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初心者が習得すべきルアー&仕掛け①
ライトジグサビキ
ジグサビキとは、メタルジグとサビキ仕掛けを組み合わせて魚を狙う釣り方です。
ルアー(メタルジグやジグヘッドなど)単体で魚を釣ることが難しいときに活躍します。
では、"ライト”ジグサビキとは何なのでしょうか?
ジグサビキに使用するメタルジグの重さを軽量化(小さくする)した仕掛けを用いて魚を狙う釣り方を「ライトジグサビキ」と言います。
ジグサビキで使用するメタルジグは「5g~80g」に対して、ライトジグサビキで使用するメタルジグは「5g~15g程度」と、重さが全然違うんです。
ライトジグサビキで釣れる魚は?
ライトジグサビキは、堤防にいる小型魚~中型魚(アジ、サバ、カマス、メバル、カサゴなど)を狙うことに特化していて、回遊魚を狙うときに大活躍してくれます。
下記に「ライトジグサビキで釣れる魚一覧」をまとめているので、「どのような魚が釣れるのか?」チェックしてみましょう!
【ライトジグサビキで釣れる魚一覧】
- アジ
- サバ
- カマス
- メバル
- カサゴ
- ヒラメ
- マゴチ
- シーバス
- サゴシ
- 青物
真鯛 - 根魚
- ヤズやハマチを中心とした小型~中型の回遊魚
上記の「ライトジグサビキで釣れる魚一覧」を読んでみて気になるお魚はいましたか?
さまざまな魚を釣ることができるライトジグサビキは、「色々な魚を釣りたい!」と考えている初心者さんにぴったりな仕掛けだと言えますね。
ライトジグサビキのメリットは?
ライトジグサビキのメリットとして「集魚力が抜群なこと」が挙げられます。
集魚力が高いの理由は、サビキ仕掛けとメタルジグ、それぞれが違う魚にアピールをしてくれるからです。
上部にセットされているサビキ仕掛けでは、超小型魚(普通の釣り針では掛からない)はもちろん、オキアミなどを捕食する青物にアピールすることが可能です。
また、下部にセットされているメタルジグでは、小型魚を捕食対象にしているフィッシュイーターにアピールすることができます。
サビキ仕掛けを使用することで「小型魚が集まり、その小型魚を狙って大型魚ががやってくる」といった好循環が生まれるんです。
この好循環を上手に利用することで、初心者さんでも釣果を伸ばすことができますよ!
「動いたり匂いのある虫エサを準備する必要が無いこと」もライトジグサビキ仕掛けの魅力です。
活き餌が苦手な人にとって、嬉しいポイントではないでしょうか?
初心者が習得すべきルアー&仕掛け②
ジグヘッド(虫ヘッド)+ イソメ
ジグヘッドとは、オモリと釣り針が一体化した釣り針のこと。
ワーム(ソフトルアー)を付けて使用することが多く、ルアーフィッシングなどで幅広く使用されます。
アジング、メバリング、バスフィッシングなどに、欠かせない仕掛けです。
初心者さんが擬似餌(ルアー)である、ワームをいきなり使用することは難しいかもしれません。
もちろん練習することで扱えるようになりますが、どうしても最後に「食わせの技術」が必要になるのです。
食わせの技術とは、ルアーをただ泳がせること、小刻みに動かすこと、連続で誘い上げること、沈めることを指しますね。
この見出しで紹介する「ジグヘッド+イソメ」仕掛けとは、本物のエサ(イソメ)を使用していることが大きな特徴です。
本物のエサ(イソメ)の力強さが半端ないんです。
生きたイソメを使用すると、くねくねと活発に動きまわります。
イソメが動くので、魚の視覚に対するアピール力が高く、驚くほど魚が仕掛けに食いついてくるんです。
ワームでは釣れない魚を釣ることが可能なので、エサ釣りとルアー釣りのハイブリッドのような釣り方と言えますね。
※イソメとは、さまざまな魚を釣ることができる「万能エサ」です。
主に釣具屋で販売されていて、リーズナブルな値段で入手することができます。
「ジグヘッド+イソメ」仕掛けのメリットは?
