釣竿

【シマノとダイワの釣竿の違いを解説】ジギングロッドを釣り歴7年の目線で比較!釣竿を買う時に見るべきポイントを学ぼう

シマノとダイワの違いは?「ロッド」「リール」をそれぞれ比べました!

まずは、シマノとダイワのロッドとリールの違いをご紹介です。

 

シマノとダイワの「ロッド」の違いについて

それでは、シマノとダイワの「ロッド」の違いについてご紹介です。

結論から言いますと「シマノ=期待以上の使用感」「ダイワ=期待通りの使用感」を感じられます。

 

シマノのロッドについて

シマノのロッドを使用していると「期待以上の使用感」が得られます。

軽さや操作性に優れていて「限界値(性能を発揮できる範囲)」が高いんです。

また、強度や耐久性も優れているので「安定感」を感じられるはず。

 

調査したら「おお!使用感が良い!」と感じているアングラーさんがたくさんいらっしゃいました。

釣りをしていて「楽しい!」「気持ちが良い!」など、非常に素晴らしい感情になれることがシマノロッドの魅力ですね。

 

シマノは製品開発に強いこだわりがあります。

釣り道具のことを「単に釣果を上げる道具」だと捉えていません。

「釣り道具=釣りを楽しむ道具」として、釣り人の気持ちや感性に寄り添いながら製品開発をしています。

 

性能や技術力だけでなく、ユーザーさんを大事にしてシマノは「モノづくり」をしているのですね。

シマノ製品が多くの釣り人に支持される理由がわかります♪

 

ダイワのロッドについて

ダイワのロッドを使用していると「期待通りの使用感」を得られます。

ホームページなどで製品情報を読み「使用感は〇〇な感じかな?」とイメージしますよね。

その後、釣具店舗でロッドを手に取り、釣り場に向かうことになると思います。

 

釣り場に到着して、ロッドを使いルアーを投げたり、アクションを加えたり、魚をフッキングしてみると。

期待通りの「キャスト時の振り抜き感」「ルアーを操作するときの快適さ」「魚を掛けた時の強さ」を感じられるはず。

あなたがイメージしているスペックを裏切らないことがダイワロッドの魅力ですね!

 

シマノとダイワの「リール」の違いについて

続いて、シマノとダイワの「リール」の違いについてご紹介です。

結論から言いますと「シマノ=特別な物」「ダイワ=扱いやすさ」と感じられます。

 

シマノのリールについて

シマノのリールは、多くの釣り人から定評があります。

実際に使用すると「堅牢性(けんろうせい)」と「巻き心地にシルキー感」を感じられるでしょう。

ヌルヌルとした巻き心地には「高級感」を満喫でき、シマノリールが特別な物だと実感すること間違いなし。

 

またドラグ性能の狂いが少ないことも素晴らしいポイント。

細かいドラグ力の強弱を調整することが可能です。

 

ターゲット魚のパワーにもよりますが、限界スレスレな状態にドラグを調整してみてください。

ラインが「切れるか?」「切れないか?」というスリリングな状況下でおこなう魚との勝負は格別です♪

 

個人的には「HAGANEギア」がシマノリールの品質が高い理由だと思っています。

HAGANEギアとは精密冷間鍛造技術のこと。

常温下で金属に圧力を加えるので、唯一無二の「強度を」実現しました。

 

ダイワのリールについて

ダイワのリールは「扱いやすさ」を感じられます。

ダイワがリールに「軽量性」「ドラグ性能」を重要視していることが扱いやすさの秘密です。

 

ダイワのリールにはザイオン素材が使用されているので「軽量性」に優れています。

リールの軽量性が優れていると、釣りをしていて「手首が疲れた」「肩が痛い」といった、疲労感を少なくすることができますよ♪

 

ザイオン素材とはダイワが開発した高密度カーボン素材のこと。

腐食せず、軽さや強さを備えているんです!

 

また、ダイワのリールにはATDが搭載されています。

ATDとはダイワが開発したドラグシステムです。

細いラインを使用しても安心して魚とやり取りすることが可能。

ダイワ製のリールを使用していると「ラインブレイク」が少ないので、初心者さんに嬉しいポイント♪

 

マグシールド(防水・防塵技術)が搭載されているのも魅力です。

初心者さんでも「ATD」「マグシールド」を屈指して、オートマチックに釣りを楽しめること間違いなし!

