ドナルドソンを見た目だけで完璧に見分けるのはとても難しいことです。
ネット上でも「見極めるなんて無理!」「見た目で判断するのはナンセンス」など厳しい意見を目にすることが多い。
僕自身、この記事を書くまで「否定はできない...」と考えていました。
ですが、個人的に「完璧ではないかもしれないけど、ドナルドソンを見分けるヒントがあるはず」と調査を続けました。
釣り人としては「ドナルドソンを釣った経験がある!」と確信を持てた方が絶対に自信になると思ったからです。
今回の記事は、実際にドナルドソンを釣り上げた人々の信頼できる経験談を元に執筆しています。
100%ではないけど、ドナルドソンの外見には「特有の傾向」が存在していました!
一緒に「ドナルドソンの見分け方5選」を学んでいきましょう。
管理釣り場でも釣れる「ドナルドソン」をご存知ですか?
みなさんは、「ドナルドソン」というお魚をご存知でしょうか?
管理釣り場で釣ることができる「大型ニジマスを代表する存在」として有名ですね。
ドナルドソンが誕生した背景
ドナルドソンは、もともと大きく育つニジマスを選抜し、掛け合わせることで誕生した「エリート系統のニジマス」になります。
そのため、一般的なニジマスと違い、遺伝子レベルで「大きく・速く育つ」という特徴を持っているんです。
管釣りユーザーだとお馴染みの問題ですが「ドナルドソン」と「普通のニジマス」を見分けるのが難しい!
大型ニジマスを釣り上げても「これはドナルドソンなのか?それとも単に大きいニジマスなのか?」と釣り場で疑問を抱いた方も多いはず。
自分の釣った魚に対して自信を持てないのは少し寂しいです。
そこで今回の記事では、管釣り初心者さんでも簡単に「ドナルドソン」と「普通のニジマス」を見分けられるポイントを5つ解説していきます!
ドナルドソンは魚釣りのターゲットとして大人気
ドナルドソンは、とにかく「釣って楽しい!」お魚です。
管理釣り場のターゲットとして絶大な人気を誇っています。
その理由は「パワフルな引き味」はもちろん、釣れた後も「食べて美味しい」ことでしょう。
釣って良し、食べて良しなのです。
僕の友人の中には、「美味しいドナルドソンを食べたい!」という強い想いから、管理釣り場に通い詰めている方もいるくらいです!
今回の記事は、魚を持ち帰る際に役立つ知識が満載。
大人気ターゲット「ドナルドソン」をしっかり見極めるためにご活用くださいね。
【ドナルドソンの見極め方5選】
普通のニジマスと外見を徹底比較!
それでは「ドナルドソン」と「普通のニジマス」を見比べていきましょう
比較項目として以下の5つをピックアップです。
【比較項目】
- 体高
- 魚体
- 模様(スポット模様)
- 顔立ち
- 捌いた時の身の色
慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが..。
上記に挙げた5つのポイントを押さえておけば、自信を持って「ドナルドソンが釣れた!」と見極められるようになります。
ポイント①:「体高(たいこう)」からドナルドソンと普通のニジマスを比較
ドナルドソンと一般的なニジマスの見分け方として、まず「体高(たいこう)」が挙げられます。
体高とは、お魚を真横から見た時の「背中からお腹にかけて、最も距離がある部分の長さ(=垂直方向の長さ)」のこと。
一般的なニジマスと比較して、ドナルドソンの体高は高い傾向にあるんです。
これは僕個人の意見ですが、体高がある個体ほど、体力温存のためボトム(水底)でじーっと居着いていることが多いと感じています。
大きく成長するドナルドソンは、少し動くだけでも大幅に体力を消耗してしまうお魚なんです。
そんな背景があるからか、彼らは体力を温存しながら効率よくエサを食べるという生態や習性を選んだのかもしれません。
その結果、水底付近でじっとしている時間が増え、「ドナルドソンの体高が高い」と認知されるくらいの進化を遂げたのだと考えています。
ポイント②:「魚体(シルエット)」からドナルドソンと普通のニジマスを比較
続いては、ドナルドソンと一般的なニジマスの見分け方として「魚体(シルエット)」をピックアップ!
ドナルドソンを真正面から見ると、一般的なニジマスと比べて驚くほど「魚体が分厚くて太い」ことが分かります。
ひとつ前の「体高(たいこう)」とも関係しますが、真横から見ると「楕円形」をしていることも多く、個人的には「ラグビーボール」のようなイメージがしっくりきています。笑
実際にドナルドソンを持ち上げてみると、見た目以上に「ずっしり!」とした重量を感じられるはずです。
この「太さ」と「重さ」こそが、ドナルドソンがエリート系統と呼ばれる所以ですので、ぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね!
ポイント③:「模様(スポット模様)」からドナルドソンと普通のニジマスを比較
模様(スポット模様)とは、魚体に散りばめられた小さな黒い斑点のことをいいます。
ドナルドソンと一般的なニジマスを見分ける際に、「模様(スポット模様)」から判断する方も多いのではないでしょうか?
