釣竿の固着&畳めない主な原因4選とは?
それでは、釣竿が固着・畳めない主な原因4選をご紹介です。
下記に「釣竿が固着&畳めない原因4選」についてまとめたので、チェックしてみてください。
【釣竿が固着&畳めない原因4選】
- 内部に砂や塩が詰まる
- 気温や湿気の影響
- 釣竿を無理に伸ばす
- 接合部分・グリップ部分の経年劣化
上記の「釣竿が固着&畳めない原因4選」を読んでみて気になるポイントはありましたか?
釣竿が畳めない原因①:最大の原因は、内部に砂や塩が詰まっている
釣竿が畳めない原因①は「砂や塩が詰まる」ことです。
振り出し竿が固着する、最大の原因といっても過言ではありません。
砂や塩が釣竿の内部に付着していると、継ぎ目の滑りが悪くなります。
すると、釣竿の継ぎ目で摩擦が起こり伸び縮みしなくなるんです。
海釣りで使用した振り出し竿は、すぐに真水で洗浄しましょう!
塩分や砂が付着し続けるのを回避できるでしょう。
下記に「砂や塩が詰まる」が原因で起こる固着を回避するために、チャックするべきポイントをまとめています。
釣竿の固着で困りたくない人は、ぜひ参考にしてください!
【チェックポイント4選】
- 海釣り後放置していないか?
- 波飛沫を浴びていないか?
- 地面に釣竿を置いていないか?
- 継ぎ目に砂が入り込んでいないか?
続いて「砂や塩が詰まる」ことが原因で起こる固着を解決できる策をピックアップしました。
スムーズに釣竿の固着を改善したい人は、必見です♪
【固着の解決策3選】
- 真水をかけながら、軽くひねって伸び縮みさせる
※ガイド部分は繊細なので破損に注意! - 真水に30分ほど放置し、内部の塩を溶かす
- 内部の塩が溶け次第、水分を布(タオルなど)で拭き取り乾燥させる
釣竿が畳めない原因②:気温や湿気の影響で内部が膨張し、継ぎ目が引っかかる
釣竿が畳めない原因②として「気温や湿気の影響」があります。
特に梅雨や夏の時期に注意です。
近年、多くの釣竿は「カーボン素材」で作られています。
カーボン素材って「高感度」「軽量」など多くのメリットがあるのですが..。
実は直射日光など「熱に弱い」という特徴があります。
炎天下の日には、釣竿内部が膨張してしまうんです。
すると、継ぎ目の隙間が無くなり「固着」してしまいますよね。
湿度の高い日も注意です。
釣竿の金属部分が腐食する可能性があります。
継ぎ目部分が錆びると、振り出し竿が伸び縮みしなくなるのはイメージしやすいです。
下記に「気温や湿気の影響」が原因で起こる固着を回避するために、チャックするべきポイントをまとめています。
釣竿の固着で困りたくない人は、ぜひ参考にしてください!
【チェックポイント4選】
- 炎天下に長時間釣竿を放置していないか?
- 炎天下に放置してしまい、振り出し竿が畳めないことがあったか?
→畳めないことがあるなら、対策ができます! - 釣行中に釣竿が熱を帯びていないか?
- 湿気で膨らんでいないか?
続いて「気温や湿気の影響」が原因で起こる固着を解決できる策をピックアップしました。
スムーズに釣竿の固着を改善したい人は、必見です♪
【固着の解決策4選】
- 日陰で釣竿を冷やす(夏場)
- 氷水や氷で釣竿を冷やし膨張を抑える(夏場)
- 逆に釣竿を温める場合もある(冬場)
- ぬるま湯で釣竿を温める(冬場)
釣竿が畳めない原因③:釣竿を無理に伸ばしている!
ジョイント部分(継ぎ目)が抜けたりズレているかも
釣竿が畳めない原因③として「釣竿を無理に伸ばしている」があります。
振り出し竿を伸ばす時に力みすぎていませんか?
少しでも釣りの準備時間を短縮したい気持ちはわかります。
ですが、釣竿を力強く伸ばし過ぎると、ジョイント(継ぎ目)部分が抜けたり、ズレてしまうことも。
本来の位置から竿がズレてしまうと、伸縮や分解をスムーズにおこなうのは難しいです。
固着の原因になるので、ぜひ「丁寧に振り出し竿を準備する!」「適当な力で並継ぎを準備する!」ことを心かけてくださいね♪
下記に「釣竿を無理に伸ばしている」ことが原因で起こる固着を回避するために、チャックするべきポイントをまとめています。
釣竿の固着で困りたくない人は、ぜひ参考にしてください!
【チェックポイント2選】
- 勢いよく振り出し竿を伸ばしていませんか?
- 手元付近(最後の節)がはまりすぎていない?
「カチッ」となったら危険です!
