この記事では「子供には何mの釣竿を選ぶべきなのか?」を解説していきたいと思います!
「年齢」「身長」「腕力」を踏まえつつ、子供が使いやすい釣竿の長さを選定してご紹介です。
- 3歳~5歳
- 小学校低学年(1年生〜3年生)
- 小学生高学年(4年生〜6年生)
- 中学生3年生以上(15歳以上)・高校生
といった感じで、年齢や学年別に4つに区分していますので、良かったら参考にどうぞ!
Contents
子供の釣竿は、ベストな長さがある!
子供が使う釣竿にはベストな長さがあります!
育ち盛りのお子さんは、まだまだ「身長」や「腕力」、そして「集中力」が未熟なことが多いです。
身長よりはるかに長い釣竿を選んでしまうと、子供は思い通りに釣竿を操作できません。
長い釣竿は重いことが多いので、身体的な負担も増えてしまう可能性もあります。
我々大人にも同じことが言えますが、ストレスや疲労を感じていると、全力で魚釣りを楽しめませんよね..。
ご安心ください、子供の身体に合わせて「釣竿の長さ」を選ぶことができたら、上記の問題は全て解決できるんです!
さらに言えば、釣りの基本動作をスムーズに習得できるので、たくさんの魚介類が釣れるようになります。
釣竿の長さ選びは「お子さんが釣りを好きになるか?夢中になれるか?」を決める大切な局面なのです。
3歳〜5歳の釣り竿の長さは「3歳=1m」「5歳=1.8m」がベスト!
おすすめ3選もご紹介
3歳児には1m前後のおもちゃ竿や糸付き竿を、5歳児には1.8m前後の柔らかい釣竿をご用意してあげてください。
幼い頃から魚釣りを経験させたくなる気持ちはわかりますが、3歳児は釣竿をひとりで操作することはできません。
釣竿が原因で怪我をしたら、魚釣りにネガティヴな印象を受けてしまうことも考えられます。
安全面を考慮すると1m前後のおもちゃ竿や糸付き竿を選ぶのが◎です。
本格的な釣りには挑戦できませんが、一緒に釣り場に出かけ「ファミリーフィッシング」を満喫することができます!
身長と腕力ともにまだまだ未熟ですが、5歳になると「自分で釣竿を使いたい!」「自分で魚を釣りたい!」と挑戦欲が湧き出てきます。
子供の希望に応えるためにも、短く軽い1.8m前後の釣竿(リール付き)を選ぶのがおすすめ。
長すぎず重すぎない釣竿なので使いやすく、自分で魚を釣るという成功体験を積ませるのにピッタリなんです。
ここからは3歳〜5歳のお子さんにおすすめの釣竿3つをピックアップしてご紹介していきます。
それぞれに特徴や魅力があるので、お子さんの釣竿選びにお役立てください!
ポケモン好きの子供には「ポケモンキッズロッド スピンキャスト」がおすすめ
大好きなキャラクターがプリントされている釣竿をプレゼントされたら、3歳児は大喜びです。
幼少期にもらったキャラクターのおもちゃの記憶って、鮮明に覚えていませんか?
今回はポケモン釣竿をおすすめに挙げていますが、ほかにも「ミッキー」「ディズニープリンセス」そして「ハローキティー」とさまざまなタイプが存在してます。
お子さんの好みに合わせて選んであげましょう!
ポケモン釣竿を選んだ理由は、日本製なので性能面に信頼をおけることもありますが、針のないおもちゃのルアーが付いてくることに魅力を感じました。
お魚を釣らせてあげることはできませんが、子供と一緒にルアーを投げるという未来の擬似体験を楽しめます!
安価な釣竿をお探しなら「TAKAMIYA SMILESHIP 万能ジュニアセット」がおすすめ
安い釣竿をお探しなら「TAKAMIYA SMILESHIP 万能ジュニアセット」を選んでおけば間違いありません。
180cmと5歳児でも使いやすいスペックかつ、初心者向けの「サビキ釣り」「ちょい投げ」に対応しているんです。
魚が簡単に釣れるサビキ釣りとちょい投げ釣りですが、短い釣竿で挑むなら注意すべきことがあります。
それは、釣竿より長い仕掛けを使うとライントラブルが起こりやすいということです。
短い釣竿(180cm程度)は子供でも使いやすいですが、竿先に糸が絡まってばかりだと、目の前に泳いでいるお魚に集中できません。
魚釣りに飽きてしまうことにも繋がるので、サビキ仕掛けなら「1m未満(針数を減らしても◎)」、ちょい投げ仕掛けなら「30cm前後」の市販品をご準備ください!
リールが付いてきてお得!釣り初心者さんには「わくわくちびっ子セット」がおすすめ
釣竿以外にもリールが付属してくる「わくわくちびっ子セット」は、お得なハイコスパ商品になります。
リールには釣り糸が巻かれているので、手元に届いたらすぐに魚釣りを始められますよ。
わくわくちびっ子セットを販売している「プロマリン」という釣具メーカーをご存知ですか?
