」なども、おつまみとして最高です。

 

難易度:★☆☆☆☆|穴釣り

続いては、ボウズ(魚が一匹も釣れないこと)逃れと呼ばれることもある「穴釣り」についてご紹介です。

穴釣りは初心者から上級者まで楽しめる釣り方(釣法)で、多くの方を魅了し続けています。

これから釣りを始めたいと思っている方に「穴釣り」はおすすめですよ。

おすすめの理由としては「エサを落として食わせるシンプルな釣り方」「遠投や難しいテクニックを使わない」「初心者さんでも釣果を期待できる」ことが挙げられます。

高価なタックルや道具も必要ないので、 思い立ったらすぐに始められるお手軽な釣り方でもあります。

 

穴釣りには1度経験すると病みつきになるような魅力たくさん詰まっています。

そんな魅力をまとめたので、参考にしてみてください。

 

穴釣りの魅力

  • 敷居が低いのでお手軽に始められること
  • 食べて美味しい魚が釣れること
  • 通年楽しめること
  • シンプルなゲーム性で難しいテクニックが必要ないこと

なかでも「食べて美味しい魚が釣れること」は嬉しいポイント。

穴釣りでは「カサゴ」「メバル」「アイナメ」「ソイ」などの高級魚を釣ることができます。

あなた自身で高級魚を釣ってしまえば、新鮮なお魚を低価格で召し上がれますよ!

 

ほかにも、穴釣りの魅力として「シンプルなゲーム性」があり、穴釣りが高い人気を誇るポイントであると思います。

シンプルなゲーム性と言われている理由として「遠投や難しいテクニックが必要ない」ことが挙げられます。

 

穴釣り代表的なターゲット

「穴釣り代表的なターゲット」についてみていきましょう。

穴釣りで釣れる魚をピックアップしたので、チェックしてみてください。

  • カサゴ
  • メバル
  • アイナメ
  • ソイ
  • キジハタ(アコウ)
  • ハタ系(キジハタ、オオモンハタ)
  • オオナメ

などの「根魚」が基本的なターゲットになります。

根魚とは岩礁や海草の隙間など、海底の障害物の周りに潜んでいる魚の総称のこと。

ロックフィッシュとも呼ばれていますね。

食べても美味しい魚で、刺身、煮付け、唐揚げ、鍋料理、アクアパッツァとして召し上がってみてください。

特に「ハタ系(キジハタ、オオモンハタ)」「オオナメ」などの高級魚は、味や食感に定評がありますよ!

 

穴釣りの釣り方

それでは「穴釣りの釣り方」についてみていきます。

穴釣りに使用する仕掛けは単純なのですが、大変効率的に魚を釣ることができるのです。

 

穴釣りのターゲットになる「根魚」は、主にテトラポットや磯の隙間に潜んでいます。

身近な釣り場である「テトラポット」は、海底の障害物になるので魚が潜むのに最適です。

そんな、テトラポットや磯の隙間に仕掛けを結んだ釣り糸を垂らすことで、穴に居座る魚を狙い撃ちします。

遠くにいる魚を狙わずに、足場にいる魚を狙うので「灯台下暗し」とはこのことです。

 

穴釣りをする時の注意点

穴釣りをする上で注意してもらいたいポイントがあります。

根魚の潜んでいる「テトラポット」「磯」は、足元が滑りやいことが多々あります。

足元が滑るので、落水する危険が高く大変危険です。

特に、暗い場所での穴釣りや雨が降った次の日の穴釣りでは、いっそう気を引き締めましょう!

 

また、穴釣りなど「落水する可能性が少しでもある場所」で行う釣りでは、必ず「ライフジャケット」を着用してください。

ライフジャケットは救命胴衣と呼ばれていて、あなたの命を救うためのアイテムです。

万が一、あなたが落水してしまったときには「浮き輪の役割」果たしてくれますよ。

 

難易度:★☆☆☆☆|ちょい投げ釣り

続いて「ちょい投げ釣り」についてご紹介です。

ちょい投げ釣りとは、短めの釣竿(ロッド)と軽量なオモリを使い、身近な場所(堤防、岸壁、砂浜など)で魚を釣る釣り方のこと。

お手軽に始められるので、初心者さんにおすすめしたい釣り方のひとつです。

 

先ほどご紹介した「穴釣り」との違いとして「仕掛けを投げること」で魚を狙っていきます!

ターゲットとなる魚には「シロギスは(5月~10月)」「ハゼ(6月〜10月)」「カレイ(10月~4月)」などがいます。

どれも美味しい魚たちなので、食卓に出てきても嬉しいですね。

 

これから釣りを始めるにあたり「初心者がいきなり仕掛けを投げることって可能なの?」と不安を抱くかと思います。

投げ釣りとあるので少し気が引けますが、ほとんど飛距離を出さなくてOK。

実際に仕掛けを投げる距離としては「10m〜20m」なので、学校にある25mプールくらいです

 

ちょい投げ釣りは、たくさん魚を釣りたい玄人(くろうと)にも人気の釣り方でもあります。

釣り人を魅了し続けているちょい投げ釣りには、「魅力的な理由」がたくさんあると言えるでしょう。

ちょい投げ釣りが「魅力的な理由」を以下にまとめたので。チェックしてみてください。

 

