トラウトの生態・習性

トラウトは風が吹くと釣れる?理論的に生態や習性をわかりやすく解説!釣行時の注意点もご紹介

トラウトフィッシングでは風が吹いた途端に、目の前の状況がガラッと変わります。

擬似餌に対して急に良い反応をしてきたり、逆に見向きもしなくなるんです。

僕自身は、良いパターンと悲しいパターンどちらにも遭遇したことがあります!笑

 

風が引き起こすトラウトの行動パターンの変化は「偶然」ではありません。

そこには、釣り人が知っておくと便利な「理論」が存在しています。

 

今回の記事は、風とトラウトの生態・習性の関係性を理論的にご紹介していくので、興味のある方は参考にどうぞ!

 

風が吹くと水中に変化が生まれる!

トラウトは淡水域(川や湖など)に生息している魚です。

彼らが生活している水中は「風の影響」を大きく受け変化します。

水面が波立つことで普段とは違う水流が生じたり、水中に溶けている酸素量に変化が出ると言った感じです。

 

僕たち人間からは、風が吹いたことで起こる「水中の変化」を目視することはできません。

そのため、トラウトフィッシングの釣果を左右する「風」という要素を見逃している方は意外と多い!

 

あなたが思っている以上に「風」は水中に大きな変化を生み、トラウトの生態や習性さえも変えてしまうんです。

 

風がトラウトの生態や習性にもたらす影響とは?

風がトラウトの生態や習性にもたらす影響についてご紹介していきます。

具体的に、風が吹くことで「トラウトの警戒心が変わる?」「釣りやすさはどうなる?」「食い気のあるトラウトはどこに隠れる?」という疑問を解決できますよ!

1回の釣行で出会えるトラウトの数を増やすためにも、今回の内容をお役立てくださいね!

 

影響①:警戒心を弱める

風が吹くとトラウトの「警戒心は弱まる」ことがあります。

風が水面を押すことで「波」が生まれることが、トラウトの警戒心が弱まるきっかけです。

波がトラウトの視覚情報を直接遮ったり、水中に届く光を乱反射させます。

 

すると、トラウトの視界から外敵(鳥類や人間など)が隠れるので、トラウトの警戒心は少しずつ弱まるんです。

命の危機(プレッシャー)から解放されますからね!

 

実際に、風が吹き始める前後でトラウトの釣れやすさは全然変わるんです。

僕は管理釣り場で経験したことがあります。

風が吹いた瞬間、今まで口を使わなかったトラウトが連続で釣れることは多々起きますよ!

 

影響②:元気になる(活性が上がる)

風が吹くとトラウトは「元気(高活性状態)」になります。

水中に溶けている酸素量(溶存酸素量)が増えることが理由です。

波立つため空気と接している水面の面積が広がりますし、水面と空気がかき混ぜられますからね!

 

風が吹くとトラウトが元気(高活性状態)になるシチュエーションは「夏」によく遭遇します。

夏のトラウトが水面付近でプカプカ浮いているのを見かけたことはありませんか?

「鼻上げ」と呼ばれている現象は、トラウトが「酸欠」に陥っているために起こるんです。

 

だからこそ、夏場のトラウトフィッシングでは風が吹いたタイミングこそ大チャンス!

水面付近の「酸素量(溶存酸素量)」が一気に増えるので、トップウォータープラグで簡単にトラウトが釣れたりします。

 

影響③:風下に集まる

トラウトには風下(かざしも)に集まる習性があります。

風が吹いている日に、釣り座による「釣果の偏り」が生まやすいのはこのためです。

昔から「向かい風の場所は、魚が釣れる!」と言われていますよね!

 

なぜ、トラウトは風が吹く先や風が向かう方向に集まるのでしょうか?

その理由は、風がトラウトのエサである「動物性プランクトン」を風下に流され集まるためです。

プランクトンを食べようと小魚(ベイトフィッシュ)も寄ってくるため、肉食魚のトラウトにとってパラダイス状態。

大好物の動物性プランクトンと小魚(ベイトフィッシュ)が豊富に存在していますからね!

 

「風下が1番釣れる!」と断言はしませんが、風下が有利な場面は確実にあります。

次回のトラウトフィッシングからは「風向き」に注目してみましょう!

 

影響④:遊泳層が上下する

風はトラウトの遊泳層(ゆうえいそう)にも影響します。

遊泳層とはトラウトが泳いでいる水深のことで、トラウトフィッシングの釣果を左右する大切な要素です。

トラウトが存在するからこそ、ルアーやフライで釣果を出せますよね!

 

風がトラウトの遊泳層を変える理由は、新しい水の流れを生むからです。

新しい水の流れは「水圧」「溶存酸素量」「プランクトンの居場所」など水中の状態を大きく変えます。

今回は意外と知られていない、「水圧」に注目してみましょう!

 

風上から風下に向かって「新しい水の流れ」は生まれます。

すると、風上の水量が減り、風下の水量が増えるんです。

これにより、トラウトの生態や習性が変わるくらい「水圧」が変わるんです。

理論上、水圧の低下する風上では「遊泳層が上がる」、水圧が上昇する風下では「遊泳層が下がる」傾向があることを知っておいて損はしません!

 

風が吹いた途端に「トラウトが反応する遊泳層が変わった」という経験をしたことはありませんか?

風が引き起こす水中の変化に対して、トラウトは非常にシビアに移動しているのです!

 

トラウトは風が吹いてないと釣れない?

風が吹いていなくてもトラウトは釣ることは全然可能です。

実は、風以外にもトラウトの生態や習性に関わる要素はたくさんあるのです!

ほんの一部ですが「天気(晴れ・雨・曇り)」や「季節(春夏秋冬)」だったり、「時間帯(朝イチ・日中・夕方)だって要素のひとつになります。

 

釣り場に到着してみて風が吹いていなくても、「トラウト釣れないかも...」と落ち込まなくて大丈夫!

トラウトを釣るためのヒントのひとつとして「風」があるだけ。

こう考えておけば、視野を広げて「トラウトの釣れる条件」をたくさん発見できてお得です♪

 

【まとめ】
強風に注意してトラウトフィッシングを楽しもう!

風が吹くタイミングは、トラウトフィッシングを有利に進められます。

警戒心を弱め、活性を上げてくれるので、擬似餌に対するトラウトの反応が格段に良くなるんです。

また、風向きを考えることで、トラウトが身を隠す場所を先読みすることも可能でしたね!

 

ただし、風が強い(目安は風速3m/s以上)時におこなうトラウトフィッシングでは注意が必要です。

風に流されてしまい、思い通りに擬似餌や釣り糸をコントロールできない場合があります。

ほかにも、周囲の釣り人とのトラブルに繋がったり、ロッドスタンドが倒れたり、ボートから落水した人もいらっしゃいます。

 

風速や風向きは「Windy」「GPV気象予報」といったアプリで、釣行前にあらかじめ確認することが可能です。

周囲への配慮や身の安全を第一に考えつつ、トラウトフィッシングを全力で楽しみましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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