 

リールがオートマチックに活躍してくれるので、ベテランアングラーはもちろん。

初心者さんでも「扱いやすさ」「とっつきやすさ」を感じられます。

 

スペック表|シマノとダイワの「ジギングロッド」を比較しよう!

それでは、シマノとダイワの「ジギングロッド」を比較していきます。

この見出しでは「ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)」「ブラスト J62MS(ダイワ)」という2つの「ジギングロッド」を参考にさせてもらいました!

 

まずは下記に「スペック表|シマノとダイワのジギングロッド」についてまとめたので、チェックしてみてください。

 

【スペック表|シマノとダイワのジギングロッド】

  • 全長(m)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):1.91
    ブラスト J62MS(ダイワ):1.88
  • 継数(本)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):2
    ブラスト J62MS(ダイワ):2
  • 仕舞寸法(cm)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):146.8
    ブラスト J62MS(ダイワ):138
  • 自重(g)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):117
    ブラスト J62MS(ダイワ):195
  • 先径/元径(mm)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):1.9/8.8
    ブラスト J62MS(ダイワ):2.7/11.4
  • 適合ジグ(g)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):MAX150
    ブラスト J62MS(ダイワ):70~180
  • PEライン(号)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):MAX1.5
    ブラスト J62MS(ダイワ):2.5~4号
  • カーボン含有率(%)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):86.8
    ブラスト J62MS(ダイワ):88
  • メーカー希望価格(円)
    ソルティーアドバンス S603ML(シマノ):13,310
    ブラスト J62MS(ダイワ): 29,700

 

上記の「スペック表|シマノとダイワのジギングロッド」を読んでみて気になるポイントはありましたか?

スペック表を参考にして、実際に釣竿を購入するときに見るべきポイントを学んでいきましょう!

 

釣竿を買う時は「仕舞寸法(しまいすんぽう)」をチェック!

釣竿を買う時は「仕舞寸法(しまいすんぽう)」をチェックしてください。

仕舞寸法とは、釣竿を収納したときの長さを指します。

 

仕舞寸法が小さいと持ち運びが便利なんです。

自転車や電車で釣り場に向かう人は、仕舞寸法が小さい釣竿を選ぶのがおすすめ!

 

ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)の仕舞寸法は146.8cm。

ブラスト J62MS(ダイワ)の仕舞寸法は138cmでした。

つまり、ダイワのジギングロッドの方が「利便性が高い」ことが言えますね。

 

今回取り上げた「ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)」「ブラスト J62MS(ダイワ)」はともに「並継ぎ竿」です。

2本の竿を継なぐことで、1本ジギングロッドとして機能します。

取り外した時に「長い方の竿=仕舞寸法」となるので、知識として押さえておくと◎

 

釣竿を買う時は「先径/元径」をチェック!

釣竿を買う時は「先径/元径」をチェックしてください。

先径とは先端の外径のこと。

また元径とは元竿の一番下部の外径を言います。

※握り部分は含みません。

 

先径が「細い=感度が高い」「太い=感度が低い」傾向があります。

また、元径が「細い=パワーが弱い」「太い=パワーが強い」と考えてくれてOK。

 

今回ピックアップしたジギングロッドの場合。

ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)の「先径=1.9mm」、ブラスト J62MS(ダイワ)の「先径=2.7mm」でした。

一方、ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)「元径=8.8mm」、ブラスト J62MS(ダイワ)「元径=11.4 mm」です。

 

ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)は感度が優れていて、ロッドパワーが弱いこと。

ブラスト J62MS(ダイワ)は感度が低く、ロッドパワーが優れていることが言えますね。

※製品によって「先径/元径」はそれぞれ異なるので、都度チェックしてくださいね。

 

これは余談ですが、先径が小さい釣竿のことを「ティップが柔らかい」ということもあるので、知識として押さえておくと◎

 

釣竿を買う時は「カーボン含有率」をチェック!

釣竿を買う時は「カーボン含有率」をチェックしましょう!

カーボン素材って「軽量性」「高い反発力」「高い感度」という特性を持っています。

 

つまり、カーボン含有率が高いほど「軽量感」「高い感度」を誇る釣竿ということが言えます。

性能に比例してお値段も高くなるので、釣竿を購入するときの参考にしてください。

 

初心者さんに押さえてもらいたいのですが、カーボン含有率が高ければ、高いほど良いわけではありません!