【ちょい投げ釣りが魅力的な理由】

  • 堤防、岸壁、砂浜など安全な場所で始められること(危険が少ない)
  • 釣れる確率が高いこと(足場が釣れない時に◎)
  • 費用がかからないこと
  • 仕掛を投げるので、爽快感を味わえること
  • 簡単に楽しめること
  • 試行錯誤を繰り返すゲーム性

などが、ちょい投げ釣りが多くの釣り人を魅了する理由です。

とくに嬉しいポイントとして「安全な場所で始められる」ことがあると思います。

安全性な場所として「堤防」「岸壁」「砂浜」「河口」で、ちょい投げ釣りを楽しめますよ。

「堤防」「岸壁」「砂浜」「河口」で釣りをする際に、釣果を上げたいのなら「地形に変化のある場所」を集中的に狙いましょう。

いずれの釣り場でも「底の形状が変化した場所」「岩や海藻が生えている場所」には魚が潜んでいます。

 

安全な場所と言っても油断は禁物。

足場の良い釣り場でちょい投げ釣りを楽しむこと大切です。

また、落水に備えて「ライフジャケット」の着用を忘れないようにしてくださいね。

 

ちょい投げ釣りにおすすめな釣具

ちょい投げ釣りを始めるのなら「短め」「柔らめ」の釣竿を選ぶのがおすすめです。

短く柔らかい釣竿は「操作性がいいこと」が特徴なので、あなたの想像通りに扱えます!

具体的な長さとしては「3m程度」がいいでしょう。

また、釣竿に最も適したオモリの重さを表す数値として「オモリ負荷」というものがあります。

オモリ負荷の目安として「10号(約38g)〜15号(約56g)」が最適だと思います。

 

ちょい投げ釣りの代表的なターゲット

ちょい投げ釣りの代表的なターゲットをまとめました。

  • キス
  • ベラ
  • ネズミゴチ
  • ハゼ
  • ヒイラギ

など、さまざまな魚が「釣り場」「シーズン」によって釣れることもちょい投げ釣りの面白いところでしょう!

基本的には小型の魚が多く釣れますが、思いもよらない大物や高級魚がヒットする場合もありますよ。

注意点として「毒魚(ハオコゼなど)」が釣れることがあるので、素手で触らないようにするといいです。

魚を素手で触ることを避けるために「お魚掴み(フィッシュググリップ)」を持参しておくと◎。

毒魚を触らない以外にも「怪我の防止」や「魚体のダメージ軽減」に役立ちます。

 

ちょい投げ釣りはハードルが高いのか?

ちょい投げ釣りは「仕掛けを海に投げ込む必要性」があります。

ということもあり、少し初心者入門としてのハードルが高めです。

ハードルは高めなのですが、1日釣りをしていると仕掛けを投げることができるようになります。

初心者さんでも安心して「ちょい投げ釣り」に挑戦してみましょう!

 

仕掛けを投げるれるようになったら、「試行錯誤」を繰り返し魚を釣り上げましょう。

ひたすら「どうすれば魚が釣れるのか?」を考えた続け、狙っている魚が釣れた時の感動体験は何度も味わいたくなること間違いなし。

 

難易度:★★☆☆☆|泳がせ釣り

続いて食物連鎖をフル活用している「泳がせ釣り」についてご紹介です。

その名の通り、泳がせ釣りは「釣り針を掛けた小魚を泳がせてフィッシュイーター(魚食魚)を狙う」釣り方のこと。

難しいテクニックが不要なので、初心者さんにおすすめな釣り方だと思います!

 

懸念点として、生きている魚を現地で調達しなければ「泳がせ釣り」を始めることができません。

まずは、エサとなる1匹の魚を釣ることに集中してみてくださいね。

エサにする魚には「アジ」「キス」「サバ」「イワシ」「イサキ」などがおすすめです。

これから釣りを始める初心者さんでも、簡単に釣ることができると思います。

 

小魚を自由に泳がせて、その魚を捕食対象にしている大型の魚が食らいつくわけです。

本来なら美味しく頂ける魚を囮りにして、さらな高みを求めるといった、多少のギャンブル性が見え隠れしています。

せっかく釣った魚を手放ことは不安だと思います。

ですが、突如として物凄い勢いで走り出す釣り糸(ライン)を目の当たりにしてみてください。

釣り糸(ライン)の先にいる「大型の魚」が釣れたときは、これ以上ない興奮を味わえること間違いなしです。

 

泳がせ釣りの代表的なターゲットは「ヒラメ」「マゴチ」「ハマチ」などの青物をはじめ、「スズキ」「ハタ類」などがいます。

釣り場やシーズンに「マトウダイ」「アオリイカ」などが釣れるので、狙える魚種が豊富と言えますね。

「ウツボ」や「エイ」など、危険性がある魚が釣れることもあるので注意しましょう。

釣り針を外したり、リリースするときに鋭い歯や棘などで怪我をする可能性があるので、お魚掴み(フィッシュグリップ)を持参しておくと◎。

 

