釣り方

真鯛(マダイ)の堤防における釣り方や特徴は?陸や船で使う仕掛け4パターンも解説!タイラバ以外の鯛釣りを始めよう

真鯛(マダイ)は赤い魚体と背中に浮かぶコバルト色の斑紋(はんもん)が特徴的な魚です。

幼魚は藻場や岩礁帯といった浅い場所に生息しています。

 

一方、成魚は浅い場所から深い場所まで幅広い水層(タナ)に生息しています。

30m~200mの岩礁域(がんしょういき)や砂礫底(されきてい)、これら周辺の砂泥底(さでいてい)など、本当にさまざまな場所で姿を見かけることが多いです。

 

そんな真鯛(マダイ)は古くから釣りのターゲットにされてきました。

釣り好きの方なら「1度は釣りたい!」と考えてしまいますよね。

 

この記事では真鯛(マダイ)を狙える「さまざまな釣り方」についてご紹介していきます!

初心者さんでも「始めてみたい!」と感じるような真鯛(マダイ)の釣り方が見つかるかもしれません。

 

【真鯛(マダイ)の特徴】

  • 分類:スズキ目スズキ亜目タイ科
  • 別名:タイ、チャリコ、カスゴ、オオダイ、ホンダイ、紅葉鯛(モミジダイ)、麦わら鯛(ムギワラダイ)、桜鯛(サクラダイ)
  • 釣れる季節:春・夏・秋(1年を通して釣りやすい)

※初心者さんは乗っ込みシーズン(4月~5月)、落ちシーズン(9月~11月)を狙おう!

 

真鯛(マダイ)の釣り方①:フカセ釣り

真鯛(マダイ)の釣り方①として「フカセ釣り」をご紹介です。

 

フカセ釣りとは?釣り場:堤防・磯など

フカセ釣りとは仕掛けを自然に漂わせること(フカセること)で魚を狙う釣り方です。

潮通しが良い・水深がある岩礁帯や砂れき帯が広がる海底で行うのがおすすめ!

真鯛(マダイ)が潜んでいる可能性が高いので「釣果」を出しやすいですよ。

 

フカセ釣りで使用するタックルは?

フカセ釣りはチヌ用のタックルで対応することが可能です。

ですが、大型(50cm以上)の真鯛を狙うならパワーを備えているタックルで挑むのが無難だと思います。

あなたが狙う真鯛(マダイ)のサイズ感に合わせて準備する「タックル」を決めてくださいね。

 

フカセ釣りで使用する仕掛けは?

これからフカセ釣りを始める初心者さんには「半遊動仕掛け」をおすすめします。

フカセ釣りの基礎を学びやすいですし、魚が生息している水層(タナ)を探りやすいですよ!

 

最初のうちはウキ下(ウキから釣り針までの距離)を狙う水層(タナ)よりも30cm~50cmほど浅く設定すると◎

真鯛(マダイ)のアタリがわかりやすくなりますよ。

 

フカセ釣りで使用するマキエは?

またマキエは比重のあるものを用意しておくといいですね。

真鯛(マダイ)を効率的に集魚できるので、効率良くフカセ釣りを楽しめるでしょう!

あとはサシエ(ハリに付けたエサ)とマキエを上手に同調させて潮に乗せる・流すことで「釣果」を出せるはずです。

 

真鯛(マダイ)のアタリについて

真鯛(マダイ)のアタリがあると「ウキ」が海中に沈み消えます。

その後、リールに巻かれた道糸がどんどん放出し始めるのでわかりやすいですね。

 

初心者さんは真鯛(マダイ)のアタリを感知したら、釣竿を真上に強く引き上げ「アワセ」を入れてください。

しっかりアワセを行えると真鯛(マダイ)の口に針が掛かるので「バラす(逃す)」ことが少なくなります。

 

真鯛(マダイ)の習性について

真鯛は釣り針に掛かると沖に向かい、逃げる習性があります。

あまり遠くまで走られると「ラインブレイク」する原因になるので注意してください。

 

釣り竿で真鯛(マダイ)の動きをコントロールしたり、動きが弱まったタイミングでリールハンドルを少しずつ巻くと◎です。

焦らず丁寧にあなたの手元まで真鯛(マダイ)寄せることを意識してくださいね!

