トラウトの生態・習性

【朝イチのトラウトが釣りやすい理由3選】予想外のケースも解説!管釣りをもっと楽しもう!

管理釣り場でたくさん魚を釣りたいアングラーにとって、「朝イチ」というキーワードは外すことができません。

実際、大勢のアングラーが「朝イチは釣れやすい!」と口にしていますし、オープン前から受付に長い列ができている光景もよく目にしますよね。

僕は、エリアトラウトを心から満喫したい時は、必ず朝イチから釣りを始めます。

 

それは単純に「トラウトが釣れやすい」ことが理由ですが、なぜ朝イチがこんなにも魚に出会えるチャンスが多いのか、その正体が気になりませんか?

今回の記事では、朝イチにトラウトの活性が高まるメカニズムを詳しくご紹介していきます!

あわせて、朝イチでも活性が上がらないケースや、その対処法についても触れています。

次の釣行から「たくさん釣れる!」という経験を増やせるヒントを詰め込みましたので、ぜひチェックしてみてください!

 

朝イチのトラウトは釣れやすい!

「たくさん魚釣りたい!」と思っている、エリアトラウトアングラーは多いはずです。

今すぐにでも、あなたの釣果を伸ばすなら、ぜひ管理釣り場オープン直後の「朝イチ」のタイミングから釣りをスタートしてみてください!

この時間は科学的にも、僕の経験上でも、「トラウトの活性」がグ〜ンと高まります。

 

なかなか口を使わない難しい魚を相手にするより、元気いっぱいで食い気のあるトラウトを狙う方が、簡単に釣果を伸ばせそうですよね!

朝イチはエリアトラウト初心者さんや、ベテランアングラーさん問わず、全員に平等に与えられる特権です。

ぜひ、早起きすることで得られる「ボーナスタイム」をフル活用して、もっとエリアトラウトを満喫していきましょう!

 

朝イチにトラウトが釣れる理由3選!

理由①:朝イチは、トラウトにプレッシャーがかかっていないから

トラウトは非常に視野が広く、物音にも敏感です。

実は「水に映る影」や「足音」などをヒントに、トラウトは水の中から私たちの存在をしっかりと把握しています。

ですが、釣り場が閉まっている夜から早朝にかけては、誰も池に近づきませんし、ルアーを投げ入れる人もいません。

 

つまり、彼らにとって最大のストレスである「外敵(人間)からのプレッシャー」が、朝イチはリセットされているんです。

警戒心が薄れたトラウトは、「油断」していることも多く、普段なら見切るようなシーンでも、「キラキラしてて美味しそう!」「この波動はエサかも!」と、驚くほど簡単に口を使うように!

 

簡単に口を使うと言っても、エリアトラウト初心者さんにとって、最初の1匹に出会うことは結構難しいかと思います。

ここで、ワンポイントアドバイス!

朝イチのルアーセレクトは、「広範囲を探れて、水中で目立つもの」を選ぶのが正解です。

具体的には、以下の3点を意識するのがおすすめ。

 

  1. 重さがあり、遠くまでしっかり飛ぶこと。
  2. よく動き(=アピール力があり)、魚に気づかれやすいこと。
  3. 金色や蛍光色など、派手で目立つ色を選ぶこと。

 

これだけで、トラウトに出会える確率がグンと上がります!

ビギナーズラックで全然OKなので、まずは「最初の1匹」を釣りあげて、ここから先の安心感を獲得しましょう!

 

理由②:朝イチは、水に馴染んだ「前日の放流魚」が多いから

管釣りのお楽しみといえば、フレッシュな魚を池に放つ「放流タイム」です!

放流されたトラウトは、すぐに活性が上がりルアーに飛びつくイメージがありませんか?

確かにそうなのですが、実はそう上手くいかないケースもあります。

 

トラウトは、もともといた場所(養鱒場や生簀など)と、放流先の環境(水温やpHなど)に差が大きすぎる場合。

びっくりして警戒心が高まり、すぐにはエサを食べなくなることがあるのです。

こうした背景から、前日に釣られなかったトラウトたちが、一晩かけてゆっくりと放流先の水に馴染んでいきます。

つまり朝イチは、「一晩経って新しい環境に慣れ、お腹を空かせた放流魚」を狙い撃ちできる、非常に贅沢なタイミングなのです。

 

では、私たちの悲願である「たくさん釣る!」を達成するために、具体的に何をすれば良いのでしょうか?

ズバリ、「前日の放流魚の残り」を探るため、強気のルアーセレクトから始めましょう。

おすすめは「派手目カラー(金色や蛍光色など)」「ウォブリングアクション(水押しが強い)」をするスプーンルアーです。

丁寧にリールハンドルを巻いていると、元気いっぱいなトラウトが「ガブッ!」と勢いよく食いついてきてくれますよ〜!

