今回の記事では「川に生息するトラウト」について解説していきます。
具体的には「どんなトラウトが釣れる?」「トラウトが生息する川の特徴は?」「川のどこに身を隠している?」といった内容でお届けです。
ほかにも、釣り人が知っておくべき「禁漁期」にも触れていきます。
興味のある方は、参考にどうぞ!
Contents
日本の川にはトラウトが生息している
トラウトとはサケ科の魚を総称した呼び方です。
中には、「サケって海に生息する魚でしょ?」と思う人もいらっしゃるのでは?
英語圏では淡水域で一生過ごすサケ科の魚を「トラウト」、淡水域から海に降るサケ科の魚を「サーモン」と呼びます。
淡水域とは、水に溶ける塩分濃度が極めて低い(0.05%未満)水域のこと。
具体的には「川(=河川)」「湖」「沼」「池」が該当します!
日本の川には多種多様なトラウトが生息していて、その美しさにたくさんの釣り人が魅了されているんです。
今回の記事では、日本の川に生息しているトラウトに焦点を当てて解説していきます!
管理釣り場に放流されているトラウトとは違う、野生みあふれる彼らの秘密に迫りましょう!
日本の川で釣れるトラウト
日本の川では多種多様なトラウトを釣ることが可能です。
ここでは、日本の川で釣れるトラウトについてご紹介していくのですが、その前に「川の分類」について説明させてください!
実は、日本の川は「源流」「渓流」「本流」3つのエリアに分類されるんです。
最も上流域が「源流」と呼ばれる、川が流れ始めるエリアとなります。
源流よりも下流にあたるところが「渓流」と呼ばれ、さらに下流が「本流」です。
一般的に、川幅が10mを超えたところあたりから渓流から本流に切り替わると考えておけばOK!
川の分類を説明した理由は、「源流」「渓流」「本流」で生息しているトラウトが違うからです!
それぞれのエリアに「どんなトラウトがいるのか?」一緒に見ていきましょう。
ヤマメ&アマゴ
最もメジャーなのがサケ科サケ属の「ヤマメ(山女魚)」「アマゴ(雨子・天魚)」です。
渓流域や本流域に生息していて、昆虫や小魚を捕食しております。
非常に警戒心が強いため、人の気配を感じると、俊敏な動きで逃げていきますよ〜!
イワナ
サケ科イワナ属の「イワナ(岩魚)」も日本の川に生息しています!
基本的にはヤマメやアマゴよりも上流域に生息していて、川の流れ始めである「源流域」に住み着くことが多いです。
イワナも警戒心が強いため、水中にある岩陰に潜んでエサを捕食します。
ニジマス
管理釣り場のメインターゲットである「ニジマス(虹鱒)」も釣れます!
北米原産のサケ科サケ属であるニジマスは、もともとは日本には生息していませんでした。
ですが、人為的な放流が行われたため、今では日本各地の川の本流から渓流域に生息しているんです。
その他
このほかにも、北海道の限られた川にのみ生息する、日本最大の淡水魚「イトウ」だったり。
在来種とは違う外見や力強さをもつ、ヨーロッパ原産の外来種「ブラウントラウト」も、日本の川で釣ることができるトラウトです。
ちなみに渓流魚には別名があり、「渓流の王様=イワナ」「渓流の女王=ヤマメ」です。
釣り人なら1度はお目にかかりたいですね♪
トラウトが生息している川の特徴
日本の川で釣れるトラウトをご紹介してきました。
多種多様なトラウトですが、彼らが生息している川には共通した特徴があるんです!
絶対条件は「水温が低い」ということ。
トラウトには「冷水性」と呼ばれる、年間を通して水温が低い水域に生息するという習性があります。
そのため、水温が年間を通して大体10℃〜15℃に保たれる川に生息していることが多いです!
水温以外にも、「透明度の高い水質」「水に酸素がたくさん溶けている」「エサ(水生昆虫や小魚)が豊富」という条件が揃ったら完璧。
トラウトにとって桃源郷でしょう。
これら全ての条件を満たしていて、野生のトラウトに出会える超有名な川をいくつかピックアップしておきます。
北の大地、北海道で尺ヤマメを狙える「尻別川(しりべつがわ)」。
関東屈指、東京とは思えないロケーション「奥多摩川(おくたまがわ)」だったり。
関西なら、奈良県にある水質の透明度が高く、美しいアマゴを釣れる「天ノ川(てんのかわ)」が超有名です!
川にはトラウトが身を潜めている場所がある!
川にはトラウトがよく身を潜めている場所があります。
この知識は釣り人なら把握しておきましょう!
トラウトが身を潜めている場所を見極める観察力が育まれますよ。
大前提として、トラウトは上流から流れてくる「エサ」を捕食することが多いです。
トラウトからしたら水の流れが速すぎる場合、エサを食べにくくてしかたない!
そのため、水の流れが穏やかな場所にトラウトは身を潜めるのです。
具体的には以下の場所が該当します。
- 瀬尻:速い水の流れが終わる場所
- 岩陰(岩の裏):水の流れが岩により遮断される場所
- 落ち込み:高いとこから水が流れ込んでいる場所
- 淵(ふち):水深が深く、ほとんど流れがない場所
- トロ場:水深があり(目安は胸や腰の高さ程度)、流れが緩い場所
上記の場所以外にも、トラウトが身を潜めている場所は存在します。
ですが、まず押さえるべきポイントは「水の流れが穏やかな場所にトラウトは身を潜める」という大前提です。
基本を覚えてから、次のステップへと、着実に釣り人に必要な知識を蓄えていきましょう!
【注意】
川には禁漁期間がある!
正直に言います、現在「自然産卵(人の手を借りない自発的な産卵)」で生まれるトラウトの個体数は減少傾向です。
「地球温暖化」「森林伐採」「新しい建築物」が大きく影響しているので、ある程度は仕方ありませんが..。
トラウトが大好きな釣り人なら「無視できない問題」です。
少しでもトラウトの減少を食い止めるために、僕たちは「禁漁期」と呼ばれる絶対的なルールを厳守すべきです。
一般的に「9月末から翌年3月」は、川に生息するトラウトの産卵を守るため、川で釣りをしてはいけません!
そのため禁漁期間中に、管理釣り場に通う人も多いんです。
未来の子供や孫のためにも、僕たちがトラウトの個体数を守りましょう。
素晴らしく美しいトラウトに、出会ってもらいたくないですか?
「昔はヤマメやアマゴという魚がいたんだよ〜」となっていては悲しすぎます。
一緒にトラウトフィッシングという、最高のアウトドア文化を残していってくださいね!
まとめ
川で釣れるトラウトについて解説してきましたが、いかがでしたか?
具体的には「釣れる種類」「生息する川の特徴」「身を潜めている場所」など、内容盛りだくさんでしたね!
今回の記事を通して、トラウトフィッシングに挑戦する人が増えてくれたら嬉しいです。
トラウトの個体数を守るためにも、禁漁期間は厳守ですよ!
年間を通してトラウトを釣りたい方は、ぜひ管理釣り場に足を運んでみてください。
初心者さんでも、比較的簡単にトラウトに出会えることをお約束します!