 

これは余談ですが。

瀬戸内海でチヌ(クロダイ)をターゲットとしたフカセ釣りをしていると、真鯛(マダイ)が釣れることがあります。

真鯛(マダイ)の個体数が増えたことで、アタリの数が増えたことが原因です。

 

フカセ釣りに「必要な道具」とは?

ここからは、フカセ釣りに必要な道具について深ぼって解説していきます。

下記に「フカセ釣りに必要な道具一覧」をまとめたので、まずは全体把握をしてみましょう。

 

【フカセ釣りに必要な道具一覧】

  • レバーブレーキ付きスピニングリール(2500番~4000番)
  • 磯竿(1号〜2号5m〜5.3m)
  • 道糸:ナイロンライン(1.75号〜2.5号)
  • ウキ止め
  • 円錐ウキ・棒ウキ(3B〜1号)
  • ウキストッパー
  • サルカン
  • ガン玉(3B〜5B)
  • 中通しオモリ(0.5号〜1号)
    ※ウキの浮力に合わせること
  • ハリス:フロロカーボンライン(1.75号〜2号)3m〜4.5m
  • ガン玉(G6〜G5)
  • チヌバリ(4号〜5号)
  • グレバリ(9号〜10号)
  • 伊勢尼/いせあま(8号〜10号)

※道糸(ナイロンライン)とサルカンはクリンチノットで結ぶ

※ハリス(フロロカーボンライン)とサルカンはクリンチノットで結ぶ

 

円錐(えんすい)ウキ・棒ウキ(3B~1号)について

上記の「フカセ釣りのタックルまとめ」ではガン玉やオモリを使用しています。

ガン玉やオモリでも水深を調整することができますが、代わりに「水中ウキ」を使うケースがあることも知っておくといいですね。

 

水中ウキには自重があり、表面積が大きいので水中に沈みます。

潮の流れを受けつつ、仕掛けを狙う水層(タナ)に運んでくれますよ!

 

初心者さんは「配合エサ(生きた餌と練り餌を混ぜたもの)」を用意しておくと良いと思います。

真鯛(マダイ)に対する集魚効果の高い「専用の配合エサ」が販売されてるので、気になる方はチェックしてみましょう!

 

※水中ウキとは、浮力がマイナスのウキのことを言います。

浮力がマイナスなので水中に沈み、まるでオモリのような役割を果たしてくれるんです。

 

スピニングリール (2500番~4000番)はレバーブレーキ付きを準備しよう!

真鯛(マダイ)とのやり取りを快適におこなうなら「レバーブレーキ付きスピニングリール(2500番~4000番)」を準備しましょう!

 

レバーブレーキ付きスピニングリールは、釣り糸の送り出しを指先の操作だけでコントロールすることが可能です。

真鯛のアタリを感じ取りやすいですし、強い引きに対しても対応してくれますよ。

 

真鯛(マダイ)の釣り方②:カゴ釣り

真鯛(マダイ)の釣り方②として「カゴ釣り」をご紹介です。

 

カゴ釣りとは?釣り場:堤防・磯など

堤防から磯で楽しむ「カゴ釣り」でも真鯛(マダイ)を狙うことができます。

カゴ釣りとは、同調させた撒きエサと刺しエサを屈指することで魚を騙す釣り方です。

 

具体的には、カゴに詰めた撒きエサ(オキアミ)を海中に放出することで真鯛(マダイ)が集まります。

その後、潮流に乗った撒きエサに刺しエサを同調させることで真鯛(マダイ)を釣り上げましょう!

 

カゴ釣りの釣り方は?

カゴ釣りをする際は、ウキ下(ウキから釣り針までの距離)を深めに設定しましょう。

また反転カゴに詰めるマキエ(オキアミボイル)の量は8割くらいが適量です。

 

仕掛けの準備が完了次第、狙うポイントに仕掛けを投げ入れてくださいね。

狙うポイントに仕掛けを投入したら、水層(タナ)を保つために仕掛けをウキ止めまで送り込みましょう!

 

あとは仕掛けを潮に乗せて流しながら真鯛(マダイ)のアタリを待つだけです。

真鯛(マダイ)のアタリがないなら、ウキ下の長さを調整することで「狙う水層(タナ)」を変えてみてくださいね。

 

真鯛(マダイ)のアタリは?