泳がせ釣りを楽しむのならば「堤防」「岸壁」などがいいでしょう。

なぜかといますと「アジ」「イワシ」などの小魚が多く回遊しているからです。

潮通しの良い場所に面している「港の波止」もいいですね。

繰り返しになるのですが、囮となる1匹を確保しなければ「泳がせ釣り」を始めることができません。

まずは、初めの1匹に全集中してください。

 

船がたくさん停留していたり、ロープ・海藻・岩など障害物が多い場所での「泳がせ釣り」はおすすめできません。

生きている魚は自由に動くので、仕掛けが引っかかるなどのトラブルが発生しやすくなります。

また、周りで釣りをしている釣り人(アングラー)がいるのならば、迷惑をけないように配慮することを心がけましょう。

 

難易度:★★★☆☆|ウキ釣り

続いて「ウキ釣り」についてご紹介です。

ウキとは、魚のアタリ(魚がエサをくわえた時に現れる変化)を知らせる目印のこと。

エサ釣りの仕掛けとウキ組み合わせて、さまざまな魚を狙う釣り方を「ウキ釣り」と呼びますよ。

サビキ釣りの仕掛けにウキを付けて魚を狙うときも「ウキ釣り」と呼びます。

 

一般的に「ウキ釣り」で使用する仕掛けはシンプル。

使用する仕掛けの共通点して「ウキ」「オモリ」「釣り針」のみが付いています。

シンプルということもあり、ウキと組み合わせる仕掛けがとても重要です。

 

複数の針が付いている「胴付き仕掛け」とウキと組み合わせは相性抜群。

胴突き仕掛けとは、仕掛けの1番下にオモリが付いていて、真下に落として魚を狙うときに使用されます。

堤防の足元に集まっているカワハギなどを狙うときによく使用されますね。

 

ウキ釣りは、好みの水深に仕掛けを固定することができます。

海には魚がたくさん生息している水深があり、その水深に多くアプローチすることが釣果に直結しますよ。

また、根掛かりと呼ばれるトラブルを避けられることも嬉しいポイントです。

根掛かりとは、仕掛けが水中の障害物に掛かってしまうトラブルのことで、準備した仕掛けを失う可能性があります。

仕掛けが障害物に触れないよう、ウキを使用して水深を調整しましょう。

 

基本的に、釣りは竿先や釣り糸の違和感から繊細な魚のアタリを感じ取る必要があります。

ウキ釣りでは、ウキの浮き沈みに注目して、視覚的に魚のアタリを感知しましょう。

簡単に魚がの食いつきを判断できるので、小さいお子さんや初心者さんでも楽しむことができると思います。

また、アタリを感じやすいので「安心感」を感じられることも嬉しいポイント。

釣れない時間が続くと「魚がいない?」「釣れないまま終わる?」と不安を感じるものです。

ですが、魚の存在の証明でもあるアタリを目視することで、希望を見出すことができると思います。

 

ウキ釣り仕掛けについて

ウキ釣りにはさまざまなスタイルがあり、延べ竿、リール竿のいずれでも楽しむことができます。

さまざまなスタイルに対応するため「サヨリ専用仕掛け」「遠投サビキ仕掛け」など、たくさんの仕掛けが販売されています。

釣具屋でたくさんの仕掛けを目の前にすると「どれを選ばいいのか?」と迷うこともしばしば。

 

初心者さんがウキ釣りを始める場合、必要なアイテムが揃っている「セット仕掛け」を選ぶといいですよ。

市販のセット仕掛けは「ウキ」「錘」「ハリス」「ガン玉」が揃っていて、釣り糸に結ぶだけでウキ釣りを始められます。

また「現地でそのまま使える」「仕掛けを準備する手間が省ける」「費用削減できる」ことが魅力的です。

これからウキ釣りを始める方でも、安心して釣り場に向かえますよ!

 

ウキ釣りで使用する餌や釣り方について

一般的にウキ釣りで使うエサは「オキアミ」「アオイソメ(アオムシ)」などになります。

強い匂いを発し、多くの魚種を狙うことができますよ。

対象魚種や釣り方によって「アミエビ」「シラサエビ」を使うと◎。

アミエビは「アジ」「イワシ」「サバ」などの小型回遊魚など。

シラサエビは「スズキ」「クロダイ」「メバル」「ガシラ」「カワハギ」などを釣ることができます。

 

魚の活性が低いと感じた時は、アミエビなどマキエを撒くのがおすすめです。

足元に食い気の高い魚が寄るので、効率よく好釣果が期待できます。

また、このマキエを潮流を上手に利用して撒けるかが、ウキ釣りで釣果を伸ばす鍵です。

潮流に上手にマキエを乗せ、それに同調させて仕掛けを流すことで魚が違和感なく食いつくことができます。

釣れない時間帯のコツとして覚えておくと◎。

 

ウキ釣りの代表的なターゲット

続いては「ウキ釣りの代表的なターゲット」についてご紹介していきます。

以下に「ウキ釣りの代表的なターゲット」をまとめました。

 

【ウキ釣りの代表的なターゲット】

  • アジ
  • サバ
  • メジナ
  • クロダイ
  • メバル
  • セイゴ
  • サヨリ

などがメインターゲットの魚たちになります。

これらの魚たちは「回遊状況次第」で大量に釣ることも可能。

回遊魚は居心地が良くエサが豊富エリアを求め移動する魚のことをいい、ウキ釣りでターゲットになることも多いです。

 

ウキ釣りで釣れる回遊魚の具体例をみていきます。

大阪湾では、沿岸の表層を群で泳ぐ回遊魚である「サヨリ」がターゲットとして大人気。

春から晩秋にかけて非常によく釣れるので、サヨリの群れが回遊しているなら大漁釣果を期待できます!