続いて「釣竿を無理に伸ばしている」ことが原因で起こる固着を解決できる策をピックアップしました。
スムーズに釣竿の固着を改善したい人は、必見です♪
【固着の解決策】
- ゆっくり釣竿を回しながら押し込む
※ガイド部分に注意です! - ジョイント(継ぎ目)部分にシリコンスプレーを適量吹きかけ滑りをよくする
※多くかけ過ぎると、機能性が下がるので注意!
釣竿が畳めない原因④:接合部分・グリップ部分が経年劣化・固着している
釣竿が畳めない原因④として「接合部分・グリップ部分が経年劣化」していることがあります。
長年、同じ釣竿を使用していたら「経年劣化」してしまいますね..。
接合部分・グリップ部分の滑りが良くないと、釣竿をスムーズに伸び縮みさせるのは難しいです。
ある程度、経年変化は仕方ないですが、ぜひ釣行後は入念なメンテナンスをお願いします。
また、1年に1回専門業者にオーバーホールを依頼するのも良いですよ♪
長い期間、相棒と一緒に釣りを楽しめると思います。
下記に「接合部分・グリップ部分が経年劣化」したことが原因で起こる固着を回避するために、チャックするべきポイントをまとめています。
釣竿の固着で困りたくない人は、ぜひ参考にしてください!
【チェックポイント4選】
- 釣竿を購入して数年経過していないか?
- 定期的なメンテナンスをしているか?
- 接合部分に塩分がついていないか?
- 接合部が酸化して錆びていないか?
続いて「接合部分・グリップ部分が経年劣化」したことが原因で起こる固着を解決できる策をピックアップしました。
スムーズに釣竿の固着を改善したい人は、必見です♪
【固着の解決策4選】
- 丁寧に優しく接合部やグリップの汚れを落とす
- 専門業者にオーバーホールを依頼する
- 防錆潤滑剤(クレ556/CRC556)を使用して錆びを改善する
- シリコンスプレーを使用して潤滑を回復させる
超重要!釣竿の固着&畳めないを回避できる予防策4選
続いて、釣竿の固着・畳めないを回避できる予防策4選をご紹介です。
下記に「釣竿が固着&畳めない回避方法4選」についてまとめたので、チェックしてみてください。
【釣竿が固着&畳めない回避方法4選】
- 釣行後は真水(水道水など)で洗う
- シリコンスプレーを活用する
- 回しながら伸び縮みさせる(無理に力を入れない)
- 炎天下や湿気の多い場所に放置しない
上記の「釣竿が固着&畳めない回避方法4選」を読んでみて気になるポイントはありましたか?
予防策①:釣行後は真水(水道水など)で必ず洗おう
予防策として「釣行は真水で洗うこと」があります。
釣竿を使用したら、できるだけ時間をあけずに洗いましょう!
真水とは、塩分を含まないお水のこと。
基本的にご自宅の「水道水=真水」です。
安心してシャワーや蛇口から出るお水で、釣竿を洗ってくださいね♪
釣竿によって「海水」「砂」「泥」は最大の敵。
固着はもちろん、性能劣化や錆びる原因にもなります。
釣竿を真水で洗ったら、必ず乾燥させてくださいね♪
風通しの良い場所なら、時間をかけずに釣竿が乾くのでおすすめです!
予防策②:シリコンスプレーを活用しよう!ジョイント部に効果抜群!
予防策として「シリコンスプレー」を活用するのも良いですね。
金属の錆びや固着を防ぎ、かつ摩擦を軽減してくれます。
「最近釣竿の伸び縮みが良くないな..」と感じていたとしても、スムーズな伸縮が可能になるんです!
適量を使用することが重要です。
シリコンスプレーをかけすぎると、動きが悪くなることも!
心配な方は、布にスプレーを吹きかけ、釣竿に塗布して馴染ませるのが◎
予防策③:回しながら伸び縮みさせよう!無理に力を入れないのがコツ
釣竿が伸び縮みしない時に、闇雲に引っ張っても効果はありません。
破損する可能性もあるので、避ける方が無難でしょう。
なかなか釣竿の固着が解消しない時は、軽く回転させながら伸び縮みさせるのも良いですよ。
摩擦を軽減できるので、すんなり動き出すことも♪
予防策④:炎天下&湿気の多い場所に放置しない!
意外と忘れがちですが、炎天下に釣竿を長時間放置しないでください。
カーボン製の釣竿だと直射日光に熱せられ膨張してしまうんです。
固着の原因になります。
湿気の多い場所にも要注意です。
ちゃんと使用後に乾かさないと、錆びの原因になります。
釣行後に釣竿を車に置きっぱなしにする人は多いと思います。
夏場の車内は高温になるので、釣竿の性能が劣化してしまうかも..。
心配な方は、自宅に釣り道具を収納しておくのが無難です。