「ジグヘッド+イソメ」仕掛けを使用した釣り方のメリットをご紹介です。
メリットとして「ワーム釣りのように広範囲を探れ、魚の食い付きが抜群であること」が挙げられます。
先ほどもお伝えしたようにイソメを使用するので、生エサの動きや匂いで集魚効果は抜群。
また、イソメは肉厚で軽く投げた(キャスト)したくらいでは、身が切れたり、外れたりする心配が少ないです。
ストレスを感じずに「ジグヘッド+イソメ」仕掛けを投げる(キャスト)ことができて、広範囲を探ることが可能。
「初めての釣り場(ポイント)でどんな魚がいるかわからない!」「ワームで魚の反応(あたり)があるけどイマイチ乗らない!」といったシーンで大活躍するので、初心者さんも秘密兵器として「ジグヘッド+イソメ」仕掛けを準備してみてくださいね!
おすすめのジグヘッドは?
使用するジグヘッドに制限はありませんが、今回の見出しでは「虫ヘッド」をおすすめします。
カルティバさんが発売している「虫ヘッド」は、ジグヘッドながらエサ専用を謳って作られた商品です。
虫ヘッド(カルティバ)の特徴としてエサが外れない設計、不意な大物に対応するための太軸針(釣り針が太い)という工夫が施されていることが挙げられます。
釣り場所に合わせてさまざまな虫エサを試すこともおすすめです。
試すエサ虫としてアオイソメ、イカタンなどが挙げられます。
なかでもアオイソメは餌持ち(身が千切れたり、針から外れないこと)が良いので、長い時間釣りを楽しむことが可能です。
余計な餌ロストが少ないので、コストパフォーマンスが高いと思います。
オキアミなど身が柔らかいエサを使用した場合、力強く投げると千切れてしまうことがあるので注意が必要です。
エサが釣り針から外れてしまったり、千切れてしまうと、仕掛けを投げる(キャストする)回数が増えますし、エサ代も高くなりますね。
虫ヘッドを使用して釣りをする際は「針から外れにくい」「千切れにくい」虫エサ(イソメやイカタンなど)を選ぶようにしてください!
初心者が習得すべきルアー&仕掛け③
サビキ仕掛け + イソメ
続いて、サビキ針にイソメを付けた仕掛けをご紹介します。
先程解説したジグヘッドより、小型の魚を釣ることに特化しています。
具体的に釣れる魚としてアジ、サバ、カサゴ、カワハギ、アイナメ、メバル、グレ、キス、ハゼ、メジナ、タナゴなどを狙うことができます。
サビキ仕掛けって確実に釣具屋に置いてあるので入手しやすいですし、幅広い水層(レンジ)を探れるので使い勝手も良いことが魅力的です。
一方、注意すべきポイントもあるので、初心者さんは「釣り知識」として把握しておきましょう!
注意すべきポイントとして、サビキ仕掛けに付属する釣り針が多いとイソメを付けるのに手間取ること。
また、サビキ仕掛けに付属する釣り針が多いと釣り糸が絡まる原因になります。
釣り糸が絡んでしまうと、直すのに時間と労力が必要になるんです。
上記のようなトラブルを避けるために、サビキ仕掛けに付属する釣り針が「3本前後」のものを選ぶのがおすすめです。
管理する釣り針の本数が少ないので、初心者さんでも扱いやすいと思います。
サビキ針にイソメを付けた仕掛けは、初心者さんでも簡単に魚を釣ることが可能です。
初心者さんはもちろん、家族を連れて釣りを楽しむ際は、ぜひ1個タックルボックスに忍ばせておきましょう!
「サビキ針+イソメ」仕掛けを使うメリットは?
サビキ針にイソメを付けた仕掛けを使用すると、普段見られない魚を釣ることができます。
通い慣れた漁港で釣りをしていても、見慣れない魚を釣ることができるのでワクワクが止まりません。
見慣れない魚が釣れる理由として、サビキ針が小さく見切られにくいこと、本物のエサ(イソメ)に対する食い付きの良さが相まることが要因だと思います。
初心者さんでも「サビキ針+イソメ」仕掛けを使うことで、さまざまな種類の魚が釣れること間違いなしです。
実際の釣果情報を調査したところ、アイカジカ(全長30cm程の大きさまで成長する小さなカジカ)、小型のクロソイなどを釣ることができるそうです。
釣り場の環境も影響しているかもしれませんが、小型の魚が釣れる傾向があるのかもしれません。
番外編|小型の魚が釣れた時はどうする?