白身魚であるサヨリの魅力は、なんといっても「美味しいこと」だと思います。

お刺身、塩焼き、フライなど、さまざまな調理で食べてみましょう。

 

難易度:★★★☆☆|ぶっこみ釣り

続いて「ぶっこみ釣り」についてご紹介です。

ぶっ込み釣りも初心者さんにおすすめする釣り方のひとつになります。

初心者さんにおすすめする理由として「使用する仕掛けがシンプル」「仕掛けを沈めたら魚が掛かるのを待つだけ」「大物が釣れるチャンスがある」ことがあります。

仕掛けを沈めたら魚が掛かるのを待つだけなので、釣竿やリールを使い難しい「誘い」や「アクション」を加える必要がないことも魅力的と言えますね。

 

ぶっこみ釣りで使用する「仕掛け」はシンプルなので、初心者さんでも簡単に準備することができます。

具体的には「中通しのオモリ(重め)の先にエサが付いている」仕掛けを使用します。

中通しのオモリとは、オモリの真ん中に穴が空いていて、釣り糸を通すことができるタイプのものです。

魚が抵抗なくエサを捕食することができるので、「食い込みが良いこと」「アタリが感じやすいこと」などのメリットがあります。

 

シンプルな仕掛けを水中に沈めたら、アタリ(魚の反応)を感じるまで待ちましょう。

少しでも釣果を上げたいのならば、複数の釣竿を持参するのがおすすめです。

仕掛けの数が増える、広い範囲を探れるので、自然と魚が釣れる確率が増えますよ。

もちろん、1本の釣竿で「ぶっ込み釣り」に挑んでも問題ありません。

 

ぶっこみ釣りは汎用性が高いので、さまざまな「釣り場所」で楽しめることも特徴だと思います。

釣り場所として「堤防」「海岸」「磯」「浜辺(サーフ)」など海はもちろん、「河川」「湖」など淡水域でも楽しめます。

水深や水域を問うことなく、遊べることも魅了的と言えますね。

少しでも釣果を上げたいのならば、潮の流れや海底などに変化のある場所を狙ってみましょう。

魚は変化のある場所に潜んでいる可能性が高いです。

 

最後になりますが「さまざまな魚種を狙うことができる」こともぶっこみ釣りの魅力です。

さまざまな種類の魚が釣れるので、魚が手元にくるまで正体がわかりません。

この「何が釣れるかわからない!」といったワクワク感が楽しくて仕方ないのです。

狙えるターゲットとして、海では「クロダイ」「シーバス」「ヒラメ」「アナゴ」など。

淡水域では「うなぎ」などを釣ることができます。

数多くの美味しい魚種を狙うことが可能なので、興味なある方は「ぶっこみ釣り」にチャレンジしてみましょう。

 

難易度:★★★★☆|投げ釣り

続いて「投げ釣り」についてご紹介していきます。

投げ釣りとは、エサを付けた仕掛けを遠くに飛ばして魚を狙う釣り方のこと。

仕掛けを投げた時の爽快感が魅力的で、幅広い世代から高い人気を誇ります!

家族みんなで楽しむ「ファミリーフィッシング」として始める方も多いですよ。

 

投げ釣りは「堤防」や「砂浜」など、身近な場所で始めるのがおすすめ。

安全性が高いので、女性はもちろん、小さいお子さんでも楽しめますよ!

また、手軽なタックルで魚を狙うことができることも魅力のひとつ。

サビキ釣り用のタックルで投げ釣りを楽しめるので、初期費用を抑えることができます。

 

投げ釣りには専用の釣竿、リール、仕掛けなども数多く販売されています。

釣果を上げたいのならば遠投ガイド付きの釣竿を選ぶと◎。

ガイドが付いている釣竿は飛距離を伸ばすことができるので、釣果を伸ばすことができます。

飛距離を出し、広範囲の扇状に探ることで、魚に出会える可能性を高めましょう!

 

投げ釣りで使用する仕掛けは、さまざまなメーカーさんから発売されています。

初心者さんがいきなり仕掛けを選ぶにはハードルが高いと思います。

そんなときは、釣具屋で販売しているものを選ぶと◎。

釣具屋のスタッフさんがあなたの状況に最適な仕掛けを選んでくれます。

 

釣具屋で仕掛けを選ぶときには、スタッフさんに聞く質問をあらかじめ考えておくと◎。

そうすることで、仕掛けを選ぶ時間を短縮できたり、スタッフさんの時間を奪い過ぎないなどの配慮に繋がります。

具体的には「〇〇を釣りたいのですが、おすすめの仕掛けはありますか?」「〇〇とういう場所で釣りをするので、おすすめの仕掛けを教えてください!」など、あなたの状況がわかる質問を考えておくといいですよ。

 

ちょい投げ釣りを投げ釣りの違い

続いて「ちょい投げ釣りを投げ釣りの違い」についてみていきます。

「ちょい投げ釣り」と「投げ釣り」一番の違いとして「仕掛けを投げる距離」があると思います。

 

「ちょい投げ釣り」は波止から近距離にいる魚を狙うので、遠くても10m〜60mくらいの飛距離で十分。

一方「投げ釣り」では、沖にいる魚を狙うことが多いです。

なんと、約100mの飛距離を出すことで魚を狙っていきますよ!