真鯛(マダイ)のアタリは強烈です。

大型のウキを使用していても、一気に海中に引き込まれてしまいます。

 

真鯛(マダイ)のアタリを感じたらリールハンドルを巻くことで糸ふけを取り除きましょう。

その後、釣竿を大きく立て真鯛(マダイ)の口に針を掛けます。

 

真鯛(マダイ)が沖に向かい逃げたら、釣竿を立てて動きを止めてください。

あまり遠くまで逃られてしまうと「ラインブレイク」する原因になります。

真鯛(マダイ)の動きが止まったところでリールハンドルを巻き、足元まで寄せてくださいね。

 

カゴ釣りの釣り場は?

メインになる釣り場として潮通しが良く、水深のある堤防・波止(沖波止を含む)、磯場、海釣り公園に適しています。

海底に起伏があると真鯛(マダイ)が潜んでいる可能性が高まりますよ!

 

これは余談ですが、カゴ釣りって日本海の東側に位置する「山陰エリア」では、良型(一般的に70cm以上)真鯛を狙う際の定番仕掛けとして高い人気を誇ります。

多くの釣り人から親しまれているんです。

 

カゴ釣りのおすすめなシーズンは?

カゴ釣りで真鯛(マダイ)を狙うなら「春の乗っ込みシーズン」と「秋の落ちシーズン」が釣期としておすすめです。

特に春シーズンに入ると真鯛(マダイ)は産卵期に入ります。

産卵期の真鯛(マダイ)は接岸してくるため「釣果」を伸ばせるベストシーズンなんです!

 

カゴ釣りに「必要な道具」とは?

カゴ釣りで使用する「ウキ」は大きいものを選ぶのがおすすめ。

大きいウキだと視認性が良いので、真鯛(マダイ)のアタリを判断しやすいですよ!

 

ウキの号数は潮の流れによって使い分けましょう。

一般的なウキの号数の目安は8号~12号くらいです。

 

遠くのポイントを狙いたい人には「中通しタイプのウキ」「発泡ウキ」の使用をおすすめします。

釣り糸と絡みにくいのでストレスなく遠投するのに便利です!

懸念点として仕掛けの通り(仕掛けの機能性)は環付きウキに劣ることを押さえておくと◎

 

撒き餌(コマセ)を入れる役割を担うカゴには、さまざまな「タイプ」「大きさ」が存在しています。

あなたの好みに合わせて使用するカゴを選んでくれてOKです。

 

カゴに撒き餌(コマセ)を詰める際は「詰めすぎ」に注意が必要です。

詰めすぎてしまうとカゴから撒き餌(コマセ)が出てこれないので、真鯛(マダイ)を集めることができません。

 

下記に「カゴ釣りに必要な道具一覧」をまとめたので、ぜひチェックしてくださいね!

 

【カゴ釣りに必要な道具一覧】

  • スピニングリール(5000番〜6000番)
  • 磯竿(3号〜5号)5.3m〜6.3号
  • 道糸:PEライン(3号〜4号)・ナイロンライン(5号〜6号)
  • ウキ止め
  • シモリ玉
  • カゴウキ(8号〜12号)
  • ウキストッパー
  • ナイロン天秤
  • 反転カゴ・金属カゴ
  • オモリ(8号〜10号)
  • ハリス:フロロカーボンライン(4号〜6号)約4m準備する
  • 真鯛バリ(10号〜12号)
  • グレバリ(11号〜12号)

 

カゴ釣りに「おすすめな仕掛け」とは?

遠投カゴ釣りセット(ナカジマ)

遠投カゴ釣りセット(ナカジマ)はカゴ釣りに必要アイテムが全て揃っている「セット仕掛け」です。

ウキにはソフトボディ仕様が採用されています。

 

衝撃に対して強く、なかなか壊れません。

カゴ釣り初心者さんでも安心して扱うことができると思います。

 

【遠投カゴ釣りセット(ナカジマ)セット内容】

  • EVAウィング(遠投カゴウキ)
  • アジ天秤(撒餌カゴ天秤)
  • 遊動システム一式
  • DASHカゴ釣り仕掛け

 

真鯛(マダイ)の釣り方③:投げ釣り

真鯛(マダイ)の釣り方③として「投げ釣り」をご紹介です。

 

投げ釣りとは?釣り場:堤防・浜・磯など

投げ釣りでも真鯛(マダイ)を狙うことができます。

海底に砂地が広がる「堤防」「サーフ」などが釣り場としておすすめ。

ほかにも真鯛(マダイ)は潮通しが良く、水深があり、海底の起伏に富んだ場所に潜んでいます。

 

夜釣りがおすすめ!

