トラウトの生態・習性

曇りはトラウトの生態や習性をどう変える?具体的なシチュエーションを例にわかりやすく解説!

今回の記事では、「曇りがトラウトの生態や習性に及ぼす影響」についてご紹介です。

我々釣り人にとって嬉しい変化なのか気になりますよね!

トラウトに起きる行動の変化だったり、実際の釣行日をイメージしやすいよう具体例もまとめたので、興味のある方は最後まで読んでみてくださいね!

 

曇りはトラウトの警戒心が和らぐタイミング!

曇りの日は、トラウトの警戒心が和らぐ傾向にあります。

空が曇ると、トラウトが生息している水中に大きな影響が出ることが理由です。

たとえば、日差しが弱くなり水中の世界が薄暗くなることが挙げられます。

普段なら察知できる「外敵」や「擬似餌」の存在を見落としてしまい、少しずつ警戒心が弱まります。

 

これだけは断言しますが、曇りはトラウトフィッシングを楽しむ上で最高の天気です。

日差しを弱める以外にも、曇りは水温や気圧を低下させることで、トラウトのやる気を引き出します!

警戒心が和らぎ、やる気のあるトラウトは非常に大胆。

釣り人のアプローチに対して素直に口を使うため、トラウトフィッシングの成功率が大きく変わりますよ!

 

曇りがトラウトの生態と習性に与える影響は?

大前提ですが、トラウトは「強い日差し」「高水温」「高気圧」を嫌います。

その理由を以下にまとめまたので、ざっくりを目を通してみてください!

 

【トラウトが苦手なシチュエーションとその理由】

  • 日差しが強い:外敵から発見される可能性が高いため。
  • 高水温:変温度物なので体を上手に動かせないため。
  • 高気圧;浮袋が縮んでしまい活性が低下するため。

 

上記のようなトラウトが嫌う状況をガラッと変えてしまうのが、曇りのすごいところ。

それでは、今回の記事の本題である「」について見ていきましょう!

 

影響①:積極的にエサを追うようになる。

曇りの日のトラウトには、積極的に捕食活動を行うという習性をもっています。

太陽に雲がかかることで、トラウトが嫌いな「強すぎる日差し」や「高水温」が落ち着くからです。

外敵に見つからないように、水中の深い場所や日陰に隠れていたトラウトもエサを求めて動き始めます。

 

ちなみにトラウトは、夏場と冬場では食べるエサが違います。

夏は水面を飛ぶ「陸生昆虫」を好んで捕食するんです。

冬は水中で生活している「水生昆虫」を食べてトラウトは命を繋いでいます。

 

トラウトフィッシングの成功率をあげるなら、「マッチ・ザ・ベイト」を意識してみましょう。

普段トラウトが食べるエサに合わせた、ルアーやフライの「種類」「サイズ」「色」を選択するんです。

警戒心の強いトラウトでも口を使うようになり、周囲のアングラーに釣果で差をつけられますよ!

 

影響②:遊泳層が変化する。

曇りの日は、トラウトの遊泳層(泳いでいる水深)を変化させます。

その理由は、トラウトが「強い日差し」を嫌うからです。

日差しが強いと、トラウトは逃げるかのように河川や池の深い場所だったり、障害物や岩の影に隠れてしまいます。

 

ですが、空に曇がかかると日差しが弱まり、トラウトが姿を現して泳ぎ始めます。

水面付近を泳いでいるトラウトを目視できることもかなり増えるんです。

 

水中の深い場所にいたトラウトが、水面付近を泳ぐようになる。

このことから「曇るとトラウトの遊泳層が上がる」ことが言えますね!

 

水面付近を泳ぐトラウトからは、釣り人の姿が丸見えです。

トラウトを少しでも警戒させないように、工夫を行いましょう!

物音を立てない、水面に影を映らせないといった小さい工夫で釣果が変わりますから、お試しあれ!

 

影響③:浮袋を膨張させる。

曇りの日は、トラウトの体内にある浮袋が膨張します。

浮袋とは、魚が水中で浮き沈みを行うための器官のこと。

体力を使わず、水中を漂うのにとても重要な器官になります。

 

どうして、曇りというただの天気がトラウトの体内にまで影響を及ぼせるのでしょうか?