サビキ針にイソメを付けた仕掛けを使用すると小さい魚が釣れる傾向にありました。
これから釣りを始める初心者さんに意識してもらいたいことがあります。
それは「小さい魚はリリース」することです。
生態系のバランスを守ることができるので、多くの釣り人が楽しめる環境を維持することにつながります。
きっと、大きく成長した魚達は、またあなたと遊んでくれるはずです。
初心者が習得すべきルアー&仕掛け④
ボウズのがれシリーズ
続いて「ボウズのがれ」シリーズをご紹介します。
ボウズのがれは、ささめ針(SASAME)さんから発売されている人気仕掛けシリーズです。
ボウズのがれの名前にある「ボウズ」とは、魚が釣れずに釣行が終わることを意味する釣り用語。
ほとんどの釣り人にとってボウズって、避けたいイベントなのではないでしょうか?
今回の見出しは、ボウズを避けたい釣り人さん必見です!
ボウズのがれシリーズとは?
ボウズのがれシリーズには「ボウズを逃れるためのさまざまな工夫」が施されています。
例えば、ボウズのがれシリーズの「サビキ用の仕掛け」には、付いているスキンと皮が全部違うといった大胆な工夫があるんです。
ほかにも、サビキの下にブラクリ(オモリとハリが一体になった仕掛け)が付いていたりもします。
サビキの下にブラクリが付いていると、水底(ボトム)よりも少し上の水層を探ることができるので、一般的なサビキ仕掛けに比べて広範囲を探ることができるんです。
根掛かりしにくいことも嬉しいポイントだと思います。
続いて、ボウズのがれシリーズの「投げ釣り用の仕掛け」についてまとめていきます。
通常の投げ釣り仕掛けって、水底にいる魚(キスやベラなど)が釣れることが多いです。
ボウズのがれシリーズの「投げ釣り用仕掛け」には、フロート玉がついているので、中層から水底まで幅広い範囲(水層)を探る事ができます。
また、潮の流れを利用できればフロート玉をフワフワと漂わせることも可能。
自然な誘いを演出できるので、釣果を伸ばすことができますよ!
釣り針が全部で3つ付いていて「形状」「大きさ」がそれぞれ異なることも「ボウズを逃れるための工夫」のひとつだと言えます。
魚の生態系に合うように釣り針の設計を変えているので、さまざまな魚を狙うことが可能です。
たくさんの工夫が施されているボウズのがれシリーズは、見ていて飽きることがありません。
ボウズのがれシリーズを使用するメリットは?
ボウズのがれシリーズの仕掛けを使っていると、不意に予想外の大物が釣れることがあります。
魚が陸に上がるまで、何が釣れるかわからないワクワク感を楽しめるんです。
ただ魚を釣るのではなく、「何が釣れるのだろう?」「大きい魚を釣ってみたい!」といった、初心に帰れることもボウズのがれシリーズの魅力かもしれません。
ボウズのがれシリーズを使用することで、釣り本来の楽しみ方をあらためて体験してください。
初心者が習得すべきルアー&仕掛け⑤
魚子ラバ
最後に「魚子ラバ」というルアーのご紹介します。
魚子ラバは、ルーディーズ(RUDIE'S)から発売されている商品です。
開封前のパッケージに記載されている通り「堤防にいるほぼ全ての魚がターゲット!!」にすることを想定して作られました。
穴釣りやボトム釣りに適していてアジ、メバル、根魚、ロックフィッシュ、タイを狙いたいときに大活躍します。
魚がプラグやワームに反応がないときでも、魚子ラバなら食いついてくるので、困った時の「お助けマン」として準備しておくのも良いですね。
魚子ラバの特徴は?
釣り業界初となるマイクロタイラバで、2g前後と極小設計なことが特徴です。
マイクロ設計の魚子ラバですが、小さいながらにひらひらと漂う長いラバー付いています。
長いラバーの集魚力が凄まじく、多くの魚を引き寄せてくれますよ。
さらに、アクションにイレギュラーが入ることも相まり、数多くの魚にアピールすることが可能です。
初心者さんでも、釣果を伸ばすことができると思います。
シングルフックが2つ付いているのことも嬉しいポイント。
小さい魚のあたりでも、しっかりと口元に釣り針が掛かかる工夫が施されていますね。
魚子ラバを使用するメリットは?
魚子ラバを準備しておくと、虫エサなどを準備する必要がなくなります。
釣行前に、釣具を準備する時間がかからないことも魚子ラバの魅力と言えますね。
また、魚種も問わずに魚を釣ることが可能なので、困った時のお助けマンとして準備するのもおすすめです。
本当によく魚を連れてきてくれるので、「とりあえず投げてみるか!」といった軽い気持ちで使えるくらい便利!
もちろん、本格的にアジやメバルを狙う釣り人(アングラー)さんが使用しても、1線級で戦うことが可能です。