結論から言いますと、模様(スポット模様)で見分ける方法はおすすめできません。
個人的には「模様にこそドナルドソンの特徴が出るはず!」と思いたくなる気持ち、めっちゃわかります!
でも、僕の経験やネット上で行った調査の結果、一般的なニジマスとドナルドソンにこれといった大きな違いは見つかりませんでした。
傾向と言い切れるような「斑点の数が少ない」とか「ある場所に集中している」というものもなく、あくまで個体差といった感じです。
もっとわかりやすい他のポイントで、しっかり「ドナルドソン」と「一般的なニジマス」を見極めていきましょう!
ポイント④:「顔立ち」からドナルドソンと普通のニジマスを比較
気を取り直して、ドナルドソンと一般的なニジマスの見分け方として「顔立ち」をご紹介していきます。
ドナルドソンの顔立ちは、体型に付随して「丸みを帯びている」傾向があるんです。
一般的なニジマスはシュッと細長い顔をしている個体が多いのに対し、ドナルドソンは全体的に丸っこく、正直なところ「太ってるな〜」と感じる方が多いと思います。
また、急速に体が大きく成長するためか、立派な魚体に対して、「顔が相対的に小さく見える」という傾向もありますから、押さえておくとお得。
管理釣り場で大型のニジマスが釣れた際に、「体に対して、顔が小さい」「全体的に丸っこいし、太っているな」と感じたら、そいつはドナルドソンである可能性が高いからです!
栄養を溜め込んだドナルドソンの身は、冗談抜きに「川魚とは思えない」くらい絶品です。
釣れた後も、ワクワクドキドキできる素敵なお魚だといえますね。
それでは、最後に「捌いた時の身の色」について見ていきましょう!
ポイント⑤:「捌いた時の身の色」でドナルドソンと普通のニジマスを比較
ドナルドソンと一般的なニジマスの見分け方として、最後は「捌いた時の身の色」に注目していきましょう。
白身魚である一般的なニジマスは、捌いてみると「白色」であることがほとんどです。
ですが、ドナルドソンを捌いてみると「鮮やかなオレンジ色」をしていることがよくあります!
これは、ドナルドソンが養鱒場(ようそんじょう)でエビなどの甲殻類が混ざった特別なエサを食べて育つことが理由です。
エビを茹でるとオレンジ色になりますよね?
あの色が、ドナルドソンの身に宿るイメージをしておくとわかりやすいはずです。
釣り人の間では「赤身」と呼ばれるドナルドソンが釣れたら、「川魚をお刺身で食べる!」という貴重な食体験ができますから、釣行後もワクワクが止まりません!
ただ、ひとつだけ注意点があります。
ドナルドソンの身の色は、食べて育つエサの種類によって変化するんです。
つまり、ペレットなどのエサで育った個体は、ドナルドソンであっても身が「白色」である可能性がほとんど。
もし、ドナルドソンだと思っていたお魚を捌いてみて「白身」だった場合は生食は避け、必ず火を通して食べるようにしましょう!
ニジマス以外にもドナルドソンに似ている魚が存在する
ニジマス以外にもドナルドソンに似ている魚が存在しています。
具体的には「ロックトラウト」「全雌(ぜんめす)三倍体ニジマス」と呼ばれる魚です。
ロックトラウトとは「ニジマスとイワナを掛け合わせた品種」。
全雌三倍体ニジマスとは「染色体を3組(通常は2組)もつニジマスのメス」になります。
ロックトラウトと全雌三倍体ニジマスの家系図やルーツを辿ると「普通のニジマス」が確実に存在するのです。
ドナルドソンの正体は選抜育種して生まれた「大型ニジマス」でした。
つまり、3種には共通してご先祖様に「普通のニジマス」が存在するのです。
同じ遺伝子を色濃く受け継いでいるので、どうしても外見的が「ニジマス」に似てしまうのでしょう。
まとめ
「ドナルドソンと一般的なニジマスの見分け方」について徹底解説してきましたが、いかがでしたか?
今回の記事でご紹介した5つのポイントの結論を下記にまとめておきます。
【結論】
- ドナルドソンの体高:上下に幅があり、背中からお腹までの距離が離れている。
- ドナルドソンの魚体:ラグビーボールのように分厚く太い。
- ドナルドソンの模様:これといった特徴はないので、他のポイントを優先!
- ドナルドソンの顔立ち:体に対して顔が小さく、丸みを帯びている。
- ドナルドソンを捌いた時の身の色:鮮やかなオレンジ色(赤身)であることが多い。
上記に挙げた5つの結論を知っておくと、管釣り初心者さんでも迷わず、自信を持って「ドナルドソンを釣ったぞ!」と言えるようになります。
ただし、これらはあくまで「傾向」であって、100%ではないという点だけは注意してください。
魚釣りは、自然の生き物を相手にしていくアクティビティです。
100%の正解(確実性)を求めるのではなく、自分なりに「できるだけ高確率」な答えを求めて試行錯誤していく。
それこそが、魚釣りを楽しむ大きなコツだと思います!