釣り初心者向けのアイテムを数多く手がける「プロマリン」の製品は、安いけど一定以上の品質を備えていることが特徴です。
不自由なく釣りの基本動作を学ぶことができますし、初めても釣りにおすすめなサビキ釣りをスムーズに始めれます。
小学校低学年の釣り竿の長さは「2m前後」がベスト!
おすすめ3選もご紹介
小学校低学年には「2m前後(1.8m〜2.4m)」と短い釣竿を準備してあげてください。
この時期は運動能力が向上することもあり、ルアーフィッシングを始めるお子さんが大勢いらっしゃいます。
2m前後と短い釣竿はイメージ通りに操作しやすいので、腕力の弱い子供でもキャスティングやルアー操作を学ぶのに最適なんです。
近場(20m〜30m)くらいなら小学生でも投げられちゃいますよ!
手軽にルアーフィッシングを始めるなら「リバティクラブ ルアー」がおすすめ
ダイワが初心者のために「釣りの楽しさを知ってもらいたい!」という想いを込めて制作した振り出し竿です。
リバティクラブ ルアーは1.78mと短い釣竿になります。
身長が小さいお子さんでも使いやすいスペックをしていると言えますね。
基本性能が高いので、いろんなルアーフィッシングに挑戦できることが魅力。
王道の「バスフィッシング」や、山間部や管理釣り場でなら「トラウトフィッシング」を楽しめます。
個人的には軽量ルアーを用いて「メバル」「カサゴ」「アジ」を狙う、身体的な負担の少ない釣り方に挑戦するのがおすすめです。
管理釣り場に挑戦するなら「トラウト X AT」がおすすめ
ご家族でルアーフィッシングを始めるなら「管理釣り場」から始めてみてください。
足場が整備されていて安全性が高いので、小さいお子さんと一緒でも安心です。
個人的にはトイレや売店などの設備があるのにも魅力を感じます。
管理釣り場に興味があるなら「トラウト X AT」を準備しておけば、スムーズに釣りを始められます。
トラウト X ATは、管理釣り場で使うほぼ全てのルアー(スプーンや、プラグ、ミノーなど)を網羅して使うことができるんです。
まずは長さ1.83mとベースックな「トラウト X AT 60L・N 」をご準備ください。
安価かつ、壊れにくい釣竿をお探しなら「ダイソーの釣竿(メタリックブルー)」がおすすめ
約1,000円で釣竿とリールが手に入る「ダイソーの釣竿(メタリックブルー)」は、長さが1.8mと子供でも使いやすいスペックをしているんです。
あまりに安すぎることもあり、機能面を心配される方もいるかと思います。
個人的にも調査したのですが、身近な「堤防」「漁港」などで餌釣りをストレスなく楽しめたそうです。
釣竿にグラスファイバー素材が採用されていることもあり、柔軟性と耐久性を兼ね備えています。
衝撃にめっぽう強いので、子供が釣竿を地面に落としたり、壁にぶつけてしまっても、すぐに壊れるといった心配をしなくOKです。
小学校高学年の釣り竿の長さは「2.5m」がベスト!
おすすめ3選もご紹介
小学校高学年のお子さんには「2.5m」のルアーロッドを選ぶのが汎用性が高くておすすめ。
ルアーを操作するのに特化しているルアーロッドですが、足元を狙うようなエサ釣り(サビキ釣りなど)にも挑戦できるのです。
小学校高学年になると、たくさんのことに興味を持てるようになります。
心身が大人に近づく、このタイミングからいろんな魚釣りの経験を積ませてあげてくださいね。
ここからは小学校高学年におすすめな釣竿3つをピックアップしていきます。
それぞれに特徴や魅力があるので、お子さんの釣竿選びにお役立てください!
持ち運び便利な釣竿をお探しなら「クロスビート SW」がおすすめ
クロスビートには上位機種にも使われる機能が搭載されていますが、何よりも「持ち運びが便利!」なことが魅力。
収納した時の長さが約50cmとコンパクトなので、バックやリュックにすっぽり納まります。
お子さんと一緒にキャンプ場や旅行先で魚釣りを楽しみたい親御さんにおすすめな1本です。
長さ2.51mである「CROSSBEAT SW 836 TML」を選んでおけば、小学校高学年のお子さんはストレスを感じずに魚釣りを満喫できるでしょう。
基本的には「シーバス」「タチウオ」狙い、そしてイカ類との繊細なやりとりが面白い「エギング」に挑戦可能です。
ルアーに魚が食いつかないなら、簡単に魚が釣れるエサ釣り(サビキ釣りやちょい投げ釣りなど)にシフトチェンジするのがおすすめ。
釣れない魚はいない!?マルチに活躍する釣竿をお探しなら「ルアーニスト」がおすすめ
ルアーニストの魅力は、ありとあらゆるルアーフィッシングに挑戦できることです。
なかでも長さ2.52mの「83ML」を選んでおけば、いろんな釣り方をお子さんと一緒に始められます。
長さと硬さともに優れているので、釣竿の扱い方やルアー操作をすぐに習得できることも嬉しいポイント。
持ちやすさを追求したリールシートやトラブルを軽減するガイドも素晴らしいですが、個人的にはデザインがたまりません。
ブラックベースが高級感を醸し出し、そこに組み合わせるゴールドがたまらなくカッコ良いのです。
釣りが大好きな小学校高学年の男の子なら、間違いなく喜んでくれるプレゼントだと思います!
