今回の記事では「フローティングクランクの特徴」についてご紹介していきます。
フローティングクランク特有の強みや魅力が気になっている人は必見です。
エリアトラウト初心者さんにこそフローティングクランクを使ってもらいたい理由にも触れますから、お楽しみに!
クランクとは?
クランクとは、小型でぷっくりしたプラスチック製ボディと、口元に付いたリップという突起が特徴的なルアーです。
リップが水の抵抗を受けることで、水中を潜り大きく揺れながら泳ぎます。
初心者からベテランにまで幅広く愛用者がいる、エリアトラウトでは基本となるアイテムです。
誰でも簡単に使える一面があるので、エリアトラウトデビューを予定している人にも使ってもらいたいアイテムのひとつでもあります!
クランクはエリアトラウトにおける必須アイテム
エリアトラウトを思いっきり楽しむならクランクは必須アイテムになります。
その理由は、クランクが初心者さんでも簡単に遊べるルアーだからです。
難しいテクニックを使ったり、細かいレンジコントロールをしなくても魚が釣れちゃいます!
簡単に遊べる上に、多種多様な製品があることもクランクの嬉しいポイントです。
具体的には「表層(トップ)狙いが得意」「低層(ボトム)攻略に特化」など、このようにコンセプトが違うクランク製品を少しずつ揃えていく。
すると戦略性が一気に広く深くなるため、エリアトラウトが断然面白くなってきます!
クランクには「フローティング」「シンキング」の2種類が存在する
エリアトラウトで使うクランクには「フローティング」「シンキング」の2種類が存在しています。
この2つの違いは「水に浮くか?」「水に沈むか?」です。
釣り人が何もしないと水面に浮いてくるのが「フローティングクランク」になります。
一方で、釣り人が何もしないと水底に沈んでしまうのが「シンキングクランク」です。
リールを巻くと、浮いたり沈んだりしていたクランクがどんどん潜り始めます。
ドローンやラジコンを操縦しているみたいで超面白いですよ!
ちなみに製品名では「フローティング=F」「シンキング=S」と英語で表記されることが多いです。
具体例を挙げると「ふわとろ 35F(シマノ製品)」「クーガナノS(ヴァルケイン製品)」がメジャーどころ。
知っておくと、クランクを購入する際に役立つはず!
フローティングクランクの特徴5選
今回の記事では「フローティングクランクの特徴」にスポットライトを当てていきます。
具体的には以下5つの特徴をご紹介です!
【フローティングクランクの特徴5選|一覧】
- 浮力が強い
- 潜行深度(せんこうしんど)
- レンジキープ
- レンジ調整
- トラブルの起こりやすさ
どれもエリアトラウト初心者さんにお伝えしたい知識なので、興味のある方は参考にどうぞ!
フローティングクランクの特徴①:浮力が強い
フローティングクランクの特徴として「浮力が強い」ことが挙げられます。
浮力とは「水が物体を上向きに押す力(重力とは逆向きに押す力)」のこと。
強力な浮力がはたらくので、何もしないとフローティングクランクは水面に押し上げられてしまうのです。
逆に、リールを勢いよく巻くと水底に向かい潜っていきます。
巻くのを止めると、再び水面にプカプカと浮き上がるので最初は使いこなすのが難しい!
余談ですがフローティング(Floating)には直訳すると「浮いている」という意味があります。
英語と紐付けて覚えておくと、フローティングクランクの最大の特徴である「水に浮く」ことを忘れにくくておすすめです。
フローティングクランクの特徴②:潜行深度(せんこうしんど)が決まってる
フローティングクランクの特徴として「潜行深度(せんこうしんど)」が挙げられます。
潜行深度とは「どれくらいの水深まで潜るのか?」の指標です。
製品ごとにフローティングクランクの潜行深度は決められています。
リールハンドルを巻くと、釣具メーカーが意図した水深まで勝手に潜るのです。
魚が釣れる「ヒットレンジ」を見つけるのにとても便利なアイテムなんですよ。
クランクには潜行深度ごとに名称が決められている
エリアトラウト業界では、潜行深度が浅い製品を「SR(シャローランナー)」。
潜行深度が深い製品を「DR(ディープランナー)」と呼称することが多いです。
中でもSRとDRの中間くらいまで潜る「MRミッドランナー)」は、汎用性が高くて初心者さんから大人気!
それぞれの良いとこ取りをしており、1つのフローティングクランクで色々なことができるんです。
潜行深度はどうやって決まる?
潜行深度はクランクの「浮力」「リップの形状」「ボディの大きさ」で決定します。
裏技ですが、釣り人が使う「釣り糸」や「巻き速度」「竿先の高さ」というテクニックで潜行深度を調整することも可能です。
結構レベルが高いお話なので、まずは基本であるリールを綺麗に巻くことから初心者さんは習得しましょう!
