小さい工夫がエリアトラウトをもっと面白くしてくれます。
釣果を出すためにルアー技術を磨く時間、その努力の末に釣った1匹は格別。
実は、エリアトラウトにはルアー技術以外にも大切な技術があるんです。
基本ですが「投げる」「掛ける」「キャッチ&リリース」が本当に大切。
釣果にも直結しますが、生き物の命や釣りをする環境を保護するといった人間としての成長にも繋がってきます。
それでは、愛好家が多いエリアトラウトを一段と楽しむために「エリアトラウトで大切な技術5選」を一緒に学んでいきましょう!
エリアトラウトは繊細だから面白い!
エリアトラウトは非常に繊細な魚釣りです。
細かい部分にまで工夫をすることで釣れる魚の数が全然変わります。
管理釣り場のメインターゲットは「ニジマス(虹鱒)」です。
ニジマスのアタリは「竿先が少し揺れる」「釣り糸が少し弾かれる」と極わずか。
また、管理釣り場には魚や環境を守るための「レギュレーション(規則)」が定められていて絶対厳守です。
わずかなヒントと限られた条件に対して本気で挑む。
だからこそ、エリアトラウトはすごく面白いのです。
歴代の釣り人は頭を使い、細かい部分にまで工夫を凝らすことで、不利な状況を打破してきました。
ルールの中で楽しむからこそ、エリアトラウトでは技術が必要
エリアトラウトを行う上で「レギュレーション」は絶対厳守です。
利用者間のトラブル防止、魚の命を守る、釣り場環境の維持に直結しているからです。
少しだけ、レギュレーションをご紹介していきます。
有名どころは。
「バーブレスフック(カエシなし)の使用厳守」「シングルフック以外使用禁止」「〇cm以下のルアーの使用禁止」「フロントフック禁止」
と言ったところでしょうか。
どのレギュレーションも魚の命を守ることに直結しています。
口から外しやすくて、針先が少ないフックを使うことで、魚が受けるダメージ(傷)を最小限に抑えられますからね。
同時に、釣り人にとって「魚を逃しやすい(バラしやすい)」という一面があることも事実です。
魚が釣れなければ、エリアトラウトを心の底から楽しむのは難しいかもしれません。
だからこそ、釣り人はルールの範囲内で釣果を出せる「技術」を身につける必要があるのです!
エリアトラウトで大切な技術5選
それでは、エリアトラウトで大切な技術をご紹介していきます。
エリアトラウトで大切な技術①:キャスティング
エリアトラウトでは「キャスティング」が大切になってきます。
キャスティングとは「釣竿を使いルアーを投げる技術」のことです。
飛距離を出すこと、狙い撃ちできるの2点が釣果に直結します。
エリアトラウトで使用するルアーは軽量であることが特徴的です。
軽いルアーはコツを掴むまでは上手にキャスティングできません。
逆にいうと、コツを掴めれば腕力が発展途上のお子さんでも素晴らしいキャスティングができるんです!
キャスティングのコツは「体に力を入れすぎない(リラックス)」「肘より先を動かす(腕全体での大振りは厳禁)」「釣竿の曲がり(しなり)を利用する」の3点です。
力を抜いて、肘より先を使い、釣竿を振りかぶる。
その際、竿先にルアーの重さを乗せることで、釣竿全体が大きく弧を描いて湾曲する。
最後に、曲がり(しなり)が復元する力を利用してルアーを前に飛ばすだけでOK!
