ルアーには、基本的に5つのアクション(動き方)が存在しています。
具体的には下記のような感じです!
【ルアーの基本アクション】
- ウォブリング:お尻を左右に大きく振るアクション。
- ローリング:ボディを左右に回転させるアクション。
- ウォブンロール:ウォブリングとローリングを組み合わせたアクション。
- スラローム:S字を描くアクション。
- バイブレーション:ボディを細かく高速で震わすアクション。
今回の記事では「ウォブンロール」に焦点を当てて、ご紹介していきます。
5つあるルアーアクションの中で、最も奥の深いアクションなので、気になる方は参考にどうぞ!
Contents
ウォブンロールアクションとは?
「ウォブンロールアクション」とは、水中でのルアーの動き方を指す言葉です。
「ウォブリングアクション」と「ローリングアクション」、2つの異なる特性を兼ね備えていることが特徴。
名前の由来はシンプルで、Wobble(ウォブル)とRoll(ロール)を組み合わせて「Wobble & Roll」といった感じです!
「ウォブリングアクション」は、左右にお尻を振るため、魚の視界に強くアピールできます。
一方、「ローリングアクション」は、ボディを傾け回転させるナチュラルな動き方で、スレた魚にも口を使わせることが可能です。
どちらの特性を兼ね備えている「ウォブンロールアクション」は状況を選ばず、多彩なシチュエーションで活躍できると言えますね!
実際に、ウォブンロールアクションのルアーは「サーチベイト(=魚の居場所を探る)」や「パイロットルアー(信頼している相棒的存在)」として使われる頻度が、非常に多いんです。
ここで、驚くべき事実をお伝えします!
実は、ほとんどのルアーの動き方は「ウォブンロールアクション」と言われているんです。
つまり「ウォブリングアクション=100%」「ローリングアクション=100%」といった、ルアーは存在しないということ!
余談ですが、ウォブンロールアクションに含まれないルアーも存在します。
具体的には、I字系と呼ばれる「リップレスミノー」「シンキングペンシル」だったり。
小刻みに動く「バイブレーション」は、例外です!
ウォブンロールアクションは「ウォブリング系」と「ローリング系」に分類できる!
ウォブンロールアクションは「ウォブリングが強い?」「ローリングが強い?」かで、系統分けすることが可能です。
イメージより「お尻振りすぎだろ!(=ウォブリング強いだろ!)」「クルクル回転しすぎ..(=ローリングが強い..)」といったことが多々あります!
製品不良ではないので、ご安心を!
釣具メーカーによって意図的にアクションの割合が調整されているんです。
「ウォブリング系」と「ローリング系」を使い分けることができたら、間違いなく釣れる魚の数は間違いなく増えます!
魚の活性状態や釣り場の水質に合わせて、より効果的なルアー選択ができるようになるからです。
ウォブンロールアクションを「ウォブリング系」と「ローリング系」に分類してご紹介!
ウォブンロールアクションを「ウォブリング系」と「ローリング系」の2つに分類してご紹介していきます。
それぞれの特徴や見分け方、活躍するシチュエーションを詳しくまとめていくので、お楽しみに!
ウォブリング系ウォブンロールアクションとは?
それでは「ウォブリング系ウォブンロールアクション」についてご紹介していきます。
ウォブリングの要素が高く、左右にお尻を大きく振りながら動くことが特徴。
水押しが強いため「派手目」「強波動」と言われることが多く、魚に対するアピール力が高いです。
水中でルアーを目立たせたい時に、ウォブリング系ウォブンロールアクションは大活躍。
具体的には「マズメ時」「放流直後」といった、魚の活性が高い時だったり。
魚の視界が悪い「水質が濁っている(マッディーウォーター)釣り場」で効果的です。
ルアーの形状を見ただけで、ウォブリング系ウォブンロールアクションと判断することも可能!
スプーンルアーを例に挙げると、横幅が広い、丸みを帯びている「ファット形状」に多い傾向があります。
これは、水の抵抗を受ける面積が広いことが理由で、左右にお尻を大きく振るようになるんです。
具体的には「コロラドタイプ」「ティアドロップタイプ」が該当するので覚えておくと、スプーンルアー選びで失敗しませんよ!
水中での動き方をイメージできますからね。
ローリング系ウォブンロールアクションとは?
続いて「ローリング系ウォブンロールアクション」についてご紹介していきます。
ローリングの要素が強く、ボディを傾け回転させるように動くのが特徴です。
ウォブリング系に比べると、動きが小さいため「地味目」「ナチュラル」「食わせ寄り」と言われることも!
動きが小さいことは、ローリング系ウォブンロールアクションの魅力です。
「弱りきった小魚(ベイトフィッシュ)」のような、自然界にある本物の動きをリアルに演出!
