冬季のトラウトフィッシングでは、雪が降ることもあります。
僕自身、雪が降る中でのトラウトフィッシングを何度も経験してきました。
水温が低すぎるとトラウトって釣れないイメージがありませんか?
意外かもしれませんが、雪が降ってもトラウトはよく釣れるんです!
今回の記事では「雪がトラウトの生態と習性をどう変化させるのか?」についてご紹介していきます。
雪が降るとトラウトが釣れる理由だったり、釣れないパターンについても一緒に学んでいきましょう!
Contents
「雪が降るとよく釣れる」と言うけど本当?
釣り人の間では「雪が降るとよく釣れる」と言われることがあります。
管理釣り場で楽しむ「エリアトラウト」の世界では有名なお話です。
ほかにも、河川や湖沼、野池で楽しむ「バスフィッシング」でも広く認知されています。
僕自身「雪の日はトラウトの活性があがるよ」「雪の日の管釣りおすすめだよ!」という情報を目にしたことがあります。
本当にそうなのでしょうか?
この先では、本当に雪が降ることでトラウトが活動的になるのかを解明していきます。
興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね!
雪が降ると条件のひとつ「低気圧」がトラウトにもたらす影響とは?
雪は「低気圧により発生した雲に、冷たい寒気が流れ込む」ことで地上に降ります。
キーワードは「低気圧」。
低気圧は釣り人が喜ぶ変化をトラウトの生態や習性に与えます。
大半の魚は体内に「浮袋」と呼ばれる、水中での浮力を調整する器官を備えています。
トラウトにも浮袋があるので、エネルギー消費を最小限に抑えて水中での姿勢や遊泳層を保っているのです。
低気圧になると浮袋には膨張するという特徴があります。
浮力が強くなるため、トラウトからしたら「今日は体が軽い!」と不思議な感覚になっているはず。
少ないエネルギー消費で素早く水中を移動できるので、捕食活動が活発になるのですね!
【考察】
トラウトには雪が虫に見えている?
トラウトは、雪のことを虫だと捉えているかもしれません。
雪の降る管理釣り場で「ライズ」が多々見られることが根拠です。
ライズとは、魚が水面付近にいるエサを捕食する際に発生する波紋や水飛沫のこと。
管理釣り場ではトラウトが水面付近を飛び回る「陸生昆虫」を捕食する際にライズが起こります。
たくさん陸生昆虫が羽化する春や秋になるとよく見かけますね。
冬の陸生昆虫は「休眠」してはずです。
なのに、なぜ管理釣り場ではライズが起きるのか?
水面付近を虫は飛んでいないはずがありません。
あくまで僕の意見ですが、トラウトには「雪=虫の羽』に見えていると考えています。
頭上からペレット(撒きエサ)が降ってきたと勘違いしているだけかもしれませんが...。
面白い考察ですよね!
雪代(雪解け水)にはご注意!
トラウトフィッシングをする方は、雪代(ゆきしろ)には注意しましょう!
トラウトが動かなくなり、全く釣れなくなる可能性があるからです。
雪代とは、冬の間に積もった雪が春の訪れることで解け出し、非常に冷たい雪解け水となり河川や湖に流れ込むこと。
山間部にある河川の水を利用している管理釣り場は、この雪代(雪解け水)の影響を大きく受けます。
雪代(雪解け水)は河川や湖の水温を低下させる!
雪代(雪解け水)は、河川や湖の水温を低下させます。
トラウトが活動的に動ける水温である「10℃〜15℃」を大きく下回ることだってあります。
凍えたトラウトの活動が鈍くなるのは想像しやすいですね。
晴れて気温が安定してきたのに、水温がやたら低い。
こういった時には、「雪代(雪解け水)」を疑ってみましょう。
雪代は、河川の上流域で雪が解け出すことで発生します。
晴れて気温が高い時ほど、雪が解けやすくなるので、釣り場の水温が全く上がらないんです。
トラウトには雪が降ると釣れる奴がいる!
雪代が起きても積極的にエサやルアーに食いつくトラウトがいます。
その正体は渓流魚の中でも特に冷水を好む「イワナ」です。
ほかにも、イワナの仲間で中禅寺湖の人気者「レイクトラウト」だったり。
イワナの近縁種「ブルックトラウト(カワマス)」などは、雪が降る時期でも釣り人を楽しませてくれます。
僕自身は、野生の個体を釣ったことはありませんが、雪が降ると「ブラウントラウト」の釣れる確率が高まるそうです。
ネイティブトラウト界隈では、有名な話なのでしょうか?
ひとりの釣り人だけではなく、複数の釣り人が同じ話をしているので、間違いなく何か秘密がありそうです!
個人的にすごく気になったので、雪が降るとブラウントラウトが釣れる理由を調査したのですが、まだ答えを発見できていません。
情報を入手したら追記しますのでお楽しみに!
【まとめ】
トラウトフィッシングでは、雪が降ると釣れるは本当だった!
トラウトフィッシングにおいて、雪は嬉しいタイミングです。
「ニジマス(特に大型)」「イワナ」「ブラウントラウト」といった、トラウトの活性が高まりますからね!
雪が降る条件である「低気圧」がトラウトの浮袋に作用するという背景がありました。
浮袋が膨張したトラウトは、少ないエネルギー消費で水中を移動できるようになるんです。
ほかにも、水面に落ちる雪を「陸生昆虫」と勘違いしたトラウトは、水面付近を意識し始めます。
昆虫の羽を連想させる「白色」の擬似餌を使うと釣果が変わりますから、お試しあれ!
ただし、雪が降った後に起きる「雪代(雪解け水)」には注意が必要です!
冬の間に積もった雪が、春の訪れとともに溶け出し、河川や湖に流れ込むことを言いました。
このタイミングは、釣り場の水温が低くすぎるため、トラウトが動けなくなることがあります。
まとめると「雪が降るとトラウトは釣れる!だけど雪解けの時期には釣れない場合もある」と解釈して大丈夫です!
雪の降る中トラウトフィッシングをする方は、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね!
合わせて読みたい!
トラウトと天気の関係を「晴れ」「雨」「曇り」「雪」4つの視点で解説!本当に生態や習性は変わるのか?