真鯛(マダイ)を投げ釣りで狙うなら「夜釣り」がおすすめです。

日中でも釣れることはありますが、餌取り(フグなど)に邪魔されることが多々起こります。

 

夜間は餌取り(フグなど)が少なく、真鯛(マダイ)の警戒心が薄れるので「釣果」を伸ばしやすいですよ!

初心者さんでも簡単に釣果を伸ばすなら「朝マズメ時」「夕マズメ時」を絡めると◎

 

投げ釣りの釣り方は?

投げ釣りは基本的に「回遊待ち」の釣り方です。

仕掛けを海に投入したら糸ふけを取りましょう。

糸ふけを取ったらリールのドラグを緩め、置き竿をして「真鯛(マダイ)のアタリ」を待ちます。

 

※置き竿とは釣竿を竿掛けなどに置いて「魚のアタリ」を待つこと。

 

真鯛(マダイ)がヒットした時はどうする?

真鯛(マダイ)が仕掛けにヒットしたら竿先が揺れます。

同時に、スプールから道糸がどんどんと引き出されるんです。

ドラグが「ギギギ」と音を立てる快感がたまりません。

 

真鯛(マダイ)がヒットしたら落ち着いて、まずはドラグを締めます。

その後、釣竿を力強く・大きく立てて「アワセ」を入れましょう。

お真鯛(マダイ)の口に釣り針を貫通させることができますよ!

 

真鯛(マダイ)がヒットしたら「素早く海底付近から浮かせること」がとても重要。

真鯛(マダイ)は危険を感じると、シモリ(海中に隠れた岩礁などの根)に潜るので「ラインブレイク」する確率が高いんです。

ハリスが擦れて切れるといった恐れを回避するためにも、釣竿を屈指して海底から浮かせて、走られないようにしてくださいね!

 

真鯛(マダイ)の取り込み方は?

真鯛(マダイ)を取り込む時はスッポ抜けに注意です。

スッポ抜けとは、魚がヒットしても針が取れてしまいバラして(逃して)しまうことを言います。

取り込む際に玉網(タマアミ)を上手に使用することで、スッポ抜けを回避することができるでしょう。

 

投げ釣りではユムシ、本コウジ、アオイソメ、ホンムシ(マムシなど)、タイムシ(アカムシ)などが使用されます。

タイムシ(アカムシ)やホンムシ(マムシなど)を使うなら「素早いアワセ」を心掛けましょう。

本コウジをエサとして使用するなら、しっかりと真鯛(マダイ)に食い込ませることがコツになります。

 

投げ釣りに「必要な道具」とは?

ここからは、投げ釣りに必要な道具について深ぼって解説していきます。

下記に「遊動仕掛け」「半遊動仕掛け」をまとめたので、まずは全体把握をしてみましょう。

 

【遊動仕掛け】

  • 投げ釣り用専用スピニングリール
  • 投げ竿(20号〜30号)3.9m〜4.2m
  • 化学発光体
  • 道糸:ナイロンライン(3号〜5号)
  • 力糸:ナイロンライン(3号→12号・5号→12号)を10cm〜15cm準備
  • L型天秤(20号〜30号)
  • サルカン
  • スナップサルカン
  • 砂ズリ2本ヨリ(30cm〜50cm準備)
  • ハリス:フロロカーボンライン(5号〜8号)70cm〜1m
  • 丸セイゴバリ(15号〜20号)

 

【半遊動仕掛け】

  • 投げ釣り用専用スピニングリール
  • 投げ竿(20号〜30号)3.9m〜4.2m
  • 化学発光体
  • 道糸:ナイロンライン(3号〜5号)
  • 力糸:ナイロンライン(3号→12号・5号→12号)を10cm〜15cm準備
  • 名古屋天秤
  • 小田原型オモリ(20号〜30号)
  • ハリス:フロロカーボンライン(5号〜8号)1m〜1.5m
  • 丸セイゴバリ(15号〜20号)

 

上記の「遊動仕掛け」「半遊動仕掛け」を準備して、投げ釣りにチャレンジしましょう!