魚に警戒心や違和感を与えないので、釣れない時間帯でも魚が口を使う確率が高いんです。
また、明滅効果(フラッシング)が発生するため、魚が反射的に食いついてくる「リアクションバイト」を誘発させることもできます。
ルアーを見切られやすい水質が透明(クリアウォーター)な釣り場でも、リアクションバイトでなら釣果を伸ばせるんです。
ルアーの形状を見れば、ローリング系ウォブンロールアクションをするかどうかを判断できます。
スプーンルアーを例に挙げると、スリムで細長いことが条件です。
具体的に「リーフタイプ」「ウィローリーフタイプ」が該当しますから、覚えておくとスプーンルアー選びで失敗しません!
ウォブンロールアクションが期待できる!おすすめスプーンルアー3選
ウォブンロールアクションに期待できる、おすすめスプーンルアー3選をご紹介していきます。
スプーンルアーを下記にまとめたので、一通り目を通してみてください!
- ハイバースト(ヴァルケイン)
- カーディフウォブルスイマー(シマノ)
- ミュー(フォレスト)
早速ですが、迷ったらこれ!
定番スプーンルアーである「ハイバースト(ヴァルケイン)」について見ていきます!
ウォブンロールが期待できる!おすすめスプーンルアー①:ハイバースト(ヴァルケイン)
エリアトラウトでは定番スプーンルアーである「ハイバースト(ヴァルケイン)」についてご紹介します。
ルアークリエイター「菊地栄一」さんが、ハイアピールをコンセプトに開発した名作中の名作です。
独特な形状から生み出される「極上のウォブンロールアクション」が、ハイバーストの強み!
非常に振り幅が大きいので、「ウォブリング系ウォブンロールアクション」に該当しそうですが..。
実は、アクションの質を「釣竿を構える角度」や「リールハンドルを巻く速度」で変化させることが可能です。
釣竿を高く構えたり、リールハンドルを早く巻くと「ウォブリング系ウォブンロールアクション」で、ブリブリお尻を振りながら水中を駆け抜けます。
釣竿を低く構えたり、リールハンドルを遅く巻くと「ローリング軽ウォブンロールアクション」で、魚に違和感を与えずに泳ぐんです!
ウォブンロールが期待できる!おすすめスプーンルアー②:カーディフウォブルスイマー(シマノ)
続いて「カーディフウォブルスイマー(シマノ)」についてご紹介していきます。
非常に強い「ウォブリング系ウォブンロールアクション」で水中を動くため、放流直後や朝一のタイミングで使用するのがおすすめ!
高活性で口を使いやすい魚が多いタイミングは、水中でスプーンルアーを目立たせてなんぼ。
アピール力がある「カーディフウォブルスイマー(シマノ)」だと有利に釣行を進められるでしょう。
また、手元まで振動が伝わるので、釣り場の状態を探る「サーチベイト」としても、非常に優秀!
浮き上がりにくく、誰でも一定の水層(レンジ)をキープしやすいため、ビギナー向けのアイテムだとも言えますね。
ウォブンロールが期待できる!おすすめスプーンルアー③:ミュー(フォレスト)
長い年月、売れ続けている超ロングセラー「ミュー(フォレスト)」についてご紹介です。
エリアトラウト界隈で、とても有名なスプーンルアーになります。
基本的に「ローリング系ウォブンロールアクション」で、ナチュラルに優しく魚を誘うのですが...。
不規則な水の抵抗を受けて、時折イレギュラーアクションが入ることが「ミュー(フォレスト)」の強み!
本格的に「弱った小魚(ベイトフィッシュ)」を演出できるので、「簡単に獲物を捕食したい!」という魚の本能をダイレクトに刺激できるんです。
放流直後のタイミングに強いため、まずは「金系」「銀系」のカラーを選ぶのが良いかと思います。
放流直後の魚は、目に入る違和感にどんどん攻撃してきますから、スプーンルアーは目立たせてなんぼです。
冗談抜きで、放流直後のタイミングにめちゃめちゃ釣れるスプーンルアーです。
ミュー(フォレスト)が気になる方は、まず「金系」「銀系」のカラーから選んでみてください。
水中で目立つため、放流魚が面白いくらい食いつくことを約束します!
まとめ
ウォブンロールアクションについてご紹介してきました。
「ウォブリングアクション」「ローリングアクション」と、2つの異なる特性を備えていましたね!
幅広いシチュエーションで活躍するため、「サーチベイト」や「パイロットルアー」として非常に大人気です。
そんなウォブンロールアクションは、「ウォブリング系」と「ローリング系」の2種類に分類することができました。
シンプルにまとめると「派手目」「強波動」のウォブリング系ウォブンロールアクション。
「地味目」「ナチュラル」「食わせ寄り」のローリング系ウォブンロールアクションといった感じです。
これらの動きを使い分けることで、ウォブンロールアクションのルアーで釣れる魚の数は間違いなく増えます。
目の前の状況に、より正確にアジャストできるようになりますからね。
新しくウォブンロールアクションが期待できるスプーンルアーの購入を考えている方は、今回の記事を参考にしてみてくださいね!