その秘密は「気圧」に隠されていました。

 

曇りの日は、空気が物体を押す力である「気圧」が低下します。

気圧より、浮袋が膨張する力の方が強くなるというわけです。

そのため、曇りの日はトラウトの浮袋が膨張する傾向があります。

 

浮袋が膨張しているトラウトは積極的に水中を動けるようになるんです。

ほかにも、体力を消費せず遊泳層を調整することが可能になります。

管理釣り場だと、池の隅々でやる気のあるトラウトが回遊しているくらいです!

 

曇りには2パターン存在している!
それぞれ違いを理解して、トラウトフィッシングに応用しよう!

曇りには、2つのパターン存在しています。

1日中曇りパターンか、晴れ時々曇りパターンのどちらかです。

パターンごとにトラウトの生態や習性が異なるので、それぞれの違いを理解しておきましょう!

 

トラウトフィッシングに役立つ知識を厳選しているので、お役立てくださいね。

 

パターン①:終日曇り

朝から晩まで曇りが続くと、長い時間をかけてトラウトの警戒心が弱まります。

警戒心が和らいだトラウトは、エサを求めて水中の広範囲に居着いたり、水中の隅々まで回遊するようになります!

普段の生活している場所など関係ありません。

 

トラウトフィッシングで自由自在に動き回るターゲットを狙うなら、決めつけないことが肝心です。

経験から「今日は水面付近が釣れる!」「いやいや、深場だよ!」となった時点で、あなたが出会える魚の数は減ります。

釣れるはずのトラウトを見逃してしまう確率が高まりますからね!

 

パターン②:晴れ時々曇り

晴れ時々曇りという条件下で、トラウトフィッシングを楽しむこともあるでしょう。

日差しが強く、水温の上がる「晴れの日」は、トラウトの警戒心が強まります。

水中から地上にいる釣り人が見えやすかったり、暑さでバテて動けなくなることが理由です。

 

当たり前ですが、警戒心が強いトラウトを釣るのは一筋縄ではいきません。

釣り人としての経験値や腕前が必要になります。

トラウトフィッシング始めたばかりの方からしたら、萎えてしまっても仕方がないです。

 

「晴れていて釣れない...」といった時にこそ、太陽に雲がかかるタイングが非常に重要。

いっきにトラウトの活性が高まることがあるんです!

急に警戒心が弱まったトラウトが、水中を飛び跳ねる習性(=ライズ)を管理釣り場でなら目撃できます。

 

ライズ中のトラウトは、高い確率で水面付近のエサを意識しています。

トラウトフィッシング始めたばかりの方には、ぜひ「トップウォータープラグ」を使ってみてほしい!

貴重な1匹のトラウトに出会えるかもしれませんよ〜!

 

トラウトフィッシングにおいて、曇りの日のデメリットは存在する?

実は、トラウトフィッシングにおいて、曇りの日のデメリットは存在します。

結論から言うと、「活性の高いトラウトの場所を絞りにくい」という点です。

ある程度は釣れるけど、「これが正解!」を曇りの日はなかなか見つけらません。

 

曇りの日は、水中の明るさが全体的に下がります。

日向や日陰に差が生まれず、トラウトが身を隠せる場所が減るんです。

普段なら日陰で安定した釣果が出せていても、曇りの日は同じようにはいかないかも...。

 

釣り人にとっては厳しい状況ですが、暗く捉えないで、明るく捉えましょう!

普段は狙わない「トラウトが身を隠しやすい場所(日陰以外)」に探りを入れるのが面白くておすすめ。

 

僕は、管理釣り場なら「地形変化(カケアガリ)」「水車付近」を狙いたくなります。

自然フィールドだと「岩陰」「ヨレ(水流の乱れ)」を果敢に攻めるのが楽しそうです。

 

こうやって、新しい引き出しを少しづつ増やしていくと、釣り人としての経験や技量が育まれていきますよ。

 

まとめ

曇りがトラウトの生態や習性に与える影響についてご紹介してきました。

下記に結論をまとめておきますね!

 

【曇りがトラウトの生態や習性に与える影響】

  • 警戒心を和らげる。
  • 積極的にエサを追うようになる。
  • 遊泳層を上げる。
  • 浮袋を膨張させる。

 

といった感じです。

どれもトラウトのやる気を高めてくれるため、曇りは釣り人からしたら最高に嬉しい天気だと言えます。

 

ただし、冬場の曇りには注意しましょう。

水中に届く日差しが弱すぎてしまい、トラウトが動けないくらいまで水温が低下することがあるんです。

稀ですが、こういった現象が起こるのも事実。

トラウトフィッシングを楽しむのに必要な知識は、どんどん吸収していってくださいね!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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