フローティングクランクの特徴③:レンジキープが得意
フローティングクランクの特徴として「レンジキープが得意」が挙げられます。
レンジキープとは「一定の水深を保ったままルアーを泳がせるか?」の指標です。
フローティングクランクには、リールハンドルを巻くと「釣具メーカーが意図した水深まで勝手に潜る」という特性がありました。
限界まで潜り切ったらどうなるのでしょうか?
その答えは「一定の水深を保ったまま泳ぐ」で、つまり勝手にレンジキープしてくれる優れものなんです!
クランクが潜ろうとする力と浮力(水が物体を上向きに押す力)が均衡するわけです。
リールを巻く速度や竿先の高さを変えない場合に限りますが、レンジキープが得意なフローティングクランクは初心者さんでも超使いやすい。
水深深くの魚の反応が良いなら「DR(ディープランナー)」を使ってみる。
逆に、浅い水深を狙うなら「SR(シャローランナー)」を使うという工夫をするだけで、誰でも簡単に釣果まで辿り着けますよ!
フローティングクランクの特徴④:細かいレンジ調整は苦手
フローティングクランクの特徴として「細かいレンジ調整は苦手」が挙げられます。
レンジ調整とは「ルアーが泳ぐ深さを、魚が泳いでいる水深に合わせる」ことです。
例を挙げるなら、深くまで潜る「DR(ディープランナー)」を使って浅い水深の魚を狙うのは難しいということ。
フローティングクランクの潜行深度は最初から決まっているので仕方ありません。
基本的には、最大潜行深度まで一気に潜ってしまうのです。
DR(ディープランナー)なら水深深く、SR(シャローランナー)なら浅い水深までしっかり潜ります。
そのため、深くも浅くも狙える「MRミッドランナー)」のフローティングクランクが初心者さんにおすすめされるわけです!
フローティングクランクの特徴⑤:トラブルに強い
最後のフローティングクランクの特徴として「トラブルに強い」が挙げられます。
エリアトラウト初心者さんにとって、トラブルが起こりにくいことは超嬉しいポイントです。
トラブルを解決する時間を大幅に削減できるので、ストレスを感じずに魚釣りを楽しめます!
フローティングクランクを使うと「根掛かり」「ルアーロスト」が起きにくいです。
浮いてくる特性があるので、釣り人が意図しなければ水底(ボトム)まで落ち切ることはほとんどありません。
そのため、水底にある岩やネットなどの障害物にルアーの針が引っ掛かるトラブル「根掛かり」が起きにくいのです
万が一、ラインブレイクが起きてもフローティングクランクを使っていたなら安心してOK。
浮力があるのでプカプカ〜と水面まで浮いてくるからです。
実際、管理釣り場では水面に浮いてきたフローティングクランクの回収を試みているアングラーをよく見かけます!
ルアー回収専用のアイテムがあるくらいです。
フローティングクランクのが泳ぐレンジは「竿先の高さ」で調節できる
最後にマル秘テクニックをご紹介させてください!
実は、フローティングクランクが泳ぐレンジは「竿先の高さ」で調節することができます。
竿先を高く構えた分だけ「クランクの泳ぐ水深は水面に近づき」、竿先を低く構えた分だけ「クランクの泳ぐ水深は水底に近くなる」わけです。
このようなテクニックを駆使して、フローティングクランクの微妙なレンジ調整を行うのが釣り人としての腕の見せ所。
一見すると微妙な差かもしれませんが、これだけで釣果に驚きの差が生まれたりもします。
我々にとっては微妙な違いでも、管理釣り場にいる魚には全くの別世界が見えているのかもしれませんね。
まとめ
フローティングクランクの特徴を5つご紹介してきました。
下記に結論をまとめておきますね。
【フローティングクランクの特徴5選まとめ】
- 浮力が強いので、水に浮く
- 製品ごとに潜行深度(せんこうしんど)が決まる
- レンジキープをするのが得意
- 細かいレンジ調整は苦手だが工夫次第でなんとかなる
- トラブル(根掛かりやラインブレイクなど)に強い
あくまで僕個人の意見ですが、エリアトラウト初心者さんには「フローティングクランク」から揃えることをおすすめします。
一切難しいテクニックを必要とせず、管理釣り場で魚を釣ることができるからです。
周囲より数多く魚を釣るなら、たしかに細かいレンジ調整は大切。
ですが、大雑把でもよいので魚が泳いでいる水深を把握し直撃する。
これだけで釣れる魚は間違いなく存在するのです。
エリアトラウト初心者さんはフローティングクランクを使って、まずは魚を釣ったという感動体験を味わうことから始めましょう!