 

投げ釣りに「おすすめな仕掛け」とは?

特選 達人直伝紅マダイ Wケイムラ TKS42 S(ささめ針)

特選 達人直伝紅マダイ Wケイムラ TKS42 S(ささめ針)は、ケプラー根付き「投げ仕掛け(マダイ専用)」になります。

構造としては全長1.5m・1本針です。

1本針の強度が高いので「大型の真鯛(マダイ)」にも対応してくれますよ。

 

ケイムラフック&ケイムラ玉のダブルアピールができるので「夜釣り」「マズメ時」で使用するのにバッチリ!

夜光玉が付くことも嬉しいポイントです。

 

真鯛(マダイ)の釣り方④:鯛ラバ(タイラバ)

真鯛(マダイ)の釣り方④として「鯛ラバ(タイラバ)」をご紹介です。

 

鯛ラバ(タイラバ)とは?釣り場:船・堤防・磯など

一般的にルアーで真鯛(マダイ)を狙うなら「鯛ラバ(タイラバ)」が使用されることが多いです。

近年「真鯛釣り=タイラバ」と思われているくらいにポピュラーな釣り方になります。

※タイラバのことを「鯛カブラ」と呼ぶことがあるので、釣り知識として押さえておくと良いですね。

 

鯛ラバ(タイラバ)とは?

鯛ラバ(タイラバ)では、擬似餌として「鯛ラバ(タイラバ)」を使用します。

お名前の通りなのでイメージしやすいですよね。

 

真鯛を釣ることに特化した「鯛ラバ(タイラバ)」はフック・ヘッド・スカート・ネクタイなどのパーツを組み合わせた仕掛け。

簡単に真鯛(マダイ)を釣ることができますし、扱いやすいので初心者さんにおすすめです。

 

鯛ラバ(タイラバ)の釣り方は?

釣り方がシンプルなことも嬉しいポイントです。

まずは鯛ラバ(タイラバ)を海にキャストしてください。

鯛ラバ(タイラバ)が着底したのを確認したらリールハンドルを「ただ巻く」だけでOK。

 

リールハンドルを一定スピードで巻くことがコツで、真鯛(マダイ)に違和感や警戒を与えません!

微妙な違い(使用する仕掛けやリールハンドルを巻く速度など)で「釣果」に差が現れる奥深さが魅力的ですね。

 

ほかにも「シンプルなタックル(釣竿、リール、釣り糸、仕掛けなど)」で、お手軽に始められることも魅力だと思います。

初心者さんでも楽しみやすい「鯛ラバ(タイラバ)」は、船釣り入門としてもおすすめしたいです。

思いっきりルアー釣りの楽しさを味わうことができますよ!

 

船釣りでおこなう鯛ラバ(タイラバ)とは?

それでは、船でおこなう「鯛ラバ(タイラバ)」について解説です。

まずは鯛ラバ(タイラバ)を海底まで沈めましょう!

その後、リールハンドルを一定のスピードで巻いてくるだけでOKです。

 

リールハンドルを巻く速度は「1秒に1.5回〜2回転程度」が目安としておすすめ。

このペースを基準として「遅く巻く」「速く巻く」といった感じで調整すると◎

 

周りを「真鯛(マダイ)のアタリが出ている釣り人はいないかな?」と観察することも重要です。

近くに真鯛(マダイ)のアタリを出している釣り人がいたら、リールハンドルを巻くスピードを合わせてみましょう。

先ほどまで真鯛(マダイ)のアタリがなかったのに、いきなり真鯛(マダイ)がヒットすることが起こりますよ!

 

高活性の真鯛(マダイ)のアタリは、初心者さんでもわかりやすいです。

竿先を叩かれているかのような「強い反動」を感じるはず。

そのような真鯛(マダイ)のアタリを感じたら、「釣竿を立てる→釣り糸を張る」ことでアワセをおこないましょう。

上手にアワセられると、真鯛(マダイ)の口に釣り針が掛かるので「バラし(逃すこと)」を少なくできますよ!

 

一方、低活性の真鯛(マダイ)のアタリはわかりにくいです。

コツコツとした「曖昧なアタリ」で真鯛(マダイ)が触れているか判断ができません。

 

低下性の真鯛(マダイ)狙うときのコツがあるのでご紹介です。

真鯛(マダイ)のアタリがわかりにくい場合、リールハンドルを丁寧に巻き続けましょう!

