トラウトの生態・習性

雨はトラウトの生態や習性に影響する!たくさん釣れたエピソード・釣れないパターンもご紹介!

釣り人と会話をしていると「雨の日はトラウトが釣りやすいよ」と耳にする機会が多いです。

僕も、ベテランアングラーさんにそう教わりました。

本当に雨の日はトラウトが釣れるのでしょうか?

 

今回の記事では、トラウトと雨の関係を徹底考察していきます!

雨の日は「水中で何が起こってる?」「トラウトの生態や習性は変化する?」といった疑問を解決していきましょう!

ほかにも、僕の経験を交えたエピソードや雨がトラウトに悪影響を及ぼすパターンについても触れています。

ぜひ、最後までお楽しみください!

 

天気はトラウトの生態や習性に影響する!

天気次第でトラウトの生態や習性はガラッと変わります!

なぜなら、天気がトラウトの生活環境である「水中」に影響を及ぼすからです。

晴れと雨の日では、水温や光量など、いろんな条件に違いが生まれますよね。

この違いが引き金となり、トラウトの「遊泳層」「隠れ場所」「捕食行動の積極性」「警戒心」などが全然違ってくるんです。

 

僕たち人間も、晴れた日と雨の日では、休日の過ごし方が変化します。

天気に合わせて服装を変えたり、お出かけする場所を決めているはず。

水中の世界を生きている、トラウトも同じなんですよ!

 

雨が降るとトラウトは釣れやすくなる!

結論から言いますと、雨が降るとトラウトは活動的になります。

積極的にエサを探し求めて、水中を移動するんです。

この現象は、トラウトが生活する「管理釣り場」や「自然フィールド(渓流や湖など)」のどちらでも確認されています!

 

管釣り業界では、「雨=ボーナスタイム(釣り人にとって)」と呼ばれているくらいです。

僕自身、雨の日に忘れられない「爆釣」を体験をしたこともあります。

朝からお昼にかけて、長時間トラウトがスプーンルアーだけで釣れ続けました!

 

この先では、「なぜ雨の日のトラウトは釣れやすくなる?」という疑問を解決していきますよ〜!

 

雨が水中に及ぼす7つの影響から、「トラウトの生態や習性」を紐解く!

雨は水中に影響を及ぼします!

具体的には、以下の7つです。

 

【雨が釣り場に及ぼす影響まとめ】

  1. 水温が低下
  2. 光量が低下
  3. 溶存酸素量が増加
  4. 波紋や雨音が生じる
  5. 気圧の低下
  6. 水量の増加
  7. 水が濁る

 

上記のように水中の状態が変化すると「トラウトの生態や習性」は、どうなるのでしょうか?

 

雨の時の影響①:「水温が低下」

雨が降ると「水温が低下」します。

夏場のトラウトからしたら、水温の低下は最高に嬉しいイベントなんです。

変温度物のトラウトは水温が高すぎる場合、バテて身動きが取れなくなります。

ですが、雨が降ると水温が徐々に低下するので、トラウトがエサを求めて動き出しますよ。

 

雨の時の影響②:「光量が低下」

雨が降ると「光量が低下」します。

水面に届く光が弱いので、トラウトの視界がボヤけるんです。

僕ら人間で言うと、暗い部屋と明るい部屋のような違いをイメージするのがわかりやすいと思います。

 

視界がボヤけているトラウトは、天敵である「釣り人」「鳥」の位置を普段通りに把握できません。

すると警戒心が薄れるため、トラウトは反射的に口を使うようになるんです。

ルアーを積極的に追いかけるようになるので、初心者さんは「雨」というタイミングを見逃さずに!

 

雨の時の影響③:「溶存酸素量が増加」

雨が降ると「溶存酸素量が増加(=水中に溶けている酸素量が増加)」します。

酸素には、高温の水に溶けにくいという性質があります。

そのため、猛暑日は溶存酸素量が大幅に低下するため、トラウトが酸欠に近い状態まで追い込まれてしまうんです。

夏場のトラウトフィッシングが、難航する理由がわかりますね...。

 

雨粒が水面をバシャバシャ叩くと、空気中の酸素と水が混ざり合います。

いつの間にかトラウトが息苦しさを感じないくらいまで、「溶存酸素量」が増加しているんです!

 

雨の時の影響④:「波紋や雨音が生じる」

雨が降ると「波紋」や「雨音」が生じます。

波紋がトラウトの視界を遮るため、彼らは天敵(人間や鳥など)の場所を見失います。

また、雨音が人間の足音をや気配をかき消してくれるんです!