まずは、上記に挙げた「オーバーヘッドキャスト」から習得するのがおすすめです。
管理釣り場の上空や周囲には障害物がないのでリラックスして練習しましょう。
エリアトラウトで大切な技術②:アタリを取る
エリアトラウトでは「アタリを取る」ことも大切です。
アタリを取るとは「魚がルアーに食いついたサインを察知する技術」のこと。
魚のアタリをヒントに、釣れるルアーを見つけることは「エリアトラウトの醍醐味」の一つだと思います。
管理釣り場に放流されている魚の大多数は「ニジマス(虹鱒)」です。
ニジマスのアタリは非常に繊細(ショートバイトが多い)。
ルアーに違和感を感じたら一瞬で口から吐き出してしまうんです。
そのため、手元までガツンとした強いアタリが来ることは極稀。
釣り人には、釣り糸や竿先にでるわずかな変化を目視で察知する技術が求められます。
エリアトラウトで大切な技術③:フッキング
エリアトラウトにおいて「フッキング」は最も大切な技術のひとつ。
フッキングとは「魚の口にフックを突き刺して、抜けないように固定する技術」のこと。
魚のアタリを見逃さず、確実な1匹に変えるために絶対に習得しておくべきです。
エリアトラウトでは「バーブレスフック(カエシがない釣り針)」を使用します。
針の刺さりが不十分な場合、魚が逃げてしまう(バラしてしまう)頻度が非常に多い。
しかも、ニジマスは口に刺さった針を外そうと、水面を飛び跳ねて割ることだってあります。
エリアトラウトで行う「フッキング」に力は必要ありません。
アタリを感じたら、竿先を数センチ動かしたり、リールを気持ち早く巻くだけでOK。
これだけで、釣り糸が張る(ラインにテンションが加わる)ため、気持ちの良いフッキングが成立します。
釣竿を力一杯に持ち上げるようなフッキングは、魚を傷つけるだけです。
魚の命を守るためにも、絶対に避けましょう!
エリアトラウトで大切な技術④:ランディング(網入れ)
ランディング(網入れ)とは「ヒットした魚を手元まで寄せて、網に取り込む技術」です。
他の釣りと比べて、エリアトラウトでは「ランディング(網入れ)」に腕の差が出ます。
釣り上手な人は、フッキングが成立した魚を逃さず、確実にランディング(網入れ)するのが得意。
エリアトラウトでは「バーブレスフック」を使用するため、魚の口から針が外れやすいです。
魚を逃さずにランディング(網入れ)するコツは「釣り糸が張った状態を保つ(ラインテンションをかけ続ける)」こと。
釣竿やリールを上手に使い、魚が針を外すのを防ぐのです。
足元40cm〜50cmまで魚を寄せることができたら、利き手で釣竿を持ち、反対側にランディングネットを置いておきます。
ここまできたら、後は竿先を軽く持ち上げ、後ろに引くだけでOK。
疲れ切った魚がランディングネットに吸い込まれてきますから、優しくすくいあげましょう。
エリアトラウトで大切な技術⑤:リリース(魚を逃す)
エリアトラウトでは「リリース」も大切です。
リリースとは「釣った魚を持ち帰らずに、元いた環境に逃す技術」になります。
ただ逃すのではなく、ダメージを最小限にして逃すのが大切。
管理釣り場にいる魚は熱に弱いです。
人が直接触れてしまうと、魚は大火傷を負ってしまいます。
身体中にカビが繁殖してしまい、最後は死んでしまうのです。
魚の命を守るためにも、この記事を読んだ方は以下の4点に気をつけてください。
【魚の命を守るリリースの仕方】
- リリーサーを使い、水中で魚を逃す(陸にあげない)
- 陸にあげた魚は、水に浸したネットの中で回復させてから逃す
- 素手で魚を触らない(触る場合は、水で手を冷やしてから)
- リリースする際は、池に投げ入れない
【努力は裏切らない】
練習した分だけエリアトラウトは上手くなる
エリアトラウトは練習した分だけ上手くなります。
魚を釣るための技術、魚を逃さない技術、魚の命を守るための技術。
この全てが確実に成長するのです。
しかも、他の釣りと比べて、圧倒的に「技術」をこなせる回数が多い。
管理釣り場では、1日何回もキャスティングを行いますし、何度も魚のアタリを察知してフッキングを試みます。
魚がヒットした際にはランディングを行い、最後は命に感謝してリリースをするのです。
あらかじめ知識を知っておけば、大切な技術を意識して練習に臨めます。
気付いたら、今回紹介した「エリアトラウトで大切な技術5選」が身に染み込んでいるはずです。
まとめ
エリアトラウトで大切な技術5選はどうでしたか?
下記にまとめておくので、1度おさらいしておきましょう。
【エリアトラウトで大切な技術5選】
- キャスティング
- アタリを取る
- フッキング
- ランディング(網入れ)
- リリース(魚を逃す)
これら全ての技術がエリアトラウトを面白くする上で必要不可欠です。
釣れる魚も増えますし、魚が受けるダメージを減らせるため環境を守れます。
魚が死んでしまったら、最高に面白いエリアトラウトが存続できません。
みなさんの意識や心がけで、もっともっとエリアトラウトは面白くなります。
今回の記事をそのきっかけとしてお役立てください!