丁寧にリールハンドルを巻き続けることで、真鯛(マダイ)が勝手に針掛かりしてくることがあるんです。

ぜひ、次回の釣行からチャレンジしてくださいね。

 

ショア(岸、陸、海岸など)でおこなう鯛ラバ(タイラバ)とは?

ショア(岸、陸、海岸など)で真鯛(マダイ)を狙うなら潮通しのよい海峡部(強い潮流が流れる場所)でおこなうのがポイント。

真鯛(マダイ)が回遊していたり、エサを求めて集まる可能性が高かいんです。

 

釣り方はシンプルなので、初心者さんでもチャレンジしやすいですよ。

まず鯛ラバ(タイラバ)を狙うポイントにキャストします。

 

着水後、釣り糸を張りながら鯛ラバ(タイラバ)を着底させましょう。

着底したら潮に逆らいながらリールハンドルをゆっくり巻くだけでOKです。

 

真鯛(マダイ)のアタリは船と同じ出方が多くなります。

アタリが出ていない時は「巻きあげるスピード」「狙う水層(タナ)」を調整してくださいね。

少しの工夫が「釣果」に影響するので、次回釣行時から意識しましょう!

 

番外編:メタルジグでも真鯛(マダイ)が釣れる!

真鯛(マダイ)はタイジグ(真鯛専用メタルジグ)を使用して狙うことが可能です。

マヅメ時(日の出前後、日の入り前後)、潮の干満の差が大きい場所、岩礁帯の周辺などが「釣果」を狙いやすいと思います。

気になる人は、ぜひチェレンジしてみてくださいね。

 

鯛ラバ(タイラバ)に「必要な道具」とは?

ここからは、鯛ラバ(タイラバ)に必要な道具について深ぼって解説していきます。

下記に「船用の鯛ラバ(タイラバ)タックル」「岸用の鯛ラバ(タイラバ)タックル/キャスティング鯛ラバ(タイラバ)タックル」をまとめました。

 

【船用の鯛ラバ(タイラバ)タックル】

  • 両軸リール(ベイトリール)
  • 鯛ラバ(タイラバ)専用ロッド(6ft〜7ft)
  • ライン:PEライン(0.8号〜1号)
  • リーダー:フロロカーボンライン(12lb〜20lb/3号〜5号)1.5m〜2m準備する
  • 鯛ラバ/タイラバ(遊動式、固定式)・メタルジグ(30g〜80g)など

 

【岸用の鯛ラバ(タイラバ)タックル/キャスティング鯛ラバ(タイラバ)タックル】

  • スピニングリール(2500番〜4000番)
  • ジョアジギングロッド・エギングロッド・シーバスロッド(8ft〜10ft)
  • ライン:PEライン(0.8号〜1.5号)
  • リーダー:フロロカーボンライン(12lb〜20lb/3号〜5号)1.5m〜2m準備する
  • キャスラバ用鯛ラバ(20g〜60g)など

 

上記の「船用の鯛ラバ(タイラバ)タックル」「岸用の鯛ラバ(タイラバ)タックル/キャスティング鯛ラバ(タイラバ)タックル」を準備して、鯛ラバ(タイラバ)にチャレンジしましょう!

 

鯛ラバ(タイラバ)釣りに「おすすめな仕掛け」とは?

紅牙ベイラバーフリーαワンデイパック(ダイワ)

紅牙ベイラバーフリーαワンデイパック(ダイワ)は「とりあえず悩んだらこれ!」と言われるくらい釣れる要素が加えられています。

鯛ラバ(タイラバ)仕掛け一式が揃う「セット仕掛け」なので、初心者さんにおすすめ。

釣具準備の手間を省略することができますよ!

 

釣果実績の高い3種類(オレンジ色、レッド色、グリーン色)のネクタイやリーダーが含まれることも嬉しいポイントです。

 

準備するヘッドの重さは遊漁船に確認してください。

確実に海底まで落とせる、重さの「紅牙ベイラバーフリーαワンデイパック(ダイワ)」を用意しましょう!

ちなみに重さとして45g、60g、80g、100g、120g、150g、200g、250gがありますよ。

-釣り方