 

理由③:朝イチは、トラウトのスイッチが入るタイミングだから

朝イチは、日の出とともに少しずつ光量が増していきます。

ある研究によると、光が急激に変化する「日の出前」に、管釣りのメインターゲットである「レインボートラウト(ニジマス)」の活性がピークに達するという論文も発表されていました。

実は「日の出直前」が、たくさん魚を釣るためのポイント!

 

真っ暗から明るくなる、強い光の変化が「魚の体内時計にとって『行動開始の合図』」になっている可能性があるからです。

個人的には「朝だ!エサが動き出すぞ!」「外敵が動くから、自分たちも元気出すぞ!」と、本能のスイッチが入るようなイメージ。

エリアトラウトに限らず、釣り人界隈では、この日の出前後のゴールデンタイムを「朝マズメ」と呼ぶくらい、魚が釣れるタイミングになります。

 

ただし、日の出の時刻は季節によって「4時〜7時」とかなりバラつきがあるため注意しましょう。

同じ釣り場でも、夏場はオープン前にすでに太陽が出ていることもありますし、冬場はオープンと日の出が重なることもあります。

最も日の出が早い6月中旬は朝4時から太陽を拝めるそうです。

 

いずれにせよ、日が昇り始めるタイミングはトラウトの反応も格別です!

短時間で連発することもあるので、期待に胸を膨らませて、釣り場までの道中を楽しんでくださいね!

 

朝イチでもトラウトが釣れないケースもある!
予想外に備えよう!

ケース①:気温が低すぎる朝(=水温7℃以下)は釣れにくい

朝イチでトラウトが釣れない原因のひとつに、「気温が低すぎる(水温7℃以下)」ことがあります。

冷たい水を好むトラウトですが、寒すぎると彼らも体が動かなくなってしまうのです。

生き物が相手ですから、こればかりは仕方のないこと。

氷点下に近いような朝は、「あれ?全然釣れない...」と、その日の釣行に不安を感じてしまうかもしれません。

 

ですが、安心してください!

魚がいなくなったわけではなく、「口を使うまでの立ち上がりが遅い」という背景があるだけなんです。

気温が低すぎる朝イチは、太陽が昇り、水面が日光で照らされるのをじっと待ちましょう。

少し時間が経って水温が上がってくれば、トラウトの活性もグンと高くなることが多いですよ!

 

ケース②:前日叩かれたことで、警戒心の強い個体が多いと釣れにくい

管理釣り場では、競技者向けの本格的な大会(エリアトーナメント)が数多く開催されています。

全国からレベルの高いアングラーが集まり、大会当日はバシバシ魚が釣られていきます。

こうなると、トラウトたちが強烈なプレッシャーを受けているのは想像しやすいかと!

 

また、休日や祝日の人気も凄まじいです!

静岡県の「東山湖フィッシングエリア(300人以上を収容可能)」のような巨大な釣り場であっても整理券が配られるほどの大混雑になることだってあります。

これだけ大勢の人間からルアーを投げられれば、トラウトが受けるストレスは相当なものでしょう。

 

こうした混雑の翌日は、朝イチであってもトラウトが疲れ果て、なかなか口を使わないことがあるんです。

前日の放流魚が残っていればチャンスですが..。

基本的には一筋縄ではいかない「難しい日」になると考えてくれてOK。

 

もしあなたが「祝日・休日明け」に釣行して、「なかなか釣れないな?」と感じたら、トラウトの体調に合わせて「軽め」「地味系」といった控えめなルアーをセレクトしてみてください。

私たち人間も、体調を崩している時はステーキよりも「お粥」や「うどん」のような優しい食べ物が欲しくなりますよね?

それと同じで、疲れているトラウトには、優しくアピールするルアーが効果的なんです!

 

【早起きは三文の徳】
眠いけど、朝イチで管釣りに行くのってお得!

朝イチは魚の活性が高いので、やる気のあるトラウトを圧倒的に見つけやすい時間帯です。

このチャンスタイムにさまざまなルアーを試し、魚の追い方や食い方をじっくり観察してみてください!

高活性なトラウトを次々と釣り上げる経験は、何物にも代えがたいスキルアップに繋がります。

 

僕個人としては、「朝イチの1時間は、その日の釣果を大きく分けるターニングポイント」だと確信しています。

このタイミングで釣れた魚の反応をヒントにすることで、その後の時間帯でも1匹、2匹と釣果を伸ばしていけるようになるからです。

 

魚が釣りやすくて、その後の釣りも有利に進められる。

そう考えると、朝イチってめちゃくちゃお得だと思いませんか?

朝早いのは少し大変ですが、前日は早く寝るなどの工夫をして、ぜひ朝イチからエリアトラウトを全力で満喫してみてくださいね!

 

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