コスパ優先!安くて高性能な釣竿をお探しなら「ルアーマチック(ソルトルアー推奨モデル)」がおすすめ
ルアーマチックはコスパを重視する親御さんにおすすめです。
技術力の高いシマノが手掛けていることもあり、約1万円で購入できる釣竿の中でトップクラスの性能を誇ります。
全部で9機種のラインナップがありますが、長さ2.59mの「S86ML」を選ぶのが良いかと思います。
シリーズ中で最も操作性と遠投性能のバランスが整っているので、エギングやシーバス釣りなど、いろんなシーンで大活躍!
小学校高学年でも、遠くにルアーを投げたり、思い通りにルアーを操作できるでしょう。
中学生・高校生の釣り竿の長さは「4m」がベスト!
おすすめ3選もご紹介
心身ともに成熟する中学生・高校生には「4m前後」の磯竿を準備してあげてください。
磯竿のスタンダードな長さは5m台ということを踏まえると、やや短いですが「軽量」「取り回し」に優れているのです。
疲労感を感じにくいので、釣行後も学業や部活動に影響を及ぼしにくくなります。
磯釣りに特化した釣竿だと思われがちですが、磯竿はいろんなエサ釣りの経験を積める万能竿なんです。
魚の釣りやすさを考慮すると、堤防や漁港、そして海釣り公園でおこなう「サビキ釣り」「ウキ釣り」「チョイ投げ釣り」から始めるのがおすすめ。
初心者でも小魚(アジやイワシなど)ならすぐに釣れますし、「真鯛」「ハマチ」「ヒラメ」と思いもよらぬ大物がヒットすることも!
ここからは中学生・高校生におすすめな釣竿3つをピックアップしていきます。
それぞれに特徴や魅力があるので、お子さんの釣竿選びにお役立てください!
お手頃価格かつ本格的な磯竿をお探しなら「ホリデー イソ」がおすすめ
中学生や高校生のお子さんに磯竿の購入をお考えなら、シマノが販売している「ホリデー イソ」は押さえておくべきです。
お手頃価格なのに「カーボン素材で軽量化」「本格的なクールデザイン」「豊富なラインナップ」と、シマノの本気が垣間見れます!
どのスペックを選ぶか迷ってしまう人には「3-400」がおすすめ。
中高生が使いやすい長さ(4.04m)をしているので、釣りの基本やコツを習得しやすいのです。
いざ、家族で堤防や海上釣り堀に足を運び、「サビキ釣り」「ウキ釣り」に挑戦しちゃいましょう!
磯竿1本でたくさん魚を釣るなら「リバティクラブ 磯風」がおすすめ
中学生や高校生に磯竿をプレゼントするなら、ダイワが販売している「リバティクラブ 磯風」も押さえてください。
全長4.46mの「リバティクラブ磯風 3-45・K」を選ぶのがおすすめで、クセがなく誰でも使いやすい設計をしています。
リバティクラブ 磯風は、ダイワの「1本でたくさんの魚を釣ってもらいたい!」という想いが実現した名作です。
堤防から美味しい「アジ」「サバ」「イワシ」「メバル」「クロダイ」と、いろんなお魚が釣れます。
さらに言えば「ハマチ」「ブリ」「ヒラメ」と、アングラーなら1度は釣り上げてみたい大物がヒットすることも!
トラブルの少ない磯竿をお探しなら「インターライン リーガル 遠投」がおすすめ
中学生や高校生になら「インターライン リーガル 遠投」を渡すのも良いかと思います。
足元の魚を狙いやすい「リーガル 3-45 遠投」を選んでおくのがおすすめです。
インターラインとは、釣り糸を内部に通す釣竿のこと。
外側にガイドが露出していないので、ライントラブルを極端に減らせるのが魅力。
トラブルが起きないだけで魚釣りに集中でき、ものすごいスピードで釣りの技術が磨かれていきます!
お子さんと魚釣りをしていると、知らぬ間に竿先やリールに糸が絡まっていることも多いです。
釣りになれるまでは仕方ないことなので、あまり叱らないであげてくださいね。
まとめ
年齢や学年別にベストな釣竿の長さをご紹介してきました。
結論をまとめますと、以下の通りです。
- 3歳=1m
- 5歳=1.8m
- 小学校低学年=2m前後
- 小学校高学年=2.5m
- 中学生・高校生=4m
上記のスペックの釣竿を選ぶと、子供が釣りを快適に楽しめます。
子供にピッタリな長さなので「長くて思い通りに動かせない..」「重くて疲れた〜」とストレスを感じにくいのです。
子供が魚釣りを全力で楽しめるかどうかは、釣竿の長さが大きな鍵を握ると言えますね。
この記事を参考にして、大好きなお子さんに最適な長さをした釣竿を選んであげてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。