 

飛距離を重視する釣り人の場合、浜辺(サーフ)から広大な海に向かい遠投を楽しみます。

なかには、200mクラスの飛距離を出す釣り人もいるみたいです。

 

仕掛けを投げる距離が違うので「使用する釣具」「釣れる魚の種類」も違ってきます。

そこまで飛距離を出さなくてもいい「ちょい投げ釣り」では、短めの釣り竿小型のリールを使用します。

操作性がいいので、初めて釣りをする方には嬉しいポイントです!

また、飛距離を出す必要性のある「投げ釣り」では長い投げ竿や大型リールを準備すると◎。

大型のリールを用意しておくと、釣り糸を十分に巻けるのでおすすめです。

 

ちょい投げ釣りは「堤防」「テトラポット」に潜む魚を狙い、投げ釣りは「沖底」に潜む魚がメインターゲットになります。

釣れる魚種はちょい投げ釣りの方が豊富ですが..。

投げ釣りでは、大物が釣れるというロマンがあります。

難しいテクニックは必要なく、初心者さんでも十分に大物を釣れる可能性があることも「投げ釣り」の魅力と言えますね。

 

投げ釣りの釣り方

続いて「投げ釣りの釣り方」についてまとめていきます。

投げ釣りとは、魚が居そうな場所(岩・海藻・駆け上がりなど)に仕掛けを遠投して楽しむ釣り方です。

仕掛けを投げた後は、基本的に釣竿を置いて魚がヒットするのを待ちましょう。

投げ釣りで魚を釣りたいのならば「魚の居るポイント」を見抜くことが重要となります。

 

投げ釣りで使用する釣竿は「磯竿」「ルアーロッド」でOKです。

飛距離を思いっきり出したいのならば、投げ釣りに特化している「投げ竿」の購入をしてみてもいいかもしれません。

釣竿全体が硬く、長さがあるので重量級のオモリを遠投することも可能です。

遠くに仕掛けを投げた時の爽快感はストレス解消に最適かもしれません。

海外では、飛距離を競い合う大会があるくらいです。

 

投げ釣りの代表的なターゲット

続いて「投げ釣りの代表的なターゲット」をご紹介です。

投げ釣りの代表的なターゲットを以下にまとめました。

 

【投げ釣りの代表的なターゲット】

  • キス
  • ベラ
  • ハゼ
  • コチ
  • チヌ
  • クエ
  • マハタ
  • カレイ
  • マダイ
  • スズキ
  • マゴチ
  • シロギス

などを釣ることができます。

主に投げ釣りで狙うことができる魚として、底生魚で甲殻類や環虫類を捕食する「キス」「カレイ」「ベラ」「ハゼ類」など。

ほかにも「マダイ」「チヌ」「スズキ」を狙うことができます。

高級魚である「ヒラメ」「コチ」などを釣りたいのならば、生き餌を投入すると◎。

海底の砂泥に潜んでいる「ヒラメ」「コチ」を誘き寄せることができちゃいます。

使用する生きエサとして「イソメ類(アオイソメやイワイソメなど)」や「アジ」「キビナゴ」などの小魚がおすすめです。

 

投げ釣りには、大物がヒットするというロマンがあります。

「小さい魚しか釣れない」と油断しないようにしてください!

日中は海底付近に大物が潜んでいることが多いので「マハタ」「クエ」といった大物が不意に釣れることもあります。

 

難易度:★★★★☆|ミャク釣り

続いて「ミャク釣り」についてご紹介です。

ミャク釣りは、非常にシンプルな仕掛け(小さいオモリと釣り針だけ)を使うことで魚を狙う釣法です。

ウキなどの目印を使わないので、頼りになるのは、あなた自身の経験や感覚のみ。

具体的は「竿先の動き」「釣り糸(ライン)の変化(引っ張られる・緩む)」「釣り糸(ライン)から手に伝わる微妙なアタリ(振動)」などを頼ると◎。

このような「竿先の動き」「釣り糸(ライン)の変化」「微妙なアタリ(振動)」から、さまざまなヒントを得ることができます。

得られるヒントとして「魚の活性」「魚の生息している水層」などがあるので、少しずつ経験を積んでいきましょう。

 

ミャク釣りは「渓流」「海上釣り堀」「堤防」「岸壁」などで楽しむことができます。

メインターゲットとなる魚として、渓流に存在している「ヤマメ」「イワナ」、堤防や岸壁の足元にいる「チヌ」「ハゼ」「メバル」を狙らうことができます。

特に「ヤマメ」や「イワナ」は警戒心が強く、美味しい魚なので大人気です。

 

