Contents
穂先が折れる原因とは?穂先の折れが発生する状況を2つピックアップ!
穂先を折ってしまう人には、ひとつの共通した原因があります。
それは、釣竿の耐久性を越える負荷を1点に掛け続ける動作をしていることです。
ロッドの初期不良、設計不備を除き、穂先の破損は上記のことが原因で起こります。
近年、釣竿の強度はどんどんと高まり続けています。
本当に優秀な素材が登場してきた事が要因です。
なかでもカーボン製ロッドの強度には、多くの釣り人が助けてもらえているはず!
いくら強度の高い素材を使用しても、基本的に釣竿の耐久値を越える負荷が掛かると..。
結果として釣竿が折れるというトラブルが発生してしまいます。
釣竿の先端部分である「穂先」は細い上に力が1点に集中しやすいんです。
バット・ベリーに比べて折れやすいことは明確だと思います。
次の見出しでは、釣竿に無理な負荷が掛かる「状況」を2つピックアップしてまとめました。
釣竿の折れを発生させないための、一歩目は負荷が掛かりやすい状況を把握することです。
穂先の折れが発生する状況①:「巻き込み」「穂先絡み」で起こる破損!
穂先が折れやすい状況①として「巻き込み」「穂先絡み」が挙げられます。
どちらも穂先破損の定番的なミスです。
釣りを始めたての人は、「巻き込み」「穂先絡み」という言葉を知らないかもしれません。
それぞれの釣り用語を解説していきます!
巻き込みとは、仕掛けやルアーがトップガイド(竿の先端)に接触している状態で起こります。
上記の状態で、さらにリールハンドルを巻き続けてしまうことを「巻き込み」と呼びます。
巻き込みは、接続器具(サルカンなど)をトップサイドに接触中に起こります。
トップガイドに対して鋭角な負荷が掛かり、破損してしまうのでよそ見には注意!
穂先絡みとは、釣り糸(ライン)が穂先に絡まっている状態のこと。
上記の状態で仕掛けやルアーをキャストや投入すると、穂先に致命的な負荷が集中してしまいます。
穂先絡みは、完全にアングラーの不注意&確認不足です。
キャスト前に「穂先に釣り糸は絡んでないか?」と確認をすれば回避できますよ!
穂先の折れが発生する状況②:巻き込み・穂先絡み(事故)以外で起こる破損!
穂先が折れやすい状況②として、巻き込み・穂先絡み(事故)以外があります。
釣り人の中には「巻き込みはしていないけど折れた!」「穂先絡みしてないのに折れた!」という人もいるかと思います。
私自身も体験した事がありますが、なぜが気がついた途端に釣竿が折れていることがあるんです!
調査したら「何度も経験したことがある」人もいらっしゃいました。
これは穂先が繊細な釣竿を使っていることが原因でしょうか?
個人的な技術として、何が原因がありそうですね。
私は、友人に「キャストスキル」「フッキング」「魚の取り込み」など、基本動作を教えてもらってから、釣竿が折れたことがありません。
もしかしたら頻繁に釣竿が折れる人には、改善点がある可能性があります。
釣りは続けていくと、必ずスキルが上達していきます。
前向きに釣りを心から楽しみ、諦めずに精進していきましょう!
穂先を折らない!具体的な解決策2選をご紹介
穂先は「巻き込み・穂先絡み」「巻き込み・穂先絡み(事故)以外」が原因で折れることをお伝えしてきました。
ここからは、実践で「釣竿を折らない具体的な解決策」について解説していきます!
具体的な解決策:穂先と釣り糸(ライン)の角度が鋭角にならないこと!
徹底的に意識すると◎
釣竿がよく折れる人は、動作に原因がある可能性があります。
まずは、穂先と釣り糸(ライン)と鋭角にし過ぎないことを意識してください!
極端な鋭角だと、穂先に負荷が掛かり「折れる原因」になるんです。
具体的な解決策として「穂先と釣り糸の角度を見る習慣や癖を見身につける」ことが重要。
「魚を取り込む」「仕掛けやルアーを投げる」時など、竿先が視界に入らない時は、特に注意してください。
多くの釣り人が「アワセ」「アクション(しゃくりなど)」を加える時は、冷静に穂先をチェックしていると思います。
これは、穂先が視界に入るからです。
天気の良い日でも、しっかり釣り糸を見るために「偏光グラス」があると便利ですよ♪
意外にやりがちなのが「力任せなアワセ」「突き上げるようなアワセ」です。
穂先と釣り糸が鋭角な状態で上記の動作をしてしまうと、高確率で穂先に負荷が掛かります。
気をつけましょう!
自分の釣り動作を見た事ない人もいるでしょう。
そんな人は、ぜひ釣り姿を動画に納めてみてください。
すぐに改善点が見るかることもあります♪
積極的に親しい友人や周りの釣り人に頼みましょう!
具体的な解決策:魚取り込みの動作を改善する!
魚を取り込む時や仕掛けを回収する時も、穂先が折れやすいタイミングです。
魚が陸に上がった途端、穂先に負荷が掛かるので、穂先と釣り糸が不適切な角度になりやすいんです。
このような状況を回避するできる、簡単な改善策があります。
魚を取り込む時に、ロッドを持っている手を後ろに引くだけでOK!
こうすることで、穂先と釣り糸(ライン)が極端な鋭角にかることを回避できます。
極端な鋭角を回避できるので、穂先に余裕が生まれ、急激な負荷が掛かっても「折れる心配」が少ないですよ!
魚が掛かかった瞬間、いきなり焦り出す人を釣り場でたまに見かけます。
そのような人に多いのですが、ロッドを思いっきり立てて、魚を取り込みがちです。
ロッドを立て過ぎた状態で、魚を取り込むと当然無理な負荷が掛かります。
また、持ち上げた魚を手でキャッチできると良いのですが..。
こんな時に限って魚が暴れることが多いんです。
上手に捕まえられず、魚を落としてしまうと、穂先に負荷が掛かりますよね。
これは余談ですが、釣竿には極先調子が存在しています。
カワハギロッドや湾フグロッドなどが有名ですね。
これらの釣竿で、無理な取り込みを行うと、一気に破損リスクが高まります。
一段と穂先に対する意識を上げていきましょう!