 

普段は驚くほど警戒心のあるトラウトですが、そんな彼らでもすこしは気を抜いてしまう状態だと思います。

警戒が薄まったトラウトは、捕食本能がむき出しになり、エサを積極的に追いかけるように!

もちろん、ルアーへの反応もガラッと変わりますよ。

 

雨の時の影響⑤:「気圧の低下」

雨が降ると「気圧(=空気が物体を押す力)が低下」します。

トラウトが泳ぐ水深(遊泳層)に、気圧は影響を及ぼすんです。

気圧がトラウトの体内にある「浮袋(浮力を調整する器官)」に作用することが理由になります。

 

気圧が低下すると、浮袋内にある空気が、外の圧力により押し戻されずに済みます。

浮袋が膨らんでいる状態になるので、トラウトの遊泳層が水面に近くなる傾向があるんです。

雨の日のトラウトフィッシングのセオリーに「表層狙い」が提唱されているのには、こう言った背景があるのでしょう!

 

雨の時の影響⑥:「水量の増加」

雨が降ると「水量が増加」するんです。

自然界では特別顕著ですが、水量が増加した渓流や湖にはトラウトのエサ(川虫や陸生昆虫など)がよく集まります。

普段身を隠している場所から、虫が落ちてくるからです。

 

ちなみに河川の水を直接引いている管理釣り場をはじめ、ストリームエリア(自然の川を利用した管理釣り場)などにも、トラウトのエサがよく集まります。

豊富にあるエサをお腹いっぱい食べるため、高確率でトラウトの食い気は最高潮に到達するでしょう。

このボーナスタイムでこそ、エサ釣り・ルアー釣りともに釣果UPを狙ってくださいね!

 

雨の時の影響⑦:「水が濁る」

最後になりますが、雨は水中の透明度を変えてしまうくらいダイナミックな環境変化を起こします!

雨が降ると「水が濁る」んです。

水が濁るとトラウトたちの視界が悪くなります。

視界が悪いと、人間や鳥などの外敵の存在が視界に入らなくなり、トラウトの警戒心は弱まります。

 

油断しているトラウトなら、初心者さんでも釣れる可能性は高いです!

 

【実例あり】
雨の日にトラウトが釣れたエピソードをご紹介!

少しだけ、僕個人の話をさせてください。

管釣りを雨天決行した時のことです。

朝イチはポツポツ雨が降っているくらいでしたが、時間が経過すると大雨になりました。

釣り場の水質はしっかり濁っていて、記憶では増水していた印象です。

 

この釣行で僕は、管釣りにドハマりすることになります。

管釣りを本格的に始めたばかりの僕が、半日中ずっとトラウトを釣り続けることができたんです。

名前もわからない中古ルアーしかもってませんでしたが、たくさんのトラウトを出会うことができました。

 

当時は「奇跡が起きた!」と浮かれていましたが、奇跡ではなく「雨」の恩恵が大きかったのでしょう。

管釣り初心者さんは、ぜひ雨の日にも釣り場に足を運んでみてください!

普段は経験できない「数狙い」や「大物狙い」を楽しめるかもしれませんよ!

あなたが管釣りにハマるきっかけになれたら幸いです。

 

雨が降ってもトラウトが釣れない時もある!

雨が降ってもトラウトの活性が上がらないケースもあります。

たとえばですが「水温の下がりすぎ」「増水しすぎ」「濁りすぎ」といった、トラウトの理想を超えてしまった場合です。

何事もやりすぎは厳禁というわけです。

 

野生のトラウトを狙う方は、特に「増水」には注意を払ってください!

増水している河川での釣りは、命の危険があることも。

山奥での釣行を終えて、いざ帰路についたら「水位が上がっている!」という恐怖体験をした方もいらっしゃいました。

お家には帰れたそうですが、山奥で一晩過ごすなんてかなり危険です。

想像するだけでゾッとしませんか?

 

釣行前には、できるだけ天候をしっかり把握するのがおすすめ。

トラウトを釣りたい気持ちはめっちゃわかりますが、安全第一に無理しない!

そうやって、最高に面白いトラウトフィッシングに挑戦していきましょう!

 

まとめ

雨が降った時のトラウトの生態や習性についてご紹介してきました!

エリアトラウトとネイティブトラウト、どちらでも言えますが「釣果」を出すなら雨の日がおすすめです。

警戒心が薄まり、捕食行動が活動的になることが主な理由でしたね。

 

普段は釣れないようなトラウトに出会えることだって、雨の日なら考えられます。

モンスター急に巨大なトラウトがヒットしやすいのも、雨の日の特徴なんです。

 

あなたも嫌煙されがちな雨の日にこそ、思い出に残る釣行を期待して、釣り場まで足を運んでくださいね〜!

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