難易度:★★★★★|フカセ釣り

続いて「フカセ釣り」についてご紹介です。

フカセ釣りは難易度が高いので、初心者さんの入門には向かないかもしれません。

難易度が高い理由として「豊富な知識(海流の原理、魚の生態系)」や「経験」がフカセ釣りを楽しむために必要不可欠だからです。

ですが、さまざまな「知識」「経験」を積み重ねていき、フカセ釣りに1度のめり込むと抜け出せなくなると言われています。

 

たしかに初心者さんが1人で「フカセ釣り」に挑むにはハードルが高いかもしれません。

身近に「フカセ釣り」の知識や経験が豊富な方がいるのならば、ぜひチャレンジしてもらいたい釣り方でもあります。

それでは、詳しく「フカセ釣り」についてみていきましょう。

 

フカセ釣りの魚にアプローチする仕組みは至ってシンプルです。

海に仕掛けを投げ入れたら、コマセと呼ばれるエサを撒きます。

コマセとは、魚を集めるために海中に撒くエサのこと。

このコマセを撒くことで、磯場に身を潜めている魚をおびき寄せて、集まってきた魚を釣ります。

「仕掛けを海に投げ入れる→エサを撒き魚をおびき寄せる→エサに集まった魚を釣ると」といった、シンプルな仕組みですね。

 

シンプルな仕組みとは裏腹に、コマセを撒くことの奥が深いんです。

なぜかと言いますと、フカセ釣りを行う「磯」「堤防」「河口」など環境ごとに海流や潮が違うからです。

この海流や潮の流れを読むことができないと、あなたの狙っている魚が潜んでいる場所にコマセを漂わすことができません。

そうなると、狙っている魚を集めることができなくなります。

 

また、釣り針の付いたエサ(サシエ)には違和感があるので、魚は簡単には食いつきません。

釣り針の付いたエサ(サシエ)とマキエが同じように漂うことが、魚を釣るために必要なんです。

海流や潮の流れを読むことで、魚に違和感を感じさせないよう釣り針の付いたエサ(サシエ)とマキエを漂わせましょう!

 

釣り針の付いたエサ(サシエ)を魚が違和感を感じなくするために「ウキの種類」「ガン玉の数」などを細かく調整すると◎。

ウキが「海流・潮の流れや方向」を教えてくれ、ガン玉が「ウキの浮力を調整」「ウキを安定させる」といった役割を担います。

 

フカセ釣りはマキエに反応する魚であれば、ほぼすべての魚がターゲットと言えます。

具体的には「メジナ」「クロダイ」「アジ」「真鯛」「イサキ」「ヒラマサ」「ブリ」「カンパチ」「カツオ」「マグロ」などです。

これからフカセ釣りを始めるとなると、磯場に身を潜めている「メジナ」「クロダイ」などをメインターゲットにすることが多くなると思います。

ほかにも「イシダイ」「イシガキダイ」など、大型で力強い引きの魚を狙うことがでるので、興味のる方はチャレンジしてみてくださいね。

 

餌(エサ)使用して「特定の魚種を狙う」釣り方6種類をご紹介!
アジ、タチウオ、マダイ、クロダイ、アオリイカを釣りましょう!

餌(エサ)を使って特定の魚種を狙う釣り方6種類をご紹介していきます。

今回ご紹介する釣り方を以下にまとめたので、チェックしてみてください!

 

【餌(エサ)を使って特定の魚種を狙う釣り方6種類】

  • LTアジ(ターゲット:アジ)
  • タチウオテンヤ(ターゲット:タチウオ)
  • 一つテンヤ(ターゲット:マダイ)
  • ヘチ釣り ※落とし込み釣り(ターゲット:クロダイ)
  • だんご釣り ※紀州釣り・かかり釣り(ターゲット:クロダイ)
  • ヤエン釣り(ターゲット:アオリイカ)

どれも、ターゲットになる魚が美味しくいただけることで人気の魚釣りです。

あなた自身が釣りあげた美味しい魚を食べたい方は、ぜひチャレンジしてみましょう!

それでは「LTアジ(アジ)」についてご紹介です。

 

難易度:★☆☆☆☆|LTアジ(ライトタックルアジ)
アジを狙おう!

まずは「LTアジ(ライトタックルアジ)」についてご紹介していきます。

LTアジ(ライトタックルアジ)とは、「LT(ライトタックル)」で「アジ」を狙う釣り方です。

タックルとは「釣竿」「リール」「釣り糸」などの総称のこと。

従来使用しているタックルよりも軽く細いものを、LT(ライトタックル)と呼びます。

つまり、LTアジ(ライトタックルアジ)とは「軽いリール」「短い釣竿(ロッド)「細めの釣り糸(ライン)」で「アジ」を狙うということとも言えますね。

 

軽量なタックルを使用するので、1匹1匹アジ本来の強い引きや駆け引きを存分に楽しめます。

魚釣りの醍醐味とも言える「魚との駆け引き」を一段と楽しみたいのならば、ぜひチャレンジしてみてください。

 

そんな、LTアジ(ライトタックルアジ)は「お手軽に始められる」「簡単にアジが釣れる」ので初心者さんにおすすめです。

船に乗ってアジを釣りたいと考えているのならば、絶大な人気を誇る「LTアジ(ライトタックルアジ)」から始めてみても良いかもしれませんね。

ほかにも「お財布にも優しい(初期費用が安価)」「安全性の高い場所で楽しめる(堤防や岸壁など、波が穏やかな海)」ことも嬉しいポイントです。

 

難易度:★★★☆☆|タチウオテンヤ
タチウオを狙おう!