釣竿が「高感度」「高反発」すぎる場合、魚のアタリを弾くことがあるんです。

あなた自身の「釣り方」「狙う魚」に最適なカーボン含有率を誇る釣竿を選ぶのが、とても重要な考え方のひとつ。

 

今回ピックアップしたジギングロッドの場合。

ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)「カーボン含有率=86.8%」、ブラスト J62MS(ダイワ)「カーボン含有率=88 %」です。

 

ブラスト J62MS(ダイワ)の方がカーボン含有率が高いこと、また元径が太いことに注目してください。

 

2つのポイントを考慮することで「シャッキとしている?」「硬いのかな?」「あまりしならない(曲がらない)?」という判断できます。

大物とのやりとりをしたい時、ジグにアクションを加える・早く巻く時に使いたい釣竿だといえますね!

 

実際に買ってわかった!たシマノとダイワの「ジギングロッドの違い」とは?

それでは、買うことでわかった「ジギングロッドの違い」についてご紹介です。

今回の見出しは、実際に「ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)」と「ブラスト J62MS(ダイワ)」を購入した方を調査して執筆しています。

 

ジギングロッドの違い①:スピニングリール装着部(リールシート)

ジギングロッドの違い①として「スピニングリール装着部(リールシート)」があります。

リールシートの締め付け具体によって、リールの使い心地が全然違うんです。

快適にリールを扱うためにも、釣竿を選ぶ際は「スピニングリール装着部(リールシート)」にこだわりましょう!

 

調査したところ、ソルティーアドバンスS603ML(シマノ)を使用していると、リールが「ガタガタ」と緩んでしまうことがあるそうです。

 

メタルジグにシャクリを加えたり、巻いてくる時に「魚に違和感」を与えてしまうので、あまり好ましくありません。

ブラスト J62MS(ダイワ)の方が、リールが緩まないので快適に釣りを楽しめそうです♪

 

ジギングロッドの違い②:ロッドの先端部分(トップガイド)

ジギングロッドの違い②として「ロッドの先端部分(トップガイド)」があります。

トップガイドが長いと「ライントラブルが少ない(絡まない)」「魚の反応を感じる」といったメリットがあるんです。

 

実際に釣竿を選ぶ際には「ガイド」に注目しましょう!

余談ですが、釣りメーカーの人が「釣竿はガイドが1番重要!」と言っているくらいです。

 

調査したところ、ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)のトップガイドの方が長くなります。

少しでも「ライントラブルを減らしたい!」「魚の反応を探知したい!」と考えている人は、ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)を選ぶのが良いですね。

 

ちなみにソルティーアドバンス S603ML(シマノ)は「SiCトップガイド」が採用されています。

熱伝導率が高く、摩擦抵抗が低いので、ラインの保護や絡みを防止してくれますよ。

 

ジギングロッドの違い③:ガイド

ジギングロッドの違い③として「ガイド」があります。

下記にこれから紹介する「ガイドの効果一覧」についてまとめたので、まずは全体把握をしてみてください。

釣竿を選ぶ時に「ガイド」がとても重要なことがわかるはずです!

 

【ガイドの効果一覧】

  • ガイド数が多いほどロッド感度が向上する
  • 穂先ガイドが軽いほど感度がアップする
  • 先端ガイドの背が低いほどキャスティングの正確度が高まる
  • リング径が小さいほどキャスティングの正確度アップする
  • ガイド数、大きさ、背の高さ、位置、重さでキャストの飛距離が変化する
  • ガイドの数が多いとフッキングパワーがアップする
  • ガイドの数が多いとスピニングリールの糸ヨレが減少する
  • ガイドの数が多いと糸絡みが減少する
  • ガイドが小さいと糸絡みが減少する
  • フレームが前方に傾斜していと糸絡みが減少する

ガイド数が多いと「感度向上」「フッキング性能向上」「パワー伝達向上」を期待できます。

ソルティーアドバンス S603ML(シマノ)「ガイド数:8個」、ブラスト J62MS(ダイワ)「ガイド数:7個」です。

上記の「ガイドの効果一覧」を押さえて、釣竿を選ぶ際にお役立てくださいね!

-釣竿