続いて「タチウオテンヤ(タチウオ)」についてご紹介していきます。

タチウオタチウオテンヤは、大阪湾で人気の釣り方です。

誰にでも扱いやすい仕掛けでタチウオを狙える反面、誘い方で釣果に差が出るという奥深さが人気の理由となります。

 

テンヤとは、オモリと釣り針が一体化している扱いやすい仕掛けのこと。

テンヤの釣り針に「イワシ」「サンマ」「コノシロ」「キビナゴ」などを、針金で巻きつけてタチウオを釣り上げます。

タチウオテンヤで定番エサは「イワシ」で、内臓の匂いでも誘えるので食いの良さが抜群です。

「イワシ」「サンマ」など使用するエサは、スーパーで購入できるもので◎。

 

タチウオの回遊次第では陸からでも爆釣を狙えますが、基本的に船に乗ってタチウオを狙うことが多いと思います。

すこしでも釣果を伸ばしたいのならば「船長さんの指示に従うこと」を意識してみてください。

船長さんの経験や知識に優るものはないので、頼りきりましょう。

 

タチウオがテンヤに食いつくと、「ズドン!」という負荷がいきなり手元に感じられます。

この衝撃的な食い込みがタチウオテンヤの醍醐味です。

焦らずに、釣り糸のテンションが抜けないように一気に巻き上げましょう!

 

易度:★★★☆☆|一つテンヤ
マダイを狙おう!

続いて「一つテンヤ(マダイ)」についてご紹介です。

マダイをターゲットにする一つテンヤは、江戸時代から存在している歴史のある釣り方。

タイラバゲーム(擬似餌を使用してマダイを狙う釣り方)と肩を並べるほどの人気を誇る、マダイ釣り2大巨頭でもあります。

海老をエサとして使用するので、「海老で鯛を釣る」とはまさにこのことだと言えますね!

 

釣り方はシンプルで「テンヤ」と呼ばれる仕掛けに「エビ(サルエビ)」をつけてマダイを狙います。

テンヤとは「オモリ、大きな親針(掛かりを良くするための大きい針)、ハリスの付いた孫針(小さい針)」が一体となった仕掛けのこと。

一つテンヤの醍醐味は「繊細な仕掛け(テンヤ)とタックル(釣竿、リール、釣り糸)で大きなマダイを狙う」ことだと思います。

 

高級魚である「マダイ」は魚の王様と呼ばれています。

そんなマダイの大物となると「80cm〜90cm(1m級モンスターもいます)」クラスになることも。

かなり強烈な引きを楽しめるので、釣り糸がちぎれることも多々ありますよ。

釣りの醍醐味とも言える「魚の引き」を目一杯楽しんでくださいね。

 

マダイ以外の魚もよく反応するのでアタリが多いことも「一つテンヤ」の魅力と言えるでしょう。

さまざまな魚を釣ることができるので、初心者の方でも楽しめます。

一つテンヤで釣れる魚をまとめたので、チェックしてみてくださいね。

 

【一つテンヤで釣れる魚】

  • マダイ
  • 根魚(カサゴなど)
  • フラットフィッシュ(ヒラメ、カレイ)
  • 青物(イナダ、ヒラマサなど)
  • タチウオ

などの美味しい魚が釣れるので、ぜひ食卓でお楽しみください。

 

難易度:★★★★☆|ヘチ釣り ・落とし込み釣り
クロダイ/チヌを狙おう!

続いては「ヘチ釣り ・落とし込み釣り」についてご紹介していきます。

ヘチ釣り (落とし込み釣り)とは、堤防の壁面に餌を落とし込むことでクロダイ(チヌ)を狙う釣り方のこと。

(ヘチとは堤防の壁面のことを指しています)

あなたの存在をクロダイ(チヌ)気づかれずにエサを落とし込むことで、魚を釣れる可能性が上がります。

釣果をすこしでも伸ばしたいなら、餌を落とし込む瞬間に全集中しましょう!

 

ヘチ釣り (落とし込み釣り)の魅力を以下にまとめました。

すこしでもヘチ釣り (落とし込み釣り)に興味があるのならば、チェックしてみてください。

 

【ヘチ釣り (落とし込み釣り)の魅力】

  • クロダイ(チヌ)との距離感が近いのでダイレクトなやりとりを楽しめること
  • クロダイ(チヌ)との心理戦を楽しめること
  • 1年を通して楽しめること
  • 使用する道具や仕掛けがシンプルなのでお手軽に始められること
  • 時期によっては簡単に釣れること(6月〜8月がおすすめ)

などがさまざまな魅力があります。

 

釣りの醍醐味とも言える、クロダイ(チヌ)との「ダイレクトなやりとり」についてみていきます。

ヘチ釣り (落とし込み釣り)は、あなたの足元にいるクロダイ(チヌ)を狙う釣り方でしたね。

そんな、足元に潜んでいる元気いっぱいなクロダイ(チヌ)とのやりとりが至近距離でいきなり始まります!

元気いっぱいな「クロダイ(チヌ)」が秘めている、パワーを存分に楽しんでくださいね。

 

クロダイ(チヌ)には、貝類や甲殻類などを捕食する習性があります。

実際に使用するエサとして「イガイ」「パイプ虫」「フジツボ」「イワガニ」「シラサエビ」など、貝類や甲殻類がおすすめです。

ヘチ釣り (落とし込み釣り)のハイシーズンである夏に必須となる「イガイ」「フジツボ」などは、堤防の岸壁で入手するといいでしょう。

エサを購入する費用を抑えることができます。

 

ヘチ釣り (落とし込み釣り)には「専用の釣り竿」や「専用の落とし込み用リール(太鼓リール)」が販売されています。

専用の釣り竿は、約2m〜3m程度のものが多く「繊細な穂先」「小口径ガイドが搭載」「肘当てが付いている」ことが特徴的です。

エントリーモデルから上級者向けのモデルまであるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!

 

続いて「専用の落とし込み用リール(太鼓リール)」についてまとめていきます。

専用の落とし込み用リール(太鼓リール)は「釣り糸をスムーズに送れる」「スプールの回転性能が抜群」なので、エサを自然に送り込むことができます。

糸に巻きグセが付きにくいことも相まって、ヘチ釣り (落とし込み釣り)に最適です。

 

難易度:★★★★☆|だんご釣り (紀州釣り・かかり釣り)
クロダイ/チヌを狙おう!

続いてご紹介するのは「だんご釣り」です。

和歌山県の紀州では「紀州釣り」、小船をイカダなどに掛けて係留するという由来から「かかり釣り」と呼ばれることもあります。

さまざまな呼び方のある、だんご釣りは「クロダイ(チヌ)」を狙うときに選択する釣り方です。

 

だんご釣りを簡単に説明するならば、ウキを使用したエサ釣りです。

だんご釣りで使用されるエサとして「オキアミ」「アミエビ」「ボケ」「アケミ貝」などの甲殻類や貝類がよく使用されます。

ほかにも「サナギ(イコガの繭を茹でた中身)」「コーン」「スイカ」を使用する場合もありますよ。

 

これら、本命となるエサを釣り針に付け、周りを「米ぬか」「砂」「集魚剤」でだんご状にコーティングすることが、だんご釣りの特徴のひとつと言えます。

本命のエサの周りをだんご状にコーティングする理由として「エサを外道(クロダイ/チヌ以外の魚)」から守ることがあります。

魚影の濃い釣り場になるほど、クロダイ(チヌ)に辿り着くことが難しいので、本命のエサをだんごの中に隠す必要性があるんです。

 

だんご釣りの外道(クロダイ/チヌ以外の魚)として「スズキ」「根魚」など、美味しい魚を狙うことも可能です。

そんな美味しい魚を差し置いてでも、釣りたいクロダイ(チヌ)には「釣り人のロマン」が詰まっていると言えるでしょう。

クロダイ(チヌ)の強烈な引きが、釣り人の心を掴んで離さないのだと思います。

あなたも釣り人のロマンに触れたいのならば「だんご釣り」にチャレンジしてみては?

 

難易度:★★★★★|ヤエン釣り
アオリイカを狙おう!

続いて「ヤエン釣り」についてご紹介です。

和歌山県が発祥とされる、ヤエン釣りは「アオリイカ」を狙うときに選択する釣り方です。

アオリイカを「アジ」「ウグイ」などの、小魚をエサとして釣り上げます。

地域は限られますが、アオリイカ以外にも「コウイカ」「ケンサキイカ」などを釣ることも可能です。

 

【ヤエン釣りの釣り方|手順】

  1. 生きた小魚に針を通して泳がせます。
  2. 小魚を捕食しようとアオリイカが抱きついてくる。
  3. ゆっくりと釣竿を立てて、気付かれないようにゆっくりと巻き寄せます。
  4. アオリイカが足下まで来たら、道糸から掛け針(ヤエン)を流し込むこみます。
  5. アオリイカに掛け針(ヤエン)が引っ掛かったら釣り上げてOK。

手順3の「アオリイカをゆっくりと巻き寄せる」過程で逃げられる(バレる)ことが多々あります。

なぜかと言いますと、アオリイカに掛ける釣り針が「アジ」「ウグイ」などの小魚には付いていないんです。

もちろん、囮にする小魚が逃げないような針は付いているのですが、アオリイカを釣るには力不足なので、追加で掛け針を送り込む必要性があります。

この追加する掛け針を「ヤエン」と呼び、アオリイカのサイズ感に合わせてさまざまな種類が販売されています。

 

ヤエン釣りではターゲットが掛かっても逃げられる(バレる)ことが多いです。

そんな唯一無二の「ドキドキ感」「スリリング感」が多くの釣り人を虜にするのでしょう。

難易度は高めですが、唯一無二の釣り方と言える「ヤエン釣り」